好きなことを仕事にしたい
自分の好きなこと、得意なこと、才能を生かして生き生きと生きていきたい。
それが仕事だったら最高なのに。
お金を稼ぐために仕事をするのではなく、ただただ喜びのままに仕事をして、その結果が収入になる。
最近こんな考えを抱いている人が多いように思いますし、実際に不可能ではないかと思います。
しかし好きなことでお金を稼げるとは限らないので、ボランティアや趣味で好きなことをしつつ、お金を稼ぐための仕事は全く別の分野ということがほとんど。
私もそうでしたし、今もそうです。
自分が何をしたいかわかっているし、どんなことで社会に貢献できるかもわかっている。
これをしていたら自分のいのちがいきいきするということもわかっている。
なのに、その活動で生活できるだけの収入を得るには高い壁がある。
この壁なんですよね。
好きなことがはっきりわかっていて、それとは別の仕事をしなければならない。
これ、最初は(2009年~2010年ごろ)そんなに苦を感じずにできていましたが、だんだんと自分の本心と仕事で求められている内容のずれを感じてしんどくなってくるのです。
素の自分に近づくほど、社会不適応の部分が出てくる。
社会の枠の中でそれまではなんとなく、それがいいし、それでいいと思ってやってきて、疑問にすら思わなかったかもしれないけど、心の中でその枠が外れてくるに従い、合わせるのがしんどくてたまらなくなる。
そんな状態の人が多いのではないか。
特に、好きなことをやって収入を得るという段階にいくのが難しい。
それを心の底では自分に許しきれていない、それができると信じ切れていないから、現実世界にも反映されてしまう。
そうやってなかなかその壁を突破できずに、好きなことでやっていくという景色はなんとなく見えているのに、超えられない。
超えたと思っても途中また「潜在意識の抵抗」「潜在意識の揺り戻し」みたいなものに邪魔されてまた後戻り。
中にはそこで諦めてしまう人もいるかもしれません。
しかし、あと少しで自分の人生、本当の意味でいのちが生きる生き方、充足に満たされた生き方ができるのかもしれません。
徹底的な自己受容
潜在意識の抵抗、潜在意識の揺り戻しにあって、そこでひるんでしまう人は多いでしょう。
自分の心の中の抵抗のことを言っていますが、心は外の世界に現れます。
あなたの親だったり、旦那さんだったり、奥さんだったり、他様々な状況を通して、本当の自分を生きることを邪魔するような働きが出てきます。
これは変化を恐れるのが潜在意識なので、とにかく生き延びていくため身の安全を確保するような働きでもありますが、自由に好きなことをやっていきていきたいという気持ちに水をかけるものでもあります。
こういった抵抗にやられてしまうということは、やはりまだどこかで自分のことを受け入れきれてない、本当の自分でやっていくという自信がないのかもしれません。
私は私のままやっていける。
すばらしい資質、個性、才能が備わっている。
私ならではの宝を社会のために与えることができる。
自由に好きなことをやって、十分な収入を得ていい。
こういったことを徹底的に腹の底から自分でも受け入れていないと抵抗にあったときに負けてしまうのかもしれません。
世界に何を与えられるか。自分の棚卸。
あなたならではの持ち味、あなたにしかできないことは何でしょう。
また好きなこと、ついついやってしまうこと。それはあなたがありのままの自分でいられる自然な姿でいられる活動です。
他の人には難しくても、あなたは自然にできてしまうこと。
あなた自身が時間を忘れて没頭できること。
それらは、どのような人の助けになるでしょうか?
私への課題でもありますが、自分は一体世界に何を与えられるか、自分ならではの貢献はどういったことなのか、ぼんやりレベルではなく、心の中にありありと描く。
実際にそれをやって生き生きしている自分をまるでもう体験したかのようにイメージして自分の中に落とし込み、そうなると「決める」ことが必要なのだと思います。
以上読んでくださってありがとうございました。