その行動の動機は「愛」か「恐れ」か

愛か恐れか。動機。アラン・コーエン

2007年、生死の淵で自分の使命がわかってから

どうやってその道に進めばいいのか、

誰に訊けばいいのかもわからずとりあえずお金を稼がなくてはと英語講師の仕事をしつつ、

お金を稼ぐための仕事から、ライフワークと呼ばれるたましいの「天職」へと

少しずつシフトしていくことになりました。

使命のビジョンを見たといったもそれが本当なのかどうか

本当に神様とか天命とかたましいとか、そういう世界があるのかと疑う気持ちも大きかったです。

そんな時、アラン・コーエンさんの本

「魂の声に気づいたら、もう人生に迷わない

にはずいぶん助けられました。

amazonの履歴によるとこれを購入したのは2011年12月ということで7年前。

何度も繰り返し読み、エキスを吸い取ったのでリサイクルに回しました。

この本で私が最も学んだことは

ある行動を取る際にそれが愛に基づくものであればそのまま進めばいい

それが恐れからならやめた方がいいという内容。

なぜなら神は愛だから。

私たちは人間関係のやり取りや、仕事やその他の活動をするかしないか選ぶ際、

それが純粋に「やりたい」という動機で自分も関わる他者のたましいも喜ぶことであれば

最初は困難に見えてもいずれうまくいくということです。

宇宙の流れに乗っているということですね。

逆に

「人に良く思われたいからある行動をする」

「嫌われたくないから気が進まないけど誘いに付き合う」

「お金が無くなるかもしれないからその不安を消すために気乗りしない仕事でもやる」

これらは「恐れ」が動機になっています。

恐れが動機であり続ける限り、ずっと恐れを動機として行動するということからは逃れられません。

恐れが動機で始めたことであっても途中で徐々に「愛」からの行動に変わってくる場合もあります。

また、今の仕事が「恐れから」辞めずに続けている場合、

だったらさっさと辞めて本当にやりたいこと、愛からの動機でやれることを始めたらいいのかというと

それはケースバイケースということになります。

いきなり仕事を辞めてしまって、かえって「不安」の方が強くなってしまう場合は

今の仕事にとどまりつつ、本当にやりたい活動について少しずつ学ぶとか、

週末だけその活動に参加するなどして

ちょっとずつシフトしていくのが良いと書いていたように思います。

蓄えもあるし、辞めてもしばらくはやっていけるという準備万端な人の場合は

さっさと辞めて本当にやりたいことを始めたらいいかもしれません。

動機が「愛」なのか「恐れ」なのか、

あらゆることに言えることですが、

「恐れ」からの行動は生きる喜びを失わせます。

本当はやりたくないことでも「〇〇に怒られるから仕方なくやる」という場合、

いのちの力が縮こまってしまうような感覚になります。

恐れからの行動をゼロにするのは難しいかもしれませんが、

なるべく愛からの行動にできれば日々の幸せをより深く感じられるでしょう。

自分の行動もそうですし誰かに助言をする際も同じです。

特にカウンセリングのような仕事だったり、スピリチュアルだったりや占いのお仕事では

「〇〇をしたら怖いことになる」

「こんな悪い印象をあなたから受ける」

「(やる気になっている人に対して)その方法は失敗するんじゃないか。やめた方がいい」

など本人を不安にさせたり、恐怖を感じさせ、その恐怖からの行動を促すようなアドバイスはどうかと思います。

愛からの行動はまさに「今」に意識があり、地に足が付いた感覚ですが、

恐れからの行動というのは「未来の不安」ということですね。

例えば災害時用に避難グッズを用意する場合も、

「どうしようどうしよう」と恐怖心から用意するのと、

「これがあれば数日は安心。あとはその時に全力を尽くそう」とそのことで安心できるのとではずいぶんと違います。

恐怖をベースにした行動は日常のやるべきことに集中できなくなったり、本人の成長や喜びにはつながらないかと思います。

まあ長い目で見ればそれも学びだったとなるでしょうが。

アドバイス一つでも、その人が喜びの心で行動できるような、

不安ではなく安心を感じるための行動につながるような

言葉の使い方をしたいです。