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ネガティブな話を話せること、聴けることの豊かさ

ネガティブな感情を抱き続けると、それが現実化されてしまうと言うけれど・・・

外の世界は確かに自らが放った「波動」がタイムラグを経て現実化したものです。

 

辛い、苦しい、悲しい。

 

 

あの人に会えなくて寂しい。

 

 

どうして私だけこんな目に?

 

 

どうしてあの人ばかり!私だって幸せになりたい、満たされたいのに・・・・。

 

「このような気持ちを抱えていたらこれからもずっと良いことなんてないよ。だからもっと前向きに考えなさい。」

こんなことを言われても、勝手にそう心が、気持ちが思ってしまうものはコントロールできません。

ネガティブ(とされる)感情を抱き続けると、現実はずっと変わらないとわかっていても、わいてくる感情はコントロールできません。

 

ネガティブな感情は悪いのでしょうか?

私はそうは思いません。

確かに、そのような気持ちをずっと抱いていると不快ではありますし、しんどいです。

目の前のことが手につかず、心ここにあらずという状態になってしまいます。

 

でも、ネガティブな感情というのは、その根っこにこそ本当の思いが隠されています。

その本当の思いというのは、本当に純粋でシンプルな欲求だったり、自分や誰かに対する愛だったりします。

 

豊かさが覆い隠されているのですね。

ネガティブがあったからこそ、出会えることもあるのです。

 

ですから、誰かの悩みや相談を聴くという行為に対して

「そんなネガティブな話を聴くなんて変わった人だ」

「しんどい話を聴いてしんどくならないの?」

と思う人が多いのですが、私にとってそれは違うのですね。

 

相談に来る側の、話の内容や、感じている気持ちは確かに「ネガティブ」かもしれませんが、そんな深い話をしてくださることに感謝なのです。

それは私を信頼してくださっているということであり、心を開いて語ってくれているということ。

心の奥に触れさせていただくことは、とても豊かな瞬間なのです。

「人に頼れない」

「人に迷惑をかけてはいけない」

と思う人は多いですが、頼られることに喜びを感じる人もいます。

 

心の深い所を見つめる作業、一人で内省する時間や、自分の心の内を誰かに打ち明けてじっくり聴いてもらう時間は、その内容がどうであれ、相手と心で繋がることそのものが豊かであると感じます。

相手の話を聴かせていただくことも同様です。

このような認識に至った最初のきっかけは、やはり2007年に第三子を失い、自分も生死をさまよったあの出来事です。

 

 

今日もお読みくださりありがとうございました。

 

 

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