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ケア提供者として「聴く」ことと「超作」

最近カルマ・ヨガや超作について書いています。

目の前のことをただただ一生懸命、愛を込めて行い、それによってどうなるかという結果は気にしない。

結果を気にせずに相手にとって最善を尽くす行為です。

大きなことでなくても、日常でできること、例えば掃除など現時点で置かれている状況で取り組めることであれば何でも「カルマ・ヨガ」「超作」として取り組めます。

さて、ケア提供者として相手の話に耳を傾けることは、簡単なようでいて難しい。

どう難しいかというと、自我・エゴの視点で聴くと、自分の考えの方に誘導したくなり、適切な聴き方ができなくなってしまうのです。

良かれと思って、相手の本音を聴いていない段階でついアドバイスをしてしまったり、

元気になってほしいからと余計な励ましをしてしまったり。

それは相手が「元気になりたい」という気持ちがわき上がってきた段階であれば有効かもしれませんが、

まだしんどい段階で、辛い気持ちをもっともっと聴いてほしいという場合、逆効果になることが多いのです。

相手の辛さ、苦しさを十分表現させずに、聴き手の理想や期待を押し付けていることになりますね。

聴き手側の考えや価値観を押し付けることのないよう、私たちは訓練を受けるのです。

その訓練というのは、例えばオウム返しやミラーリングといった表面的な技術を習得するのではなく、聴き手側の内面の問題に向き合い、癒していくことなのです。

相手に向き合うよりもまずは自分の内面です。

オウム返しやミラーリングなどの技術はある程度内観が進み、力がついてきた段階で効果を発揮するものです。

適切な聴き方ができない理由は、聴き手側の抱えている考えや価値観にあるのですが、これはほとんどの場合幼少期から身に着けてきたパターンです。

心の傷やメンタルブロックといったもの。

それらが「聴き方」にも大きく影響してしまうのですね。

聴き手側が大きな心の傷を抱えていて、それが癒されていないままだと、相手の話を聴けませんよということ。

自分自身が何か抑圧していることがあったら、同じように「抑圧」が無意識に働いてしまいます。

自分に優しくない聴き手は、相手に害を与えることになってしまいます。

 

聴き手自身が心を癒すことで、相手の話も聴けるようになっていくのです。

聴き手自身が自分の本当の心の声を聴く。

すると他者の本音も感じ取れるようになっていきます。

カルマ・ヨガと超作の記事内で、それがちゃんとできるようになるには、まずは自分自身の癒しが必要、自分い対して愛を持って接することが大事という内容を書きました。

カウンセリングやグリーフケア、スピリチュアルケアは主に聴くことを通して「カルマ・ヨガ」「超作」をするわけですが、

他者の心のケアを行う前に、まずは自分自身の心の癒しが必要です。

自分が癒された結果、他者に対して優しく接することができるようになっていきます。

聴くことに関しては色々な本を読んできましたが、鈴木秀子先生のこの本も良かったです。

 

今日もお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

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