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この程度のことでカウンセリングを受けていいの?

心の中にモヤモヤを抱えいても、それを相談していいのかどうか迷うことはありませんか?

カウンセリングを受けたいと思っているのに、受けていいかどうかわからないと迷っていませんか?

心の内を打ち明けることに対して抵抗の少ない方もいれば、抵抗を感じる方もいます。

私自身、過去の自分を思い出して気づいたことを書いてみました。

自分を責めていたり、

こんな悩みは悩みでも何でもないと思っていたり、

誰かに相談すること自体を悪だと思っていたり、

私なんかがケアされたり癒されたりしてはいけないんだと思っていたり

しませんか?

 

「もっと辛い人がいるのに、それに比べたら私の悩みなんか小さいよね。」

「他の人は生死に関わる問題やたましいレベルの問いを抱えているのに、私の悩みは次元が低い。だから話を聴いてほしくても恥ずかしくて気が引ける」

「この程度の悩みで人を頼ってもいいのだろうか」

心に抱えているモヤモヤが、日常生活に影響し、目の前の仕事や家事、育児に集中できないのではありませんか?

次元の低い悩みだから・・・

ネガティブな感情や嫉妬や怒りばかりで、エゴの欲求にまみれた相談をされても相手が迷惑するのではないか・・・

 

「これはエゴだから」

と思ってしまい、自分一人で抱えて我慢を続けてしまうこともエゴかもしれませんね。

 

エゴ=思い込み。

ブログ内でいつも言っている「ビリーフ」とほぼ同じ意味です。

エゴが悪いというわけではなく、エゴが教えてくれるものがあります。

どうしてエゴに巻き込まれるのかというと、本当の自分が奥でうずいているから。

本当の自分でいられない状況が続くと、エゴといううわずみの感情となって表出します。

「エゴだからさらけ出すのは恥ずかしい」と思うかもしれませんが、エゴこそ、悩み・苦悩の本質につながるものなのですね。

人と比べて納得のいかない思いや、理不尽さなど、「他の人の悩みを比べたら・・・」と自分の中に抱え込んでしまうことは多いのではないでしょうか。

 

「どうしてあの子ばっかりいつも満たされてるの?私だって同じものが欲しいのに!」

「私の方が努力してるのになんで実力の伴わないあの子ばかりが高評価を得るの!?」

嫉妬や理不尽さ、努力が報われないくやしさなど、ぜひ打ち明けて欲しいと思います。

 

エゴはあって当たりまえですし、心の浄化が進んでいっても、エゴは現れ続けます。

本来の自分で生きている段階でも、エゴは現れますが、その段階だと巻き込まれることは少なくなり、ただエゴの存在に気づき、放っておいても平気になります。またエゴの奥にある根っこもつかみやすくなり、自分でスッと癒すことが可能になってきます。

この段階になれば専門家を頼らずともセルフケアが可能ですが、多くの場合自力でエゴの奥にある根っこをつかもうとしてもたどり着くことが難しいです。

たいてい何度も同じ感情に巻き込まれて悩みが繰り返されることになります。

エゴはあるのが当たり前ですが、巻き込まれてエゴにコントロールされると生きづらさになってしまいますね。

生きづらさを感じるというのは、本来の素の自分が出せないから。

「この程度のことでカウンセリングを受けていいの?」

抱えている課題が

①悩みの内容そのもの

②悩みを抱えているご自身がケアを受けること。他者を頼ること

両面を掘り下げて、根っこにあるものは何なのか一緒に探っていきましょう。

 

今日もお読みくださりありがとうございました。

 

 

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