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自分の心が世界に現れる。周りの存在がなければ自分のことはわからない

自分の心。世界。唯識。非二元

自分の心が世界に現れる

「なんだ、そういうことだったのか!」

「どこまで行っても結局は自分」

「他人を通して自分の心が現れる・・・人間一人ひとりがそうなんや。」

「結局、外に世界があるように思えるけど、自分の心の中で全部が完結してるだけ。」

「どんな酷い目に遭ったとしても、それも自分の中で起こっているにすぎない。」

「自分で自分にかけた催眠術?トリック?」

全部が全部、自分!!!自分しかおらん!

生死をさまよった際の気づきは拍子抜けするようなものでしたが、

あまりに奇想天外で普段の意識状態とは全く異なっていました。

その時はありありとした実感をともなう気づきとしてしっかりとつかみ取った感覚があったものの、

日常に戻ると「あれ、あんなにリアルに感じてたのにどっかに行ってしまったみたい」

と、まるで夢を見ていたかのようにリアルな体験として思い出しにくくなります。

しかし、ふとした時、たとえば瞑想後のクリアな意識になった際などに

またあの感覚を思い出しそうになるのです。

私たちは、普段3次元の世界に意識の重心を置いているのが普通で、

その3次元の世界というのは、肉体の意識が中心となっています。

しかしその3次元を支えているのはその原因を作っている次元になります。

ヨガでは「カラーナ」と呼ばれています。

ほか神智学やスピリチュアルな用語で「コーザル(cousal)」とも呼ばれている次元です。

コーザル、つまり「原因」。

3次元の世界はスクリーンに映し出された映画のようなもの。

主体はあくまで映画を映す映写機にある

つまりその大元の次元が主体となっています。

3次元で人間をやっている自分というのは

夢の中の登場人物の一人にすぎません。

「カラーナ」や「コーザル」呼ばれている次元の意識と同調すればそれを感じることができ、

3次元の世界がまるで夢のように、

深刻になる必要なんてないのだと感じるでしょう。

しかし、私たちの意識の重心は普段3次元にあるので、

とてもそんな話を信じられませんし、

頭では信じていたとしても実感としてそれを感じるということは稀なので

あれこれと心配になったり不安になったり、

悲しみ苦しみに巻き込まれてしまったりします。

巻き込まれたということは、その縛られている内容が心に抱えている「執着」と言えます。

外の現象に現れて初めて自分の心にあって今まで気が付かなかった「執着」の存在に気が付くこともあります。

 

3次元の世界は本当に取るに足らないもののはずなのですが、

みんなそのことを忘れて必死に生きています。

苦しみに巻き込まれている状態ですが、

そこから少しでも離れられるよう

大元の次元に意識の重心をスライドさせようとするのが

「瞑想」や「マインドフルネス」です。

「本当の世界はこっちなんだ。3次元はむしろ遊びみたいなもんなんだ」

そう思えるとずいぶんとらくです。

制限というのは自分が作っているものなんだという認識が持てれば

もっと自由に自分の人生を生きていくことができます。

自分の周りに自分が転写される

周りの世界をアルファベットで表すとします。

Aさんの周りの世界はB,C,D・・・・・・Z となります。

このB,C,D・・・・・・ZがAさんを表しているとしましょう。

Bさんの場合は A,C,D・・・・・・・Z

Eさんの場合は A,B,C,D,F,G,H・・・・・・・Z

自分自身を知るには、自分だけがたった一人で存在していても

自分のことはわからない。

周りのいろんな人たちと関わることによって、

周りのいろんな出来事を体験することによってしか、

自分で自分を知ることはできません。

布置、コンステレーション、星座

先ほどの考えは占星術にも当てはまるかと思います。

Aさんが生まれた時点の星の位置から、

Aさんの才能や運気、ある能力が開花しそうな時期や困難なことが起こりそうな時期が予想できるというのは

その人の持つ潜在的なエネルギーみたいなものが

「この時期に現れやすいですよ」

という傾向を示しているということです。

地球上のどこで生まれたか、何月何日何時に生まれたかによって

星の影響は個人個人で異なりますね。

地球上のすべての人に「太陽」も「水星」も「金星」もすべての星があります。

占星術には詳しくはないのであまり説明できませんが

「太陽」が意味する働き、「水星」が意味する働きがあり、「金星」「土星」にも意味するものがある。

古代の人々が長い年月をかけて探求し、傾向を探った結果

その働きというのは万人に対して普遍的であるということがわかったのでしょう。

(実際にはとても複雑で惑星同士の位置の関係やどの星座に入っているかなど

奥が深すぎて私には説明不可能です)

その働きがその人の中に強くなったり弱くなったりしますが、

そのタイミングがホロスコープによって知ることができ、

エネルギーの移り変わりとして、運勢を予想することができます。

このような占星術にしても

「自分の心が外の世界に現れる」ということで、

心に抱えているものだったり、

自覚はできないけれども種子として持っているカルマ的なものを探る手段として

人々は利用してきたのでしょう。

心の中を見る代わりに外に現れているものを判断材料にしたということですね。

個人を見ることから、集団や民族、国のことも

今後どのようなエネルギーの流れがあるのかが読み取れるというわけです。

こういいった占いの類もトランスパーソナル心理学が扱う範疇ですね。

神様は色々なところに自分を探るヒントを隠したのかもしれません。

周りの存在によって自分のことがわかる

自分を取り巻く周囲の人たちとのやりとりを通して、はじめて自分というものを知る。

周りの人と交流し、その結果自分の中にいろいろな思いが沸き起こってきたり、ある特定の感情に執着してしまったりします。

結果、自分はいったいどういう価値観を持っていて、どういうことにこだわって、どういう傷を抱えているのか、自分の内面がわかってきます。

自分たった一人では「人間関係」の交流は当然生まれることなく、こういった気づきには至ることはないので、周りの存在によって自分を知る、自分のことがわかるということです。

人間としての「個人」であると同時に、周りの世界は自分を映し出す鏡でもあり、自分自身が世界とイコール「ワンネス」なのだということになります。

 

 

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