願望実現を邪魔しているのは過去の思い込み。
引き寄せの法則、または創造の法則とも言いますが、私たちの願いは叶うようになっているのです。
正確には「思い込みが叶う」という意味で、「願いが叶わない」と言う人は「願いが叶わないという思い込み」が現実化しているというわけですね。
願いというのは、自我が意図し、潜在意識がそれを叶えます。
現実化するのは波動が現実化します、タイムラグを経て。
放った波動、エネルギーが次に来る現実を創ります。
種類によってはすぐに現実化されるものもあれば、時間がかかるものもあります。
意図したら、後は放っておくと良いと言います。
その意味は執着をせずに、願望に関することでもいいし、関係ないことでも何でもいいので、
ピンときたことをやる、良い気分でいられるように過ごす。
願いに関することをやる、やらないは実は関係ないのです。
するとベストなタイミングで願いが叶うということ。
行動するから叶うのではなく、良い気分で過ごし、「叶わないかも」という疑いの念を抱かずに(これが難しいのですが)
日々の暮らしを「今ここ」で心を開いて生きる、家の用事なり仕事なりを心を込めて「今に没頭する」ということをやっていくとやがて現実化します。
なぜ私の願いは現実化しないの?と思う人が大半だと思いますが、それは過去に影響されていることが大きいですね。
「あの時の願いは叶わなかった。だから今回もダメなんじゃないか」
「イヤな出来事が忘れられずに良い気分でいることが難しい」
「失敗体験や挫折体験がもはや当たり前になって、自己否定の念が強い」
「努力しても報われたことがとても少ない」
このように過去に受けた心の傷が、現在にも影響してしまっていると願いは叶いにくいです。
思い込み、波動が現実化するので、現実もネガティブなものになりやすいです。
しかし真実はというと、それらは思い込みであって、願望実現には関係ありません。
過去にそういうことがあって、私は辛いし苦しい、願望なんて実現しないのが私なのだ、という思い込みを抱いているというだけなのですね。
思い込みなので「幻想」なのです。
同じ幻想ならもっと心地いい幻想を抱けば、現実も好転していきます。
願望を実現しやすくするには・・・・
①心の傷を癒す
過去の出来事は幻想なのですが、それでも強い影響力があります。
過去は「今」にしか存在しませんが、私を含め「過去はある」と思い込んでいます。
癒されていない感情にアプローチし、解放することで心が変わり、心が変わると外の世界も変わります。
「本当はどうしたい?」
「本当はどう言いたかった?」
拾い上げることのできなかった本心本音をすくいあげて受け止めることで解放が進みます。
②身体からアプローチする
心の問題は身体にも現れていることがほとんどです。
具体的には骨格の歪みを整えることが最も重要かと思います。
歪みがあることが問題というより、歪みがあっても関節がよく動き、体液の流れがスムーズであれば病気予防にもなります。
姿勢が整えば心も整ってきます。
姿勢を良くするといっても単純に背筋を伸ばすということではなく、姿勢は足首や骨盤、肩甲骨、背骨全体と連動しています。
ヨガや瞑想では自己実現のことも言っていますが、エネルギーがちゃんと流れるためには背骨がとても大事だそうです。
私の場合以前は身体のことは軽視しがちでしたが、1年半前から歪みを取る体操やストレッチを継続していて、確かな効果を感じています。
身体の調子がいいことに加え、願望に前ほどこだわらなくなったのです。
そして、③で述べますが、目の前のことにより集中できるようになりました。
(過去の私、特に学生時代は目の前のことに没頭するのが難しかったです。掃除・片付けはやろうとしても体が動かず無理。勉強する時は内容に集中するというより、テストで〇〇点以上取ったら学年何位になるだろう、という未来のことばかり考えていました。)
願望はこだわればこだわるほど遠のきますからね。
願望は叶えようとしなくなったら叶います。
①に取り組みたいけどなかなかできないという場合は、身体面からアプローチすると良いかと思います。
ラジオ体操程度でも一つ一つの動作を丁寧にやるととても効果があるでしょう。
③目の前のことを一生懸命やる
これは①と②がある程度進んできたらできます。
目の前のことをちゃんとこなせない、すぐに疲れる、他のことを考えてしまう、いつもやる気が出ないとなると、やはり①に丁寧に取り組むことが必要ですね。
要は自分の気持ちと身体を大切にするということです。
目の前のことというのは、掃除、洗濯、料理などの家事や子育て、仕事や介護など多岐に渡りますが、ほとんどは自分以外の誰かのために行う行為になります。
自分を犠牲にしているのに、誰かのために一生懸命尽くすのは拷問に近いものがあります。
自分の中にたくさんの傷や痛みがある状態では、目の前のことに集中できません。
形の上では一生懸命こなせたとしても、内面はどうでしょうか?
同時に自分自身をむしばんでもいるので、心も晴れないですし、ストレス状態が長く続くと病気にもなります。
いつも同じ結論になってしまうのですが、結局は自分を大切にしましょうということです。
自分を大切にできたら、自然と周りの人のことも大切にできるようになります。
無理せず、自然体で。
やりたくないことは断れるようになっていきます。
願望実現の内容でしたが、結局は自己一致。
徹底的に自分を大切に、本心本音を聴いてあげましょう、そしたら目の前のやるべきことに「私」という私情に影響されることがうんと減り、行為そのものになり没頭した結果、願望のことにはこだわらなくなり、結果的に叶う、のです。
今日もお読みくださりありがとうございました。