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実家のわんこが亡くなりました

実家で飼っていたチワワのモモちゃんが昨日亡くなりました。

亡くなる2日前に具合が悪くなり、病院に行ったものの点滴の途中で亡くなったと、連絡があったそうです。

今年の夏に4年ぶりに会ってきたのですが、14歳ということもあり、ずいぶん弱っているように見えました。

目もあまり見えていないらしく、また内臓の状態もすでに悪かったようです。

前は撫でることもできたのですが、夏に帰った時は撫でようとすると怒って噛んでくると聞き、撫でたかったけど諦めました。

実家のわんこなのでたまにしか会うことは無かったけれど、今本当に辛く悲しい気持ちでいっぱいです。

 

いっぱいヨシヨシしてあげたかった・・・・。

 

たまにしか会っていない私でさえこんなに辛いのに、飼い主である父の悲しみは如何ばかりか・・・・。

 

実はモモちゃんをペットショップで選んだのは私なのです。

 

 

 

2011年、当時、実家では弟の犬たち(当時は2匹だったか3匹いたのか忘れましたが)を父がお世話をしていました。

 

弟夫婦が住んでいたアパートがペット禁止だったにもかかわらず飼っていたのが見つかり、次の住まいを探して引っ越すまで、実家に預けていました。

 

そして3月、東日本大震災がありました。

津波が来るかもしれないと実家に電話すると、地震があったことに気づかずに父は犬たちの散歩中でした。

 

3月下旬、弟が次の住まいが見つかったから引き取りに行くと行ったところ、父としては返したくなかったようです。

数か月間父は弟の犬たちの面倒を見ていて、情が移ったのでしょう。

 

で、弟が新しい犬を父にプレゼントするという作戦を母が思いついたのです。

また、父は母や叔母に小言を言ったり、時には暴力を振るうこともあったようで、母からすると犬たちがいることで注意を反らしてもらう目的もありました。

 

母の作戦はもちろん父には内緒で、弟が犬を買ったことにしたのですよね、お金は母が出したのですが。

※このように、この件以外にも父に隠し事をする母、それに巻き込まれ続けてきたのです、私たちは。めちゃくちゃ変な家庭環境で、機能不全なのは母にも原因があるのです。このことについてはまた別の機会に。

 

で、弟はペットショップに行く時間が取れないので、私が代わりに行き、2匹か3匹、候補の子の写真を撮って母にメール。

 

最終的にこの子、となったのがモモちゃんでした。

 

モモちゃんを私の自宅に連れて帰り、翌日に弟が引き取りに来て、そのまま実家に連れて帰ったのです。

 

手のひらに乗るくらいとても小さくて、可愛かったです。

 

当時小学生だった二人の娘も可愛い可愛いと、わんこを見て喜んでいました。

父の犬だとわかっていても、手放すのがやっぱりちょっとがっかりするというか・・・。

 

弟が犬を実家に届けた後、名前は「モモちゃん」になったと聞きました。

ひと月後のゴールデンウィーク、私も娘たちもモモちゃんに会いたいので実家に帰省。

 

そして忘れてはならないのが、弟が買ってきたことになっているので、私たちは初めてモモちゃんに会うという演技をしなければなりませんでした。

 

「おっきなったねえ」と言いたくても言えない。

 

モモちゃんとの出会いにはこのようなエピソードがあったわけなのです。

 

モモちゃんは箱入り娘のように、父から大事に大事に育てられ、約8畳の部屋を与えられ、散歩に行く際は綺麗な道しか歩かせたくないと、抱っこをしてそこまで行く始末。

 

翌年の2012年、捨て犬だった元気を飼うことになり、帰省した際に連れて帰るもモモちゃんには会うことは禁止。

 

元気という名前ですが女の子です。

 

元気は身体能力が高く、ケージに入ってもよじ登って脱走していました。

またモモちゃんとはうって変わって野生児のように凶暴なところがあったので、確かに小さいモモちゃんが噛まれたら大変なことになります。

 

モモちゃんは過保護に育てられていて、他の犬との交流もほとんど無かったので、それはそれでかわいそうな気もしていました。

 

父が過保護なのは過剰な心配性と怖がりだからでしょうね。

 

ちょっとしたことでも心配する性格で、また自分の思い通りにいかないと切れることもあり、母としては余計な刺激を与えないように、父には結構隠し事をしているのです。

 

とにかく、型にはまったルートを行くのが安全で良いことだと思っているので、常に他人軸。

 

自分の殻を破って、自由に、自分自身を生きるなどということは理解されない(笑)。

そんなことをしたら人生台無しになるんじゃないかと本気で思ってるっぽい。

 

両親は性格は違うけれど、考え方はよく似ていて、心配症で悲観的で他人軸で自己不信が強い。

 

だから何かを相談しても、「自分を生かさない方向」でアドバイスをくれるので、逆効果。

 

そんな親の元で育ったモモちゃんは、本当はもっと幸せな道があったのかもしれない、とちょっと思ってしまう自分もいて。

 

でも父は過保護であったとしても愛情はあったので、それを感じ取って受け取っていたよね、とも思います。

 

私にとっても、モモちゃんの死は大きな喪失ですが、

今、一番辛いのは父です。

 

大事に大事にしてきたモモちゃんを喪った悲しみはとても深いでしょう。

 

モモちゃんは姿は見えなくなったけど、父のそばにいてあげてほしいなと思います。

 

私も3年前に元気を亡くし、今も思い出すと涙が出ます。

 

新たなペットを迎え入れる気持ちも、まだありません。

 

 

お読みくださりありがとうございました。

 

 

 

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