時々聴いているコマースジャングルの瞑想CDからヒントを得ました。
何かを決める状況で、どうしようか迷う。
AにしようかBにしようか。
その迷いの原因が、未来に対する不安であればそれは自分の中の「幻想」なので決断しても大丈夫。
その迷いが、自分らしさを損なうという理由であれば、その決断によってしんどくなるのでやめておく。
どちらか一方に100パーセントの感情を抱くことはまれで、
どんな決断にも例えば「未来に対する不安20パーセント、自分らしさを損なうかもしれない不安50パーセント」
など混ざっているのが普通です。
どちらの割合が多いかによって決断すればいいですね。
自分らしさは発揮できるけど、
未来に対する不安がものすごく大きくて
それに振り回されるんだったら、結局自分らしさも損なうかもしれないので。
未来に対する不安は幻想といっても、人によってはその幻想に振り回される。
「これは幻想だから絶対大丈夫!」
「感情は不安がっているけど、感情なんか不安がらせておいて大丈夫!前に進もう!」
と確固たる信念があれば本当に大丈夫なのですが、大半の人はそこまでの心境になるまでが長い。
あまりに不安が大きいとそれが潜在意識に刻印され、結果現象化して「やっぱりだめだった」となります。
いかに信じぬくことができるかが勝負。
信じぬくことが難しければ、徐々にそう信じられるように少しずつの積み重ねが功を奏します。
大きな決断をして一気に状況を変えるということができる人もいれば
それだとかえって不安が大きくなる人もいます。
そういう人は少しずつ、少しずつ、潜在意識に心地よさを感じさせて、
自分らしさを発揮できる状況をちょっとでも味わう。
一進一退かもしれませんが、
それをやり続けていくと
「ひょっとして私は守られているんじゃないか」
「自分らしさをもっと発揮して大丈夫なんじゃないか」
「いやむしろ思い切り自分を出す、この私で生きるほうが私のためでもあるし、みんなのためでもあるのではないか」
と思えてきます。
何かの決断に迷った時、違和感を感じた時は
不安からなのか、自分らしさを出せないことからなのか
まずは感じ取ること。
自分の感性の声に敏感になることです。