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自分を愛する「自愛」。どうなりたい?何を望んでいる?

自分の心が世界に映し出されている。

だから、周囲から優しくされたいのであれば、自分がまず自分に優しくすること。

出したエネルギーが返ってくるのが3次元の仕組みです。

自分が自分に優しくして、それから他人に優しく、です。

本心本音、どうなりたいか。 

どんな自分がいちばん幸せを感じるか。 

ここを遠慮なく徹底的に自分に正直になり、明確化する。 

自分の中のウソやごまかしを徹底的に排除し、ほんっとうに心の底から望んでいることを浮かび上がらせるのです。 

自愛、自分に優しくするには、まずは正直になるところから。

他人からどう扱われたい? 

他人からこうされたいと望んでいるように自分自分大切扱うこと。

自分が自分にそのように接すること。 

自分が一体どんなことを望んでいるのか、を徹底的明確化する。 

望みの奥にはこんな感情感じたい」という本心本音ある。 

結局その「感情」を感じたいから、あれこれ望むのですね。 

だから、その感じたい感情というのは、どんな感情なのかを先に自分でわかっておくことが大切。 

というのは自分でもいまいち明確化出来てない時が多くて、勘違いしたまま望んでいることってたくさんあるから。

自分で本心本音の望みがわかりきっていなくて、本当の願望でないものを願望にしてしまっていることが多々あります。

例えば、将来英語の通訳になりたい、という願いがあったとして。 

 

どうして通訳になりたいのか? 

通訳になってどんな感情を感じたいのか? 

 

「英語と日本語の通訳をしていると無我夢中になって本当に満ち足りた気分になるから。」 

これだったら、本当に 

「通訳」という仕事内容そのものに携わることが好きで、自分の本心と合っています。 

自己一致していますね。 これならOKなのです。それそのものが好きだから。

 

しかし、「通訳の仕事ってかっこいい。私もデキる女性として周囲にちやほやされたい」 

という願望の場合、

「ちやほやされたい」というのが感じたい感情です。 

みんなにすごいね、と言われて能力の高い自分を誇らしく思いたいというのが本音です。 

通訳の仕事が本当にしたいかどうかはまた別ということになります。 

ちやほやされたい、自分のことをすごいと思いたい、というのが本音で、「通訳の仕事」はそれを叶える「手段」という位置づけになっている。

この場合、努力して通訳になれたとしても、「ちやほやされたい」という望みが叶っていなければ「通訳になりたいという望みが叶ったのになぜか充実を感じない」思いを抱きます。

本当の望みが叶っていなければ感情が満足しないからです。本当に感じたい感情は感じ切れていないからです。 

 

このように、私たちは「〇〇になりたい」と願望を抱きますが、その奥にある本心本音、本当に感じたい感情とはずれていることが多くあるのですね。 

 

「お金が欲しい」という願望もそうです。 

なぜお金が欲しいかというと、

「安心したい」

「自由な時間が欲しい」

「素敵なファッションに身を包んで美しくなった自分を味わいたい」

などが本音なわけです。 

ですから、「お金が欲しい」というのがあたかも本当の願望だと思い込んで、お金を稼ごうと必死になってたくさん働いても、本心本音の部分は満たされないことも多い。 

稼ごうと思うあまりに忙しくなりすぎると「自由な時間が欲しい」という願いは叶いませんし、

「素敵ななファッションに身を包んで美しくなった自分を味わいたい」と思っていてもなかなかそんな時間も取れず・・・。 

「安心したい」という願いも、もし安心しているんだったらそんなに忙しく働きませんよね。安心できていないから、お金を稼ごうと働きすぎてしまう。 

 

恋愛もそう。特定の〇〇さんとの恋愛がうまくいきますように、と願っている人は多いでしょう。 

数か月後数年後、結果的にその〇〇さんとお付き合いできる状況になるかもしれません。

しかしその時、果たしてあなたは〇〇さんのことがまだ好きでしょうか。 

お付き合いするという願いが叶ったとしても、あなたの〇〇さんに対する気持ちが冷めてしまっていては意味がないですよね。 

 

特定の〇〇さんと限定してしまうのではなく、 

「好きな人とうまくいく」 

「好きな人と相思相愛になって大切にされる」というのが本心の願望ですよね。 

恋愛中は「特定の相手」にどうしても固執してしまうものですが、本当の願いというのは、「好きな人から愛されること」なわけで。

 

今は〇〇さんが好きかもしれませんが、1か月後もしかしたら△△さんのことを好きになるかもしれないのです。

今は〇〇さんとうまくいきますようにという願望を抱いていたとしても、1か月後は△△さんとうまくいきますようにと心が変わっているかもしれません。

「(その時の)好きな人とうまくいきますように」であれば相手が誰であれ関係なく使えます。

最初の願望の設定を、「特定の誰か」というような目に見える形ではなく、気持ち、感情はどう感じたいのかにフォーカスすべきなのです。

本心本音に忠実に設定し、意図することが大切です。

自愛とは、自分に優しくすることです。

ほんっとうに望んでいるものを、「叶えていい」と許すことでもあります。

ほんっとうに望んでいるもの、勘違いしていないですか?

勘違いして放った望みが叶っても、あまり嬉しく感じません。

ほんっとうに欲しいものを欲しいと自覚すること。

手に入れていいと許すこと。

 

今日もお読みくださりありがとうございました。

 

 

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