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感情は伝播する。これを子育てや介護、職場の人間関係で利用しない手はない

人間誰しも共感力があります。

人によって差はありますが、誰かがイライラしていたらこちらも心がざわざわして落ち着かない気分になったり、誰かが笑っていたらこちらも楽しい気分になったり。

悲しい映画を観て泣くのも共感ですね。

このブログを読んでくださっている人は人の感情を受け取るのが得意な、共感力の高い方が多いのではないでしょうか。

ですので、家庭や職場、学校などで他人の感情が伝わってきてしんどい思いをするという方が多いかもしれません。

これについては以下に書いております。

関連記事:エンパス・HSP。共感や同調が過ぎると「憑依」のように他人の感情に呑み込まれる

関連記事:エンパス。しんどい時はその共感力という特性を生かした対策ができる

上記はいずれも、外の影響を受け、結果自分はどうなるという内容を書いておりますが、今回は相手もまた共感力があるということを利用した方法です。

自分の感情もまた相手に伝わるということなので、いい関係を保ちたいのであれば、出来る限り平安な気分で過ごしていたらいいのです。

それが相手にも伝わり、機嫌が良くなる、落ち着いた気分になるなど変化を起こすことができます。

職場など良識のある大人同士であればお互いに上記のような気配りを常にしている場合もあるでしょう。

もし、ちょっと苦手な人がいるのであれば意図的に自分の感情を落ち着いた「平安」な状態に持っていき、さらに、「あなたのことも大切に思っていますよ」という気持ちで(そう思えない場合は無理に思わなくてもOK)接するなど。

それから良識や常識の通じにくい相手(幼児や認知症の人)なども、言葉での情報は理解できなくても情動は活発だったりするので、こちらが落ち着いているとそれが伝わります。

逆にイライラしていると相手もますます頑なになる、相手を不快な気分にさせるというのはイメージできるかと思います。

もちろんどれだけ感情が伝播するかは相手の感受性にもよりますし、その場の状況によっても伝わる度合いが変わります。

相手によってはほとんど効果のないこともあるでしょうが、それでも自分の感情を良い状態に保つことは周囲の人にとっても穏やかに過ごせるというメリットがありますね。

別の言い方をすると「波動」です。

感情は波動の一種。

良い波動を保つとそれが相手にも伝わるということ。

 

今日も読んでくださりありがとうございました。

 

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