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引き寄せの法則は本当にあるのか?嘘ではないのか?

引き寄せの法則ってウソじゃないの?

引き寄せの法則、ここ10年ほどでとてもポピュラーになりましたね。

しかし、本当にそんなものあるのか?そんな簡単なことならみんなが幸せになっているはずと思ってしまいますね。

  • 思ったことが現実になるんだったらなんでこんなにイヤなことばかり起こるんだろう?
  • ずっとお金持ちになりたいって思ってるのに叶わないから引き寄せの法則なんてあるはずがない。
  • 誰が見ても善人という人のところに災難が起こったりするのはなぜ?

 

そして特に頭の思考で色々と考えてしまうタイプの人間は、そんな目に見えない法則なんかあるわけがないと思う傾向にあるのでは?

引き寄せの法則という言葉からは自分の願ったものが外からやってくるイメージですが、実際には心の中のものを外に作り出しているのと同じです。

さまざまな宗教で語られていることと同じですが、「引き寄せの法則」というと部分的においしいところだけ抽出したような感じに聞こえますね。

信じない人もいらっしゃるでしょう。

そういう方であっても万人にはたらく法則であり、信じている信じていないに関わらず、人生自体がその人の心が作り出したもの。

たとえ同じ現実を見ても、信じていない人にしたら「やっぱり引き寄せの法則なんてはたらいていないじゃないか」と、思い通りにいっていないところに焦点があたり、そこばかりみるので「引き寄せの法則なんてない」という現実をやっぱり引き寄せているということになります。

 

私自身、引き寄せの法則、当時はそのような呼び名ではありませんでしたが、心の中が現実になるという説初めて知ったのは確か17、18年ほど前だったかと思います。

当時は

マーフィー 眠りながら奇跡を起こす

このような「マーフィの法則」の本ともう1冊、潜在意識が現実を作るという内容の本を持っていました。

やはり「たましいは知っている」からなのか惹かれるのですよね。読んでいても「この本の中で言ってることは本当かもしれない」と思うわけです。

しかし現実は厳しく、半信半疑ではありました。

そして現実もなかなか厳しかったので、「こんなことあるわけがない」と思い2冊とも処分してしまいました。

自分の仕事は好きでしたがなかなかうまく回らず経済的にもしんどかったのと、夫のことなどもあり(私が入院してから人が変わったように変化した)、こんなに人生が簡単にうまく行ったら苦労しない、バカじゃないのかと思い、腹が立って捨てたのです。

今でもそうですが、ただ単純に「華やかな生活がしたいからお金が欲しい」「私の理想の素敵な恋人が欲しい」など人に見せびらかすため、エゴを満たすためということに焦点が当たっているのはうさん臭く感じるのです。

※上記のような願いでも本当に心から願っていることであれば共感はできます。そして自分に甘いですが20年前は「見せびらかしたい人」でした。

その後2005年、2006年頃江原啓之さんの本が支えになりました。

スピリチュアルなことは相変わらず半信半疑でしたが、「大我の心で生きる」という他人にとって愛の心で接するという内容に深く心を動かされました。

心霊現象的な内容はあまり興味がなかったのですが、波長の法則や守護霊のことなどは読んでいて心が落ち着くのです。

今思うと「波長の法則」も「引き寄せの法則」と同じことを言っているのですが、当時は気づかずにいました。

不思議なものでその後生死をさまよった際に深い次元とつながる体験をし、宗教的な智慧が降ってきたのです。

受け取ったものは多く、理解して言葉に変換するのに結構時間がかかるのですが、その中の一つに「人生思い通り」という内容がありました。

インスピレーションが降ってきたときに

人生思い通り?

ええっ?そんな風になってるの?

あ、ほんまや。ええっ、そういうことか!わかった!!

ほんまや人生思い通りや。好きなようにできるんや!

と自分の心が外の世界と連動していることが一瞬にしてわかったということがあったのです。

どうすればいいかもその時にわかりました。

単純な話で「今感じていることを素直にありのまま表現していく」

これだけです。

その時、その時の正直な気持ちをありのまま、受け入れる。

どんな自分も否定せずに愛するということ。

入院中から退院して数週間の間は、心の中と外の世界が連動しているのがわかりました。

ちなみにこれはスピリチュアルケアの研修を受けた時も似たような感じになります。

しかし次第に「ありのまま表現する」ことからまた遠ざかっていくのですね。

言いたいことを我慢してしまっている、その場の平和を守るために小さなうそでごまかし、らくをしようとしてしまう。

それでも、入院前よりはずっと良くなっているのです。前に比べてウソを付けなくなっている分、生きやすさもぐんと上がりました。

ですから、引き寄せの法則というのは、心の中が外の世界に現れているということですので、自分で世界を作り上げているということに他ならない。

そして自分を縛っている、自分に制限をかけている思い込みを解放していくにつれ、自由になっていきますね。

色々なことを自分に許可できるように

たとえば「私はお金に困らない」という人がいます。

その人の中で、常にお金がある状態が当たり前なのですね。金額の大小ではなく、人から見て少額であってもその人にとって「十分」と感じられる。

こうなると強いです。

幸せかそうでないかをお金にコントロールされることがないので。

また「十分にある」という満たされた状態が続いていくと、実際に大金を手にする可能性もとても高くなります。

「私は異性にもてる」という思い込みを持っている人は本当にもてますし。

 

私の場合も「人間関係に困らない」という状態がごく自然にできているようです。※ただし家族は別(笑)。

しかしこれは、以前では考えられなかったことでもあります。学生時代の悩みは人間関係であり、その悩みを解決したくてサブリミナルメッセージの入ったカセットテープを聴いていたこともあります。自分が人格的に魅力ある人間になるためのメッセージが入っているものでした。

そう考えると中学時代すでに潜在意識の可能性みたいなものに気が付いていたのかもしれません。

人間関係で悩みを抱えるというのは思えばもっと小さい頃からでした。イヤと言えない性格だったのと、外では自由に振る舞えない子だったので、気疲れしていたのです。

気が付いたら困らない状態になっていましたが、死の危機で一気に浄化が進んだことが大きいかと思います。人に対しては誠実に対応しているので、相手にも同じようにしてもらえるのだと思います。

 

不幸なことが起こったのはそれを願っていたから?

生きているとある願いは叶っても、別の願いは叶わないということは多々あります。

さらに、予想もしなかった不幸が起こるということもあります。

これは表層の顕在意識だけを見ていても理解できません。

「こういう不幸なことも引き寄せなの?」と思ってしまうと自分に責任があるように感じてしまいますね。

引き寄せの法則が有名になりすぎて

「こんなことがあったのはあなたが引き寄せたんじゃないの?」などと人に言われたりもします。

心の中が現実化しているというのは真実ですが、何でもかんでもコントロールできるのとは違います。

自分で意識できない部分が現象化していることがほとんどですので、例えば「心臓を動かす」といったことも潜在意識がやっているのですが、これを意識の力で自由自在に止めたり動かしたりはできませんよね。

しかしできなくても心臓を動かしているのは紛れもない自分の潜在意識なのです。

引き寄せの法則は仏教の唯識思想とも通ずるものですが、唯識が心と外の世界のことを説明しているのに対して、「引き寄せ」はその一部分、特に願望実現に焦点が当てられている感が強いです。

阿頼耶識の発見―よくわかる唯識入門 (幻冬舎新書) 横山紘一先生の本。わかりやすい説明です。

「唯識」という言葉からは重厚な感じが伝わってきて、ここで言っていることは真実かもしれない、伝統のある仏教が言っていることなんだから間違いはないだろう、と思う人が多いかもしれません。

引き寄せもまた追及すると奥が深く、唯識思想と結局は同じことを言っているのですが、どうしても現世利益を求めることにフォーカスしている印象がありますね。

恋愛がうまく行くようにとか、お金をたくさん手に入れたいとか、入口がとっつきやすい。

その分なんだか軽薄な感じがしてしまう、うさん臭いと思ってしまう。

不幸が起こったら「こんなこと思っていないのに現実になった。引き寄せなんかあるわけない。」と。

自分の表層意識で思ったことはなくても、自覚できない深層意識で抱えているものであり、他者との相互関係、縁、業の表出するタイミングなど色々な条件が重なって現象化しているので、人間の脳で分析してすぐに理解できるものでもありません。

「引き寄せの法則が働いた」と実感している人の場合、それはそこに焦点を当て、数ある現実の中から見たいものを抽出して見ているから。

見たいものに焦点を当て、それから得られる喜びを感じ、さらに見たいものに焦点を当て、さらに喜びを感じ・・・・ということの繰り返しです。

地味なトレーニングといえます。願望を実現させている人はこういうことを継続しているのですね。

練習しだいで誰にでもできますが、途中で止めてしまう人が多いのと、執着しすぎて「やっぱり叶わない」という思いを現象化してしまう人が多いのです。執着しずぎというのは、「いつ叶うんだ」という思いをいつも抱いているのでその状態がある意味叶っているのです。いつ叶うんだ→いつまでも叶わないという現象化です。

「こうなるのが当たり前なんだ」という意識を定着させることが大事ですが、それがぶれて時には「やっぱだめだ」という逆方向に行ったりしまうので、願いが叶わない。

実際に願いが叶う前段階、もう少しというところで潜在意識の抵抗にあい、願いが叶う前に諦めてしまったりということも起こりがちです。

「引き寄せの法則なんてないんだ」「あれは嘘なんだ」と。

信じることができればそれは越えていけるのですが、そこがまた難しいんですよね。いかに信じ切るかという自分との闘いです。

というわけで、引き寄せの法則は「ある」のですが、「ない」と思っている人にとっては「ない」という現象が起きている。

それもまた「引き寄せ」、信じていない人はそこもまた「スルー」しているという話でした。

読んでくださりありがとうございました。

 

 

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