周産期のグリーフケア。退院後の支援についてちょっと考えてみました。

周産期のグリーフケアの支援について、インタビューを受けることになりました。

2007年に3人目の子を妊娠5か月で亡くしましたが、当時どのような支援があったら助かったかなあと考えてみました。

幸い運命の出会いとも呼べるような助産師さんとの出会いがあったため、胎児とは対面が叶わなかったものの「いのち」を感じることができ、そのことがそのまま生きる力となりました。

ここ数年、周産期のグリーフケアも施設によりますが手厚いものとなってきたようで、亡くなった我が子と対面し、一緒に過ごす時間を持てたり、小さくして亡くなった子用のベビー服を着させることができたり、手形足形を取るなど思い出を作る時間が取れるようになってきたようです。

そのように病院で過ごした後、退院後にどのようなサポートがあったら助かるか・・・・。

それまで生きてきた生育歴によっても、どのようにしてもらったら嬉しいか、逆に嫌なのかが異なってきます。

忘れられることが余計に悲嘆を強めるという方は多いと思うので、負担にならない程度に「関心をもっていますよ」ということと、「話したい時はいつでも話を聴きますよ」ということが大切かと。

また同じような体験をした人と語りたいという方のために、そのようなサポートグループの情報も必要でしょう。

マイナス面で考えられるのは、そういった場で他の人と出会ったはいいが、プライベートでも付き合いが始まり、人によっては負担になったり、自分との違いを比べて辛くなる人が出るかもしれないということでしょうか。

それもまた人生の学びと言ったらそれまでなのですが、ただでさえ辛い状況でさらに精神的に負担になるのは本当に苦しいかと。

それからスピリチュアリティについても、ケア提供者から話題を振らなくてもいいかとは思いますが、周産期もまた不思議な体験をすることは多いので、「この人なら聴いてくれる」と思ってもらえるような人であることも望まれるかと思います。

終末期だけではなく、生まれる前、赤ちゃんが亡くなってからも、別の世界の存在というか、大いなるものというか、そういった次元の話をしたい方はいると思うのです。

しかし実際には言いたくてもなかなか言いにくいですし、答えられえる人も少ないので、スピリチュアリティについて語れる人、大いなるものを信じている人に話を聴いてもらいたいかなと、自分だったらそう思います。

これもまた問題もあって、スピリチュアリティや大いなるものの存在を信じてはいても、法則に当てはめるような対応をしてしまい、逆に傷つけてしまう場合もあるので注意ですね。

例えば子どもは親を選んで生まれてくる、流産も子どもが生まれる前に決めた自分の使命だという考えがありますが、当事者がそう感じ、自分で語るのであればいいでしょう。

しかし、当事者がそう思っていない場合に、ケア提供者が意味を押し付けてしまうことに注意が必要です。

年齢的に40代までの若い方が中心になり、子育て世代でもあるので、亡くなった子のみならず子育ての悩み、仕事のこと、これからの妊娠のこと、夫婦での考え方の違いや悲嘆反応の違いからくるすれ違いなど複数のことを同時に抱えている方も多いかと思います。

また若い場合はケアを受けたくても経済的なことが理由で躊躇してしまうということもあるかと思うので、例えばグリーフケアや、カウンセリングは何回かは無料で受けられることなどが望ましいと思います。

どういった支援が必要になるのか、考えて行きたいと思います。

読んでくださりありがとうございました。

 

 

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