葉祥明さんの絵~飾って眺めるだけでスピリチュアルケアになっている
※この記事は2012年~2013年執筆記事を加筆修正したものです。
こちらの記事
にも心を平安な状態にすることの大切さについて書きましたが、
今回も似たようなテーマです。
作家葉祥明さんの言葉を紹介します。
葉祥明さん絵本はいくか私も持っていますが、
絵を見ると本当に優しい気持ちになりますし、
なんてかわいいんだろう、どうしてこんなに落ち着くんだろうと不思議な気分になります。
温かい存在に包み込まれているような気持ちになる方も多いでしょう。
もちろん絵だけでなく本の中のメッセージからも心に染み入るような優しさが伝わってきます。
以下参考サイトから。※現在はリンク先のアドレスが変更になっています。
反戦や平和のメッセージには、戦闘場面を描いて訴えるやり方もあれば、戦地に咲いた一輪の花が風に吹かれている、そんな美しさを描くことで伝えるやり方もある。
血が流れる場面や、手足が吹き飛ぶ絵をリアルに描けば確かにインパクトはあるけれど、怖いから手に取らなくなる。
人間には自然な感情というものがあるからね。
美しさは心に傷をつけないの。見続けることができる。
平和を考えるのに大事なのは持続です。
残酷な戦闘場面を見て、戦争はいけないと思っても、あとは知らん顔になりがち。
美しいものは脳にインプットされて残る。
心の中に平和の白い花が咲いているようなもの。
だから僕はきれいなものを描いてくことで平和を訴えているんです。
葉さんの言葉を読んであなたはどう感じましたか?
葉祥明オフィシャルサイトも載せておきますね。
自分の心の中に黒くて怖いもの、人に対する醜い感情を抱くより、ほっと安らげる美しいもの、
ずっと眺めて痛くなるようなきれいなものを取り入れて満ち足りた充足感や
人に対する優しさを思い起こさせるほうがずっと幸せに感じます。
葉祥明さんの絵はかわいらしいメルヘンチックなものがほとんどで、見ると心がふんわり優しくなります。
色使いもパステルカラーが多く使われていますし、絵本に登場するかわいい動物たちが心を癒してくれます。
葉さんはグリーフケア関連の本の表紙の絵も担当されていたりと、「人間そのものの存在」を肯定してくれるような、受け止めてくれるような、そんな安心感をも抱きます。
喜び、優しさ、慈悲、平安で心が満たされること
ああしなきゃだめ、こうしなきゃだめ、と言われると、それが正しいことだとわかっていても
心がぎすぎすして、
「平和」とは程遠い
焦りや自分責め、焦燥感、強制されたような息苦しさを感じることにつながります。
しかし、葉祥明さんのおっしゃるように、美しいものを見て、心を平和で満たす方が周りにも平和の心が伝わります。
葉祥明さんのかわいい絵を見ると本当に心からほっとしますし、絵本から優しさが心にしみ込んでくるようです。
読んでくださりありがとうございました。