引き寄せの法則。委ねる。願望実現を疑わずに心地よく過ごすこと
願望を叶えるには「信じて委ねることが大事」と言われますね。
「こうなる」と意図したら、あとは放っておく。
そして目の前のことを楽しんでいると、いつのまにか願望が叶っていると。
これは委ねて、その後に目の前のことを楽しむ、今ここを楽しむ、没頭するということです。
叶えるために今ここを楽しむのではないのですね。
今ここを楽しむことがすでにゴールなのです。
楽しむというと、いっぱい笑うことかのように感じるかもしれませんが、
喜びの心で過ごす、心地よく過ごすということ。
そして超作とも同じことを言っています。
超作に関しては本山博先生の本に書かれています。
関連記事:超作。本山博先生。相手が最も良くなるようにと愛と祈りの心で行為し、結果にとらわれないこと。
結果にとらわれるのではなく、目の前の人、事柄がただただ良くなるようにと、全力を尽くす。
特に心のケアの場面や医療現場、人の生死に関わる場では、「楽しむ」というよりも
目の前の人が良くなるようにと心を込めて携わります。
目の前にいる方の痛みや苦しみ、悲しみを理解しきれないけれども、できるだけ理解しようとする姿勢、
それは楽しいものではないかもしれないけれど、自分のことを忘れて尽くしている状態です。
今ここ目の前のことに没頭するということ。
そのように過ごしていくと、最初に放った願望がいつのまにか叶っているということ。
でも、それは期待して今ここを楽しんだり、超作をするということではないのですね。
願いを叶えるために今ここを楽しむ、超作をするのであれば、それは今ここから意識が離れていることになります。
願いが叶うのは、今ここに没頭して、それが積み重なって、いつのまにか叶っているということです。
今ここに没頭すること、こそがもうすでに結果なのですね。
今満ち足りた幸せを感じる・・・・。
超作などというととても難しく感じるかもしれませんが、最初は自分を満たすことから。
心地いい時間を味わのです。
願望実現のためではなく、ただ満ち足りた時間を過ごすために。
おいしいものを食べ、休める時はいっぱい寝て、見たいテレビを見る。
部屋が散らかっていて掃除や片付けをしないと、と思ったとしても、
身体が疲れていて睡眠を優先したいんだったら寝ることです。
そうやってまずは自分を労わっていく。
願望を放ったら、後はただひたすら心地よく過ごすということです。
委ねられない。心地よく過ごすことが出来ない
委ねられないから願望実現がなかなか叶わないのですよね。
日常生活でイヤなことをゼロにはできなくても、できるだけ良い気分を選んでいく、
置かれている状況の中で、少しでもいい面を見つけ、幸せを感じていくと良いと言われるけれど・・・。
できる時もあれば、できない時もあります。
心の癒しがある程度進むと、ある程度コントロールして、良い気分を選ぶことができるようになってきます。
日常でイヤなことがあっても、さほどそれに心をとらわれずに、物事の良い面に意識を向けることができるようになります。
でも、心の中にまだ癒されていない部分が多いとなかなか難しいのです。
安定してそれができたら日常も好転していくとはわかっていても、
それが難しいから引き寄せの法則や願望実現、スピリチュアルなブログや本を読み漁るのですよね。
ネガティブ感情というのは結構引力が強いです。
目の前のことを楽しむ、心地よく過ごすのが良いとわかって、そんな「フリ」をするのは違いますし、
ある時は心から楽しめたと思っても、時間が経つと
日常の大半を願望のことばかり「まだ叶わない、まだ叶わない」と考えていたり・・・。
そうするとそれは執着となり、足らないという意識になり、現実化するのはその「欠乏」「不足感」「叶わない」になってしまいます。
わかっていても執着を外すのは簡単ではありません。
願望実現を邪魔する執着というのは、解決されていない心の傷や深いトラウマ、メンタルブロック、といわれるものが作用しています。
自分が自分のことをどう思っているかというセルフイメージも含まれます。
引き寄せの法則というのは願望が実現するしないに関わず、万人にはたらいていて、
現状が苦しいという場合であってもそれは自分自身の潜在意識が反映されたものということになります。
状況がどうであれ、全員が引き寄せの法則を無意識レベルで使っていて、現実に反映させているということです。
無意識レベルのことなので、表面的に顕在意識で放っている願望とは異なることがほとんどなのですね。
幸せになりたいと願っているのに、逆のことが起きてしまうのは意識できない無意識、潜在意識で抱えているものが現象化しているから。
現実を好ましいものにしてくには、心の中のブロックを解放していくことです。
心の傷やトラウマ、メンタルブロックを癒していくには、
ネガティブな感情の奥にある「本心本音」を掴み、
「ああ、私はこれを言いたかったのか」
「ああ、私は本当はこれを望んでいたのか」
と明確にして肚落ちさせることなのです。
本心本音というのは案外シンプルな欲求、シンプルな望みであることがほとんどです。
「自由になりたい」
「心から打ち解けられる友達がほしい」
「好きな人と愛し合いたい」
「悲しいこと、苦しいことを抱えている自分を誰かに受け止めてほしい」
「遠慮せずに自分のやりたいことをやりたい」
「長所もあるけど欠点もあるありのままの自分を認めて欲しい」
「私だけ〇〇を手に入れられないのはおかしい。私も〇〇がほしい」
「他人の目を優先するよりも私の幸せを優先してほしい」
などなど。
願望が実現する状態、引き寄せが働きやすい状態というのは
ある程度心の浄化が進んだ状態ともいえます。
今ここ目の前を楽しんでいるということなのですが、
多くの人は「今」よりも過去や未来に意識が行っていてしまうから、
その状態を「今」に戻していきましょうね、ということ。
でも、本人が今に戻したいと思っても、過去の強いトラウマやブロック、未来への不安などが大きいと、
どうしても「今」から心が離れてしまい、願望も叶いにくいですし、なにより生きづらさも感じますよね。
だから、
本当は何を感じているのか
本心本音は何なのか
心を見つめることが大切なのです。
一人でもある程度できますが、力のあるセラピストやカウンセラーなどの力を借りると加速していきます。
今日もお読みくださりありがとうございました。