「備えあれば憂いなし」は本当か?
数年前、やましたひでこさんの「断捨離」の本を読んでいました。
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するとこんなことが書かれてありました。
「備えるから憂いが来る」
何か困った時のため例えば災害時用に私たちは防災用品と用意したり、備蓄したりします。
保険に入るのもそうですね。
生きていたら未来に何が起きるかわからないので、災害に遭ったり、病気になったりした時に最低限の備えは確かに準備しておくほうが良いと私も思います。
しかし、この準備をするという行為が、未来の周波数を先取りしているのではないかと思うこともあるのです。
未来の周波数というのは、「そうなってしまった未来」
その準備した用品を実際に使う未来です。
準備したということは、心の中ではもうその未来が確定してしまっている。
心の中で現実になったことはタイムラグを経て本当に現実となります。
準備したことで安心して日常を送ることができる
災害や病気など自分にとって起きてほしくないことを考えずに済むというのであれば、準備をしておくことで心穏やかに過ごせます。
起きてほしくないことに意識が向かわないので、日常を楽しむことが出来ますね。
しかし、「不幸な出来事が来るかも。どうしよう。」と起きてほしくないことに意識の焦点が合ってしまい、実際に起きたかのようにリアリティをもって想像してしまう場合は、それが確定してしまうかもしれないと思うようになりました。
外の現実というのは、人間の意識が先なのです。
何も準備しないで余計に不安になることもある
「準備していないから起きないだろう」と楽観できるわけではなく、「準備していないから起きないだろう、きっと大丈夫(汗)。イヤなことが起きないよね、起きないよね。」と本心で強い不安を感じている場合。
準備しないという実際の行動(大丈夫と思いたいと頭で思っている)と本心本音(怖くて不安)がずれています。
本心ではイヤなことが起きているイメージを想像してしまっていて、しかも準備も何もしていない。
起きてほしくないことが実際に起き、準備をしていないから非常に困るというダブルパンチでダメージが大きくなるかもしれません。
準備は日常を安心して送るためのものであり、不安を増強させる動機で色々やってしまうと実際に困った出来事が起きやすくなるのでは?と思います。
未来の周波数を先取りすることでそれが現実になっていくというのは引き寄せの法則でもさんざん言われていますね。
(ちなみに、死亡保険など「万が一私が死んでから子どもが困らないために」、などと思う人もいるかと思いますが、私自身は私が死ねば今いるこの世界自体が無くなると思っています。存在自体は形を変えて続くのでしょうが・・・。)
鳥を飼わせたいなら先に鳥かごを贈れ
あるエピソードですが、鳥を買わせたい人がいる場合、先に鳥かごをプレゼントしたらいいという話を聞いたことがあります。
家の中に鳥かごがあるということで、その鳥かごの中に鳥のいる生活のイメージが出来上がります。
心の中で先に鳥を飼っているイメージができ、それはリアルな現実感を持つようになり、
やがて本当に鳥を買う(飼う)ことになるというわけです。
なりたい自分になるには、そうなっている未来の自分に先になってしまうということ。
わかりやすいのはファッションなどの見た目を変えるという方法などもありますね。
私の場合は今コロナで自粛生活中なのでセッション用の部屋づくりを楽しんでおります。
この部屋でどんな人と何をしたいか。そのためにはどんな空間にしたいのか・・・。
複数の方が来られる場合は公共の施設を使うこともありますが、女性専用の個人セッションは自宅の方がやりやすいかなと。
さて願いを叶えるには
1.そうなると決める
2.そうなったつもりの自分を味わい、行動する。
3.途中で「ダメかも」と揺らぎがきても願いを取り下げない。
上記1~3の繰り返し。
4.願わなくなった時に願いが叶っている
関連記事へのリンクです。
目で見てわかる!引き寄せの法則・願望実現。心の中と外の世界をイラストで説明してみました
短いですが今日も読んでくださりありがとうございました。