願いを叶える「体感」「情動」
願いの種類によって、叶えるのが得意な分野、苦手な分野ってありますよね。
引き寄せの法則や願望実現は、語学の習得にも似ているなあと思いました。
私は子ども時代、英語を学んでいました。
英語を覚える際、何度も耳で聞いて、口に出して練習します。
最初は単なる「音」だったのが、意味をイメージしながら何度も聞き、練習すると、その言葉の意味がそのままスーーーーっとダイレクトに感覚でわかるようになります。
最初は「あれ?これってなんやったっけかな?」と何度も思い出して確認していた状態から、
徐々に言葉の意味がそのままわかるようになります。
(大人の学習者はもしかしたら
英語→日本語訳→理解
と日本語を挟んでいることもあるかと思いますが
私の場合は子ども時代からやっているので)
繰り返し練習することで
英語→理解
と直通でした。
引き寄せも英語の練習に似ています。
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私自身も、この分野は得意だけど、この分野の願いは叶うまでにタイムラグがあるなあと得手不得手があります。
叶う場合、まだ今は願いは叶っていないけど、現実化はもうすぐという感覚は感じます。
叶っていて当たり前
それを得て当たり前
そうなるのが自然に感じる
叶うかどうか疑わなくなる
未来にはそうなっているから今は無くても安心していられる
どうせ叶うから大丈夫だろう
こんな感覚を抱くようになってきます。
オンラインショッピングで欲しい物を買って、「もうすぐ届くの楽しみ」」と安心している感覚に似ています。
オンラインショッピングで注文する時、まだそれが手に入っていませんが、すでに手に入れた感覚になりますよね。
引き寄せなくても大丈夫な状態です。
願いを放った最初の頃だと
叶わないんじゃないか
不足や不安を感じる
やっぱり私はそれを得られない
他の人はOKでなんで私はダメなの
ああ、またチャンスを逃した、ダメだった
このようなネガティブな気持ちを抱くこともあります。
こんな状態が続くと、当然「得られない」「叶わない」が現実化します。
でも、徐々に
叶うかも
きっと大丈夫
という気持ちの割合も増えてきて
叶っていて当たり前
それを得て当たり前
そうなるのが自然に感じる
叶うかどうか疑わなくなる
未来にはそうなっているから今は無くても安心していられる
と変化してきます。
感情が「叶う」方向に変化しづらい場合は、過去の心の傷やメンタルブロックが足を引っ張っているので、そこにアプローチします。
過去の心の傷といっても、それは「今」の感情に現れています。
本来なら、3次元のこの世も天国なので、どんな願いも叶っていいのに、それを叶えてはいけない、その幸せを受け取ってはいけないと自分で自分を縛っているから叶わない。
ですので、そこの「受け取り許可できない」内面にアプローチしていきます。
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願望実現には「情動」「体感」がカギ
欲しい現実があるとして、それが叶ったらどんな気持ちになるでしょう?
もうすでにその状態を生きているとしたら、どんな生活を送っている?
今目の前の現実とギャップがある場合は、現実は無視しつつ(現実が楽しいのであればそれを存分楽しみつつ)、叶った未来を生きるのですよ、心の中は。
叶ったつもりの「体感」「情動」が大事です。
あなたはすでにその現実を手にしているとして
朝起きて、どんなことを思うでしょうか?
きっと一日が楽しみでしょう。
その大切な一日をどう過ごす予定ですか?
どんな部屋に住んでいる?
どんな服を着る?
髪型は?
お昼はどこで何をしている?
どんな充実した時間を過ごすのでしょう?
一人でしょうか?
誰かと一緒でしょうか?
やりがいと情熱を持って仕事をしているでしょうか?
夜はどう過ごす?
夜ご飯は誰かと一緒に食べるのでしょうか?
外食?
それとも作る?
作ってもらう?
どんな部屋で、どんな寝具で寝るのでしょう?
寝具の色は?
肌ざわりはどうですか?
寝室にアロマを焚くのも良いですね。
誰かと一緒でしょうか?
それとも一人でしょうか?
・・・・こういう風に、理想の一日を具体的に思い浮かべて、どんな気持ちになるのか五感で感じて、潜在意識に浸透させるのです。
今回は大まかな例を書きましたが、仕事なら仕事バージョンの、お金ならお金バージョン、恋愛なら恋愛バージョンの、理想の自分を生きている「体感」「情動」を潜在意識に浸透させます。
「それを得て、どんな感情を抱いているのか」
そのものを得るという現象よりも、その現象によって、あなたがどう感じるか、どんな感情を感じたいのかが大事。
オンラインシッピングで欲しい物を買った時と同じように、手に入るということが当たり前に感じるようになると、現実化します。
「体感」「情動」をより一層強めるには、日常で実際に叶った自分が着ているであろう服を着たり、ヘアメイクにしたり、部屋を整えたり、という行動も効果的でしょう。
例えば恋愛。
もし今一人で理想のパートナーが欲しいのだったら、「もう既にいる」つもりで、美容に力を入れたり。
要は「恋人のいる自分」に外見も変えていく。
パートナーの分の食器も用意したりして。
ベッドでは隣に寝ているつもりで、恋人の顔を触った時のヒゲのざらざらした感覚とか、逆に触ってもらった時のその人の指から伝わる温度や圧力をイメージしてみたり。
(男性の場合は、理想の女性の柔らかい肌の感触やサラサラの髪の毛を撫でているイメージとか。)
他には例えばお金。
もっと欲しいと思っている場合、そのお金を得たとして、何に使いたいのか?
すでにそのお金が手元にあり、今から使おうとしている時の気分を味わってみるのです。
「やった!これだけあれば前から欲しかった〇〇が買える!」
「やった!これだけあれば前から興味のあった〇〇を習うことができる!」
理想の仕事の場合だと
次の日の仕事の準備をする時の気持ちを感じ。
朝起きて、どんな格好をする?
どこで仕事をする?
どんな道具を仕事で使う?
どんな人を相手に、どんな仕事をする?
目の前に人はいるのか、何人いる?
オンライン?
PC作業?
給料はどれくらい?
仕事をしている時、どんな思考が働いて、どんな気持ちになって、身体はどんな動きをしている?
座ってできるのか、立ち仕事なのか、歩き回るのか?
その仕事によって何が生み出される?
仕事の向こう、受け取る相手にとって、あなたの仕事は何を与えている?
どんな感謝の言葉をあなたはもらうことになる?
プライベートと仕事のバランスはどう?
まあ、私も得手不得手ありますし、叶うとわかっていても、タイムラグが長いものも中にはあります。
一つ、注意点ですが、イメージすることで「現実と全然違うやん。やればやるほどギャップを感じて叶わない気がしてきた。虚しくなるだけ。」
という場合はやらない方がいいです。
「叶う」という感覚を強化するためのものなので、「叶わない」を強化するのであれば意味がないからです。
イメージして気分が上がる、楽しくなるためのもの。
引き寄せなくても大丈夫な状態になると叶います。
お読みくださりありがとうございました。