今回のこのタイトル「千の風になってーもう会えないと思っていた死者との絆を感じる時」
これは2013年に書いた記事のタイトルです。
現在のこのブログは2017年スタートなのですが、2012年から実はブログを執筆しておりまして、300記事以上書いていたのですが2017年にすべて消えてしまいました。
いくつかはバックアップを取っていたので再投稿しましたが、上記の記事はタイトルしかわからず、中身は残っておりません。
今回タイトルだけが見つかり、「へえ~こんな記事を書いてたのか、私。」と。
亡くなった人のことだったら祖父母のことかもしれないと思いましたが、「千の風になって」とあり、この歌はまさに3人目の子を妊娠した時に流行っていて、聴くたびにあの子を思い出すいわば「テーマソング」なので祖父母のことではなく3人目の子のことでしょう。
2007年に感染症が原因で死産しましたが、お腹の中にいたのは100日ちょっと。
私にとってはその後の人生が全く予想していなかった方向へと変わり、人生観そのものがひっくり返る体験をしました。
あの子が肉体を持って生きていたのはたった100日余りなのですね・・・・。とても短い、けれどもどれだけのことを教えてくれたでしょうか。
今もなお・・・。
2013年に一体どんな記事を書いたのか全く覚えておりません。
「もう会えないと思っていた死者」
ですが亡くなった後に「出会っている」から「絆を感じる」とも書いているのですね。
出会っているというのは、その人の存在、その子の存在があったからこそ、私の中に変化が生まれたり、気づきがあったり、気持ちが揺れたり、生き方が変わったりするということ。
私の中で死者が生きている、ということ。
変わった私自身そのものがあの子が存在したという証という風に感じます。
生き方が変わった後に出会った人たちもまた、あの子の存在があったからこそ、出会えたご縁です。
こうやって思い出して、今でも涙が出るのは、短い期間でも確かに存在していたから、そして今でも存在するからなのでしょう。
今の私にとっては2013年にこの記事を書いた自分の気持ちも思い出せないでいるので、これもまた喪失。
自分自身もあるいみ「死んで」日々生まれ変わっているのです・・・・。
今とはまた違った気持ちを抱いていたはずですが、もうそれは過ぎ去ってしまったことであり、寂しさを感じています。
亡くなった人との絆、あなたは感じたことはありますか?
今回は短いですが以上です。
読んでくださりありがとうございました。