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ケアする側がケアされる「ケアの反転」2度目のスピリチュアルケア研修での体験

グリーフケア。スピリチュアルケア。ケアの反転

2018年執筆記事。

2017年8月に2度目の病院研修を受けました。その時のことを書いています。

一週間の病院研修が終わりました。

 

前回2年前は自分の意識が変になったため、今回もその意識のコントロールが課題の一つでした。

 

どうにか無事に終わりほっとしています。

 

いろいろと書きたいことはありますが、今回の研修での最も大きな気づきが「ケアの反転」です。

「ケアの反転」などと言葉で表現すると枠組みの中で考えているようで私はいやなのですが・・・。

 

ケアの現場ではケアする者がケアされる者にケアされるという現象が起こっているのだと聴いたことはありましたし、実際にそのようなことも体験してきたつもりでしたが、今回は本当に心の深いところで、「体感」しました。

「ああ、こういうことだったのか!」

 

という深い深い気づきに涙があふれました。

 

もともと、私が「ケアをする」という発想はなく、ただただ傍にいるということを心がけ、その方との空間をともにするということを大切に関わってきました。

 

患者さんとのやりとりを「会話記録」という形にして研修参加メンバーとのグループワークをします。

そこでの気づきに魂が震えました。

ケアされていたのは実は私のほうだった・・・。

 

でも、その患者さんにとっても私とかかわることはとても嬉しかったんじゃないかというSV(スーパーバイザー)の先生の言葉もとてもうれしいものでした。

 

患者さんの状況を詳しく書くことはできませんが、私にとって、実は私のほうこそ、患者さんからケアされていた

(患者さんにその意識があるかどうかはわかりませんが)と身体と魂で実感した大きな体験、学びでした。

 

まだまだ書きたいことはありますが、やはりあの研修はすごいです。

 

結局「素」の自分に戻ってくるのですね。

「素」の自分で生きて行っていいんだと改めて感じました。

 

このようなグループワークや、1週間のスピリチュアルケア研修を受けても日常に戻るとまた「素」でいられなくなるのですが、回を重ねることにそれも徐々に減ってきて、自分を深く探るごとに軌道修正されます。

 

もう日常生活でも「素」の自分でやっていけそうです。

仮面でもあった「仕事」を本年度で辞めることにしました。

 

数年前は情熱を持って取り組んでいた仕事ですがもっと「素」になれる場ができたことと、自分に対しての信頼が増したので、苦労はするだろうけど素を生かせるライフワークでやっていけそうな気がします。

 

経済的な心配は少しありますが自分を偽らずに素の自分で働ける仕事であれば、どっかのビルの清掃の仕事だってなんだっていいわけで・・・。

2019年4月追記。

この2回目の研修で、「自分を必要としてくれる場は必ずある」という確信を持つに至りました。

私自身が「ケアされていた」という体感は心が打ち震えるほどのものでした。

他、日々の現場であっても参加者の方が私の名前を覚えてくれていたり、ちょっとしたやりとりによってもケアされているなあと感じることが多いです。

 

 

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