なぜ本当の望みを明確にすることが大事なのでしょうか?
それは、私たちがよく夢や願望を抱く際に、社会的な価値観に影響されて、ずれた望みを本当の望みと勘違いしていることが多いからです。
ずれた望みが叶ったとしても、幸せや満足感を感じるのは一瞬だけ。
本当の望みが叶っていないのでいつまで経っても欠乏感が付きまといます。
一体何が自分の望みなのか、自分を見つめ、心を掘り下げることでそれが明確になります。
多くの場合、願いや欲求は「こんなシンプルなこと?」というくらい、シンプルさに驚くと思いますが、
そこを自分で見つけるには心を静かにして、研ぎ澄ます必要があります。
望んでいることはとてもシンプルなことだった、と気づくのに結構時間がかかったりします。
頭で出す答えではなく、心の深い部分が出す答えですから、雑念や無意識に縛られている社会的な価値観からではない、本当の望みですので、純粋な部分に到達するのに場合によっては時間がかかる。
丁寧に丁寧にい心を掘り下げて行って、「あ、私が望んでいたのはこういうことなんだ」とわかります。
明確になるとその望みは叶いやすいのですが、中にはなかなか叶わない場合もあります。
「私はこういう状態を望んでいる」と純粋な願いがわかったにも関わらず、真逆のことばかり起きてしまったり。
このような場合、アクセルとブレーキが同時に動いていて、ブレーキとなっているのが過去の心の傷やメンタルブロックと呼ばれるもの。
望んでいることよりも
「あの時もダメだったからまたダメに違いない」
「私がそんな願いを叶えていいはずがない」
「それを叶えたいけど条件をクリアしていないからダメ」
など。
叶うことを許可できれば、それは叶うのですが逆に禁止令が強いとその禁止が叶ってしまいます。

願いが明確になったら日々、気分良く過ごすことができたら、やがて叶うのですが、
過去のこれらのブロックがあるため、心がどんより重く暗い気分のことが多くなりがち。
そこで、禁止令を解いて、自分に許可が出せるように導くのメンタルブロック解除のカウンセリングです。
特に幼少期に過酷な環境で育ってきた人は、子ども時代から抱えてきた無力感や自己否定の念などが根深いこともあり、理想の状態がなかなか叶いづらかったりします。
そのような場合にご自身のメンタルブロックや心の傷と向き合い、癒していくことで、結果的に願望が叶いやすい自分になっていきます。
自分を見つめるには、思ったことをノートに書く、またはPCやスマホのメモ帳などに書いて、客観的に見つめることで気づきになる場合が多いです。
一度試してみることをお勧めします。
過去の心の傷、癒されていない感情に向き合うのです。
本当はあの時、どうしたかった?
何がイヤだった?
当時関わった人に対して、あの時の事実は変えられないけど、本当は
どうしてほしかった?
どうしてほしくなかった?
当時、受けとめてもらえなかった本当の気持ちを、今度は自分自身が受け止めるのです。
一人でやっていると行き詰まりや心の抵抗が出てきて、進まなくなることもあります。
そのような場合、専門家のサポートが役に立ちますし、私のところに来てくださっても大丈夫です。
お読みくださりありがとうございました。