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ライフワークまでの道のり⑧ なんで仕事がないの?!学びが仕事につながらない?グリーフケアでは収入を得られない?!研究所修了後の進路

上智大学グリーフケア研究所。進路

グリーフケア・スピリチュアルケアで収入を得られないという現実

上智大学グリーフケア研究所に入って学ぶ目的が

グリーフケア、スピリチュアルケアを「仕事としてやっていきたい」というものでした。

受講生の何割かは看護師や社会福祉士、宗教者の方で、普段の仕事で必要だからという人も多いのですが、将来仕事としてやっていきたいという私のような人も多かったです。

 

しかし、日本の現状ではグリーフケア、スピリチュアルケアを仕事にしているのは

「チャプレン」という専門職で、研究所ではその資格を取れるのかと思っていたのですが

取れるのは「スピリチュアルケア師」。

チャプレンは宗教者として訓練をうけている必要があります。

神学校などで宗教者の資格を得た人がさらに訓練をしてなるようです。

そのために海外で勉強し、海外でチャプレンの資格を取った人であれば

日本でも働ける場所があるようでしたが、まだまだ少ないようです。

スピリチュアルケア師はどこかの宗教に属さなくてもなれます。

しかし仕事はなく、スピリチュアルケア師は病院の緩和ケアや遺族会などボランティアベースというのが現状のようでした。

(2013年当時)

 

 

グリーフケア修了後の進路 導かれたように、家の近所にある遺族会に

研究所2年目では遺族会実習があります。

わたしは高木慶子先生が25年以上やっている神戸の遺族会(ゆりの会、わすれな草の会)

でお世話になりました。

その実習先で指導してくださった先生が私と同じH市在住

その先生も研究所の修了生でもあり、髙木先生とは10数年の付き合いだそうで、

研究所修了後2012年にH市にて遺族会を設立。

修了後はそこに来てくださいということでスタッフとしてお世話になるように。

驚くことに家から5分。

驚くべきシンクロニシティだと思いました。

 

人の口を伝ってメッセージが私に。周産期のグリーフケアの会を立ち上げる


この会は私が立ち上げました。

天使ママ・天使パパの会 関西

なかなか人が集まらないのですが、新型出生前診断などのこともあり、

今後必要とされると思います。

2013年の年末だったか、2014年の年明けだったか、

修了後の進路を考えている時に、自分で会を立ち上げようかどうか迷っていて、

「ああ、どうしようかな。やめようかな。立ち上げようかな。」と

心の中で結構迷いながらスーパーに買い物に行きました。

その時知らない女性同士の会話で

「やりたいことはすぐにやった方がいい。早く決断した方がいい」と話しているのが耳に入ってきて

「ああ、これは私のことね。だったらやろう」と。

2018年現在も継続中。

カウンセラーの求人広告を探す日々。心惹かれたのはNPO代表の実体験を書かれたブログ

上智大学グリーフケア研究所を修了し、ボランティアベースでの活動の場は得たものの

やっぱり仕事としてやっていきたいという思いは変わらず。

英語の仕事をやりながらカウンセラーの求人情報を探す日々でした。

民間のNPO団体で通信で取れる心理カウンセラーの資格も取りました。

そんな時あるNPO団体を見つけました。

 

代表の上原よう子さんのブログには幼少期からの虐待体験がつづられてありました。

ブログの文章からはまっすぐとても強い思いが伝わってきたので一度問い合わせてみようと

門をたたいたのがNPO法人虐待問題研究所でした。

 

(2016年頃からこちらでもボランティア活動月1回、他、グリーフケアの講座をさせていただいたりと

実際にお給料をいただけるようになりました。

講座受講生が集まらないと給料はないので、

不安定ではありますが

自分の学んできたグリーフケア・スピリチュアルケアの講座でお給料がもらえるということは

驚くべきことであります。

英語を教えるよりも実は向いていると感じながらいつも講座をさせていただいておりました。

現在も継続中です。)

 

しかしこの団体に所属しても2年ほどはあまり活動したことがなく

当時はやはり英語の仕事を辞められずに、

相変わらず求人情報を見続ける日々だったと思います。

 

人の心に関わる仕事がしたい・・・求人の条件は「臨床心理士資格保有者」がほとんど

カウンセラーを募集しているところの条件は

臨床心理士の資格が必要というと所がほとんどでした。

大学の心理カウンセラー募集や心理相談員募集なども調べましたが

働けそうなところはありませんでした。

あるカウンセリングルームがカウンセラーを募集していたので

研究所で学んだ経緯やボランティア活動のことを書いて書類を送付しましたが連絡がありませんでした。

 

2014年、2015年は英語の仕事を続けながらボランティア活動にも月に数回関わるようになりました。

やはりグリーフケア・スピリチュアルケアに携わっているときが心が喜ぶということを実感していました。

ボランティアベースが基本ですがはっきりいってお金をもらわなくても関わっていきたい活動です。

 

しかしお金がないと生きていけないので、どうにかグリーフケア・スピリチュアルケアを仕事にできればと思う日々でした。

 

 

続きます。ライフワークまでの道のり⑨ 仕事を辞めるかどうか葛藤

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