本山博先生著「超意識への飛躍ー瞑想・三昧に入ると何が生ずるか」
本山博先生は2015年にお亡くなりになっていますが、息子さん(一博さん)がその活動を継いでおられます。
本山先生は日本よりも海外で有名な方ですが、その著書からは先生の凄さが伝わってきます。
まさにスピリチュアリティや霊性、宗教を超えた本物の宗教者、巨匠です。
ある著書の中には、ターミナルケアに大きな影響を与えた、グリーフケアやスピリチュアルケアの分野で必ず学ぶエリザベス・キュブラー=ロス先生とのちょっとしたエピソードも書かれてありました。
今回紹介する本は超意識への飛躍―瞑想・三昧に入ると何が生ずるか
◇こんな人におすすめ
その辺の瞑想、マインドフルネス本では物足らない。本質を知りたい
瞑想って一体何?脳の中では何が起こっているのか知りたい
毎回雑念だらけになってるけど、いつになったらちゃんと瞑想できるようになるの?
瞑想や各種トレーニングで変性意識状態になった。その時に恐怖心が沸き起こって引き返したけどどうすればいいの?
瞑想やって本当に人生が好転するのか?
神様や仏様って存在するの?
瞑想ができるまでのちゃんとした道筋が知りたい
自分の人生を生きていきたい
内容はとっても濃い!
わたくし探求しすぎ母さんのようにスピリチュアルな次元に触れたことがきっかけで探求が止まらなくなった人にはたまらない本だと思います。
さらっとした知識のみが欲しいという人には難しすぎるかもしれません。
興味の沸かない人もいるでしょう。
しかし読むだけでも自分の中の霊性、スピリチュアリティの覚醒を促すということは十分あり得ます。
生き方やスピリチュアリティ、そして瞑想の段階で訪れる「魔」についても本山先生はこの本はもちろん他の本の中でも述べられています。
人間の意識は自分で自覚している以上にものすごく深い。
生まれてからの「私」としてこんなこと体験したはずはないのに、
なぜか心が捉われてしまうなど。
個人レベルを超えた「意識」というものがあります。
瞑想はその深みに入っていく行為、自分の器を大きくする行為です。