本当に欲しいものを間違えていることは非常に多いです。
自分で「〇〇」が欲しいと思っていると思っていても、本音を探ると実はちょっと違ったということが起きます。
例えば「お金が欲しい」
どうしてお金が欲しいのか。
何が欲しくて「お金が欲しい」と思っているのか。
人によって答えは異なるでしょうが、
・生活のことを心配しないでいい安心
・欲しいものを我慢せずに手に入れられる自由
・行きたいところに行ける自由
・家事代行など、お金で時間を買い、その分好きな活動ができる
・興味のある分野の学びや活動に参加できる
・大切な人に値段を気にしないで贈り物ができ、喜ぶ顔が見れる幸せ
・困っている人のためにお金を活用できること
安心、自由、時間、自己実現、他者貢献できる喜び
などが本当に欲しいもの
お金はそれらを体現する上でのツール。
場合によってはこれらの願いはお金が無くても実現可能だったりします。
お金を引き寄せたくて、お金が入ってくるイメージばかりしてもなかなか叶わない場合、
これらの根っこの欲求が叶った自分をイメージ、情動として潜在意識に植え付けていくと叶います。
経済的な心配など無縁で安心して過ごしている自分。
いつも時間に余裕があって、何をするかどこに行くか自由に決めれる自分。
お金のことを気にせずに、使いたい対象にお金を使える自分。
なんだか解放感を感じます。
現実化が叶うのは、無理して状況をコントロールした先ではなく、根っこにある欲求が叶ってもいいと許可した先。
現実を見ると「叶うはずがない」と願いを取り下げてしまいがちですが、そうするとずっと「叶わない自分」が叶います。
そして現状に満足していないにもかかわらず、「これでもまだマシ。」と妥協し続ける自分も叶う。
心のことを学んでいると、外の現実はほんっっっとうに自分の潜在意識の思い込み次第でどうにでもなるんだとわかってくるので、
どうせ無理、とか
この程度で我慢しなきゃ
と自分に禁止することが減ってきました。
また、お金が欲しいという欲求の根っこの本当の願いが明確になると、
お金自体を貪るように欲しくなくなるというか。
根っこの欲求が叶えば満足なので、結果的にそれほどお金に執着しなくなってきますね。
お金に執着というか、自分のコンプレックスを解消するため、エゴを満たすための欲求からは解放されていきます。
本質の願いというのは、ただそれが好きだからとか、心が喜ぶから、満たされるから、という欲求ですね。
今回はお金を例に出しましたが、
「恋人が欲しい」
「結婚したい」
「〇〇君と付き合いたい」
「子どもが欲しい」
「〇〇の仕事に就きたい」
「痩せたい」
などにも応用できます。
その奥にある本当の欲求とは、それを得て「どんな感情を感じたいのか」。
感じたい感情を明確にすることで、その感情を味わえる可能性が高まります。
ただし、お金が入ってくるとか、恋人ができるとか、結婚できるとか、は叶うとは限らないけど叶う場合もある。
それらは「外の見かけ」であって本質ではない。
外の見かけだけ叶っても、不自由だったらイヤ。
恋人ができたり結婚が叶ったりしても、大切にしてくれない人だったらイヤですよね。
外の見かけを叶えるというより、それによってどんな気持ちを感じたいか、が叶わないとね。
それによって、何を叶えたいのか、が重要。
お読みくださりありがとうございました。