我が家のペットロスとグリーフワーク
久々の投稿。この記事は個人的な内容となります。
7月23日に我が家のわんこ、「元気」が永眠いたしました。
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この記事を書いているのは7月31日。
23日に天使になって以来、毎日お供えをし、散歩コースだった道を歩いています。
最初の数日間は泣きすぎて顔が腫れるほどでしたが、今はちょっと落ち着いてきたのかもしれませんし、まだ実感が薄いのかもしれません。
本当の意味で大きな喪失と悲しみに向き合うのは、もしかしたらもう少し先なのかもしれません。
10年前、赤ちゃんの時に近所の公園に捨てられていたわんこでした。
女の子でしたが、来た時からやんちゃでケージをよじ登って脱走。
名前通り「元気」いっぱい。
今年の4月末にてんかんの発作を起こすまでは、10年間のうち1回か2回胃腸風邪になったくらいで本当にいつも元気でした。
5月からはてんかんの薬を飲むようになり、副作用で横になっている時間が多くなり、水をよく飲むようになりました。
頭もぼーっとするのか、トイレ以外でおもらしをすることも増えていました。
これは2年前の元気な時の写真です。
このバッグを見たら「お出かけ」ということで嬉しがって毎回自分から中に入っていくのでした。
雑種でしたが、お顔はなかなかの美人で、体重は6キロちょっと。
見た目に似合わず結構やんちゃで運動神経も良く、寄ってくるのに撫でると怒って噛むというなかなか個性的な子でした。
お父ちゃんのいない時はテーブルに乗り、食べ物を探したり、若い頃は私たちが食べている横から唐揚げとかシャケをものすごい勢いでかっさらって一気に食べてしまうこともありました。
こんな風に食いしん坊なので、食べすぎにいつも注意しておりました。
でもあっという間に亡くなってしまい、もうちょっと好きな物をあげても良かったのかな、とも思いました。
天使になった今は人間用の食べ物や飲み物も自由に口にできるよね、と好きそうなものをお供えにしています。
7月23日の14時過ぎ、大好きなお父ちゃんに抱かれて逝きました。
私も次女も号泣し、何度も何度も元気の顔や頭、耳、身体を撫でました。
長女はバイトを早退して帰ってきました。
この1週間、いっぱい泣きました。
いままで当たり前のように一緒にいた子がいない喪失。
仕事から帰ってきた時、「キャンキャンキャン!!!」と大喜びで迎えてくれたあの可愛い姿はもう二度と見ることができない・・・・・。
部屋に残された元気の痕跡を見つけては思い出し、涙です。
ケージはまだ片づけておりません。
元気はおもちゃを買ってあげても噛んで破壊したので捨てるはめになり、ほとんど残っておりませんでした。
飼い主である私や娘は何度も噛まれましたが、それでも、表情豊かなしぐさを見ては可愛い可愛いと言って楽しい時間を過ごしてきました。
毎日同じ部屋で寝るのが習慣になっていて、冬は私の布団に潜り込んで足元で一緒に寝ていました。
これから先、私自身のグリーフワークも兼ねて、ペットロスの気持ちの変化を記録しておこうかと思っています。
このブログにアップするか、もう一つペットロス用にサイトを作ろうか考え中です・・・。
最期は心のこもった葬儀をしていただき、お骨も綺麗に残っておりました。
7月24日午後。可愛い姿との最後のお別れです。
順番に抱っこしていっぱい撫でました。
この日以来、昔のPCやSDカードなどから元気の写真を一つのUSBに集めております。
葉祥明さんの本。「虹の橋」。
葉祥明さんの絵が好きなこともあり購入しました。
横のカードは義理の姉がお供えのお花と一緒に送ってくれたものです。
義理の姉も愛犬のポメラニアンを亡くし、ペットロスを体験しています。
亡くなった後、どうにかして元気の存在を感じたい、霊となって出てこないかな、と思ってしまいます。
人間と犬、種は違っても心を通わせてたので辛くなりますね。
犬の方が(あるいは他のペットでも)人間よりも心が通じ合っていた、という場合は人よりもペットを亡くす悲しみの方が深くなることもあると思います。
言葉を使わずともコミュニケーションが取れますし、深いつながりが生まれることも多々ありますから。
まだ半分夢のようで、実感がわかない部分もあります・・・。
また後日思いをつづります。
今日もお読みくださりありがとうございました。