2018年執筆記事に追記。
このページを読んでいる方は、
- 好きなことを仕事にして自分も周りも幸せにしたい。
- 誰かの生きる力になるような活動をしたい。
- 世間の価値観ではなく、自分の信念を信じて悔いのないように生きたい
- 辛いことをたくさん体験する中で、自分に向き合い、何が大切か優先順位がはっきり明確になった
このような方が多いのではないかと思います。
今、自分が生きていること、
自分が自分として存在していること、
他者がありのままの他者として存在しているということの不思議さ。
生きることや人生について、
自分の一番いいところを生かすにはどうすればいいのだろうか
自分が社会に対して与えられる最も良いものは何だろうかと
真剣に向き合っているのではないでしょうか。
そして、
・自分のやることがはっきりと明確になった方、
・明確とまではいかないまでもなんとなくわかってきた方、
・まだわからないけれどこれから真剣に考えていきたいと思っている方
がいらっしゃると思います。
外の世界に心が現れる。自分の道を進み始めてからも障害はある
自分の好きなことで社会に貢献する、
ライフワークやミッション、使命や天職といった
生きる意味や人生でやり遂げたいことなどが見つかり、
持って生まれた気質や性質、経験から培ってきたもの、
周りの人間関係から得たものなどを最大限に使って
この世の中のために貢献したい、
そして自分自身も満たされた状態でありたいと行動を起こす段階になっても
様々な障害に出くわすことがあります。
やりたいことを邪魔する障害は実は今までの人生でも幾度となく出くわしたはずで
やり過ごしたり逃げたり、乗り越えたり、戦ったりしながら生きてきたことでしょうが、
それが自分自身の心に抱えている「ビリーフ」や「ブロック」が外の世界に現れたものだという
認識はほとんどなかったと思います。
幼少期や学生時代など若いころは普通はそういう認識はありません。
ですから一つの障害が過ぎさり、表面上は問題が無くなったかのように見えても
それがまだ心の中の「しこり」として抱えている場合
つまり仏教でいう「執着」として抱えている場合は
形を変えた現象として再度外の世界で同じような感情の葛藤を繰り返すこととなります。
心のしこりとして残らずにうまく解放できた場合はその問題はクリアということで
同じ問題に振り回されることはないでしょう。
その場合表面上は同じような出来事、事象に出くわしたとしても
心が変化しているので振り回されず、執着もすることなく
うまく対処できるようになっています。
使命やミッションに生きるという段階までくると
自然と自己洞察などが進み、
障害となっているものの原因を自分の心の中に見つけられることが多くなっていきます。
心の中に抱えているビリーフが外の世界に現れるという認識が進むと
自分の中のどうのような執着が問題を起こしているのかが客観的にわかるようになってきます。
わかることそれを解放できることはまた別で
自分で解放することが難しい場合はセラピストなどの他者の援助を借りることとなります。
自分ひとりでは心の深い次元に潜っていくことはなかなか難しいですが、専門家の援助によってそれが可能になります。
好きなことをやり始めた際に出くわした障害。メンタルブロック 私の場合
私の好きなことというのは今やっていることです。
グリーフケア、スピリチュアルケア、カウンセリングといった
他者の話を聴かせていただくこと。
そして人間の心やこの世、宇宙、スピリチュアルな次元についての探求です。
このブログがその探求活動の一つでもあります。
好きなことでお金を稼ぐのが難しいというブロック
好きなことをやるといっても趣味程度ではなく
ちゃんと生きていけるレベルの収入も得たいという思いがあります。
ですからまず
①カウンセリングセッションやグリーフケアの講座などの収入
②ブログ収入
が必要となります。
今も①②とも少しですが収入はありますがまだまだ生きていけるレベルにはほど遠いです。
ボランティア活動でグリーフケアに携わっていることが多いので
活動日はお金を稼ぐことは不可能ということになり、
①と②の収入両方を増やす必要があります。
「グリーフケア」という心のケアのことを知ったのは10年ほど前で、
上智大学グリーフケア研究所に入ったのは6年半前の2012年のことです。
当時からグリーフケアを仕事にするつもりでいましたし、
それができるものだと思っていたのですが、
いざ学び始めてみて初めて
「仕事としてやっていくのは難しそう」ということがわかりました。
病院や遺族会でのボランティア活動はできても、
それが収入になっていて専門職でやっている人はほとんどいません。※2018年当時の情報です。
これは「好きなことを仕事にするのは難しい」という私自身のビリーフでもありますし、
ひょっとすると同じように思っている人たちの
集団のビリーフが反映されているのかもしれません。
多くの人がまだまだ好きなことを仕事にするのは難しいと感じていて
社会自体がそのようなビリーフを反映しているとも言えるのではないかと思います。
付け加えて言うと、人の話を聴くという仕事はお金をいただく仕事というより奉仕的なイメージが強く、
「辛い話を聴かせていただくことを収入にしていいのだろうか」というビリーフもあるかと思います。
現在私の場合収入はゼロではなく講座収入などがあるので徐々に徐々に変化が見られるのではと期待しています。
好きなことでお金を稼ぐのは難しいというビリーフ、メンタルブロックですが、
これに関しては私の場合は個人的なものと集団のもの両方を抱えているのではと感じています。
集客活動が難しい 目立ってはダメというブロック
これは個人的に抱えるブロックです。
ずいぶんと解放されたのですが、まだ少し残存があります。
両親が
「自分よりも他人や世間の目を気にして生きることが大事」
「自分の感情よりも他人の機嫌を取って生きることが大事」
という考えにどっぷり浸かっていたので、私自身もその影響を受けています。
以下過去に抱えていたなあと気が付いたブロックです。※2018年当時の気づきです。2020年現在大半はクリアできています。
- 誰も私に関心がない
- 私には大した力もなく、生き生きと自分を表現してはいけない
- 大人しく目立たなくしないといけない
- 他人の考えや他人の言動が正しく、自分は間違っているから他人に従わないといけない
- 自分の気持ちに正直に生きてはいけない
- 自分の気持ちを主張してはいけない
- 気持ちを訴えても誰も耳を傾けてくれない
- やりたくないことを我慢してやるのが人生
- 我慢することで人格が磨かれる
- 才能や能力があってもそれを誇示してはいけない
- 自分には才能や能力はあるが、誰もそれに気が付かない
果たして私は素の自分で世に出ていいのかどうか
素の自分では怒られるのではないかという意識がまだどこかにあるので
行動を起こすもののどこか腰が引けていて
結果なかなか反映されないということになります。
※2019年に目立ってはいけないというブロックをはじめ、他のブロックもずいぶん軽くなりました。その後「揺り戻し現象」に巻き込まれるも、2020年現在やりたいことができる流れに。
一人で何もかも抱えてしまうというブロック
やりたいことのビジョンがしっかりあっても
一人で何もかも抱えてしまうという性格のため
雑用など他のことに手いっぱいで
最もやりたいことに思う存分力を注げないという障害にも出くわします。
女性の場合は特に仕事、家事、育児、PTA活動など
さまざまな負担を抱えていてもはやそれが当たり前になっていることもあります。
本当にやりたいことは何なのか
何のために生きているのかと考え、
「私の本当にやりたいことはこれだ」と見つかった後で
何もかも一人で抱えている自分に気づくということがあります。
それまでは全部自分がやって当たり前だったかもしれないですし、
違和感を感じながらもどうにかやってこれたのかもしれません。
しかし自分と向き合う過程で
「ちょっとこれはおかしいのでは?」と感じることがあります。
特に家事や子育てはやっても感謝されることがなく
やるのが当たり前、
少しできていないところや気に入らないところがあると
やっているにも関わらず文句を言われることもあります。
どうして自分ばかり負担しなければならないのか
どうして家族は手伝いをしないのか
どうしていつも頼んでもやってくれないのか
どうして単なる家事ロボットのような扱いをされるのか
などなど。
このブロックも抱えている人は多いと感じております。
完璧にしないといけないというブロック
カウンセリングをやるにしても
チラシを作るにしても
完璧を目指すあまり完成までに時間がかかりすぎるということもあります。
カウンセラーといっても資格がたくさんありますし、
またトレーニングもさまざまな団体がさまざまな方法で提供しています。
終わりがないので一体どこまでマスターすれば
カウンセラーとしてやっていけるのかがわからなくなって
あれもこれもと手を出すうちに時間が過ぎていきます。
ほかにもこのブログ記事や集客のチラシを作る際にも
完璧を目指しすぎて結局完成させることができずに
チラシも記事も人さまに触れる機会もないまま作業途中でボツになってしまったものもあります。
最近は「60点でいいから世に出す」ことにしていますが
完璧主義に行き詰まると
いろんな作業に手をかけて悩みながら修正ばかりすることになり
結局人に読まれることも知られることもないまま
作業時間だけが無駄に過ぎ去っていくということになります。
自分のミッションに大きく影響するブロックは解放しておきましょう
大半のブロックは癒されたとはいえ
それがゼロになるということは生きている限りないでしょう。
このページで上げたブロックはほんの一例です。
人によっては
好きなことをしようとすると必ず家族に反対される
お金を稼ごうとして毎回赤字を出してしまう
いざ行動を起こそうとすると体調が悪くなって足踏みを余儀なくされる
などさまざななブロックがあるでしょう。
みんな何かしらのブロックは抱えつつ、
どうにか折り合いをつけながら生きていかないといけません。
小さなブロックはそれほど影響を気にする必要もありませんが、
大きなものはそれ自体が自分の人生の流れを妨げることにもなりかねません。
例えば、一人でなんでも抱えてしまうというブロックがある場合、
家事や育児、仕事に追われる毎日を過ごし、
子育てがひと段落してやっと自分の好きなことができると思た矢先に
別のことでまた自分に負担を強いられることが出てきたりと
あれもこれも「わたしがやらなきゃ」というブロックを抱えていると
本当にその通りになってしまいます。
「あれもこれもやらないといけないから、本当にやりたいことが一生できない」
という無意識レベルのビリーフを実現してしまうのです。
こんなの絶対イヤです。
本当にやりたいことこそ、真っ先に取り組んで
「やりたくないけど仕方ないからやること」に使うのは残った時間でいいんです。
やりたいことに打ち込む時間を増やしていくと
やりたくないことに費やす時間も少なくなっていきます。
自分が自分であることを許すと
乗り気でない頼まれごとも断れるようになってきます。
あるいはやりたくないことが
「やってもいいかなと思えること」に変化したり
逆に「やりたいこと」に変化するでしょう。
ブロック解放の方法
①心の中を見つめる一人カウンセリングや瞑想。または他者の力を借りてカウンセリングやセラピーを受ける。
②ブロックの原因となった出来事をちゃんと受け止め、未完結の感情をクリアにする。
好きなことをやる時間をちゃんと確保しつつ、同時に障害となっているブロックを解放しておくことが人生をスムーズにするでしょう。
好きなことに10分でも15分でも、没頭することができれば、その日一日充実感が全く違うのではないでしょうか。
ブロックの大半は幼少期に出来上がりますので、多くの場合養育者との関係を見直し、本当に受け止めてほしかった思いを完結させることで開放されていきます。
個人セッションもやっておりますので、ご検討ください。
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