引き寄せの法則や潜在意識と外の世界の関係などを学んでいると、外の世界をコントロールするのではなく、まずは自分の心なんだよ、という情報を何度も目にします。
私が心と外の世界の関係について知ったのは28歳の時、スピリチュアルな次元に繋がった際です。
いわゆる「覚醒体験」「一瞥体験」「宗教的体験」と呼ばれる体験をした際です。
その後、意識状態は普段の日常の感覚に戻るのですが一度体験すると忘れられず、以来探求の日々。
一度真実の世界をかいま見た、どうやって生きていけばいいかわかった、といってもそのように生きられるわけではなく・・・。
それまでに慣れ親しんだ生き方や考え方の影響は根深いのです。
それでも、人間が変わったのは事実で、生き方も大幅に変わりましたが、相変わらず変わらない部分もありました。
自分の心が放っている波動通りに現実が創られるんだとわかっても、なかなか思い通りにはいかないわけで。
現実は期待通りに動いてくれないというのは、期待する気持ちが執着になってしまってるのですね。
だからその執着が現象化している状態がずっと続くのです。
例えばお金。
お金は豊かさの一種です。
豊かさって何?って聞かれると「お金」しか思い浮かばない人もいるでしょう。
でも豊かさはお金だけではないですね。
健康な身体
愛する家族
仕事の技術や能力
快適な住処
なんでもわかりあえる友人
いつでもアクセスできるネット環境
好きなことをしている時
おいしいものを食べている時
自分を肯定できる気持ち
未来への希望
感謝できる心
などなど
挙げたのはほんの一例ですが、お金以外にも豊かさを感じるものってたくさんあって、身の回りに溢れています。
これがですね、お金にフォーカスしすぎると
「今月もうお金がない」
「支払いどうしよう」
「どうして出費ばかりかさんで欲しいものにお金が使えないのか」
「将来この給料でやっていけるのか」
などと「足らない」「不安」といった気持ちに心を乗っ取られるのです。
私も何度もこの気持ちを味わいました。
特に20代前半の頃は。
そして28歳で一瞥体験があり、深い癒しを体験。
癒されて以前よりはマシになったとはいえその後も時々「欠乏意識」にとらわれてきました。
でもこれも、
外の世界は自分の心の反映なんだ、
外を変えるにはまず自分の意識が先、
ということがだんだん実感できるようになってきたら、昔とは比べものにならないくらい
気持ちがらくになりました。
長いことかかりましたが、思い込みを・解放・浄化して「お金は外で働いてもらうもの」という意識から
「自分の中の豊かさと受け取り許可の意識が、お金という形になって現れたもの」と思えるようになってきたからです。
完全にそう思える日もあれば少し不安を感じることもありますが、それでも昔に比べたらずいぶんらくで、平気でいられるようになりました。
豊かさも、自分の心の波動次第とわかっていれば、
「イヤだけどこの仕事で稼ごう。給料が高いから」
という不安からの行動をしなくなります。
「仕方がない、お金のために我慢だ」とイヤイヤ仕事に行くその気持ちは豊かではありません。
気持ちの面で豊かさを感じられてないと、現実には反映されないとわかっているので、やりたくない仕事はできなくなります。
「お金」という形で収入は入ってくるかもしれませんが、それと引き換えに我慢を選ぶのは豊かではないなあと思います。
瞑想や自己探求で心の浄化が進んでくると、お金以外の豊かさに気づけるようになるので、お金が少ない状態であっても、気持ちは豊かでいられるのですね。
受け取り許可ができるようになってきます。
色んな豊かさに対して。
「お金がほしい」
という場合、その奥にある本当の気持ちは
「安心したい」
「心穏やかに過ごしたい」
「豊かな気持ちを感じたい」
「制限ではなく自由を感じたい」
「色々な選択肢があるという余裕を感じたい」
だと思います。
逆にいうと
「安心できてるし豊かな気持ちも感じている」
のであれば、お金のことはあまり気にならなくなります。
そして、こう感じているのであれば、内面が外の現実に反映されますから、結果お金に困ることが減ってきて、お金の心配が無くなります。
実際にお金のあるなしに関わらず。
お金が入ってくる場合も多いでしょうが、お金が入ってこなくても、別の形での豊かさが常にある状態でしょう。
最後にこの本を紹介
YouTubeで度々紹介されていて、気になったので注文。
届くのが楽しみです。
著者の堀内恭隆さんいわく、お金を使うほど富が入ってくる、と。
お金は使ったら減るというのも思い込みですよね。
実際に財布からお金は減りますが、お金と交換して手に入れたものがあるはずなので、カタチを変えただけなんですけどね。
自分の心が喜ぶ物にお金を支払いたいです。
今日もお読みくださりありがとうございました。