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他人や社会が望むよう、本心を抑え我慢するべきという思い込み

日本人の傾向として自分よりも他人を優先するという考えを抱いていることが多いです。

小さいころから「みんななかよく」することが大事とされ

ケンカなどなにかもめた時には

悪いことをしたと思っていなくても

「あやまりなさい」と言われ、しぶしぶ謝る。

このようなことが日々繰り返されるので

いつのまにか

「自分という個性を持ってはいけない」

「親や先生、社会の言う通りにしないと生きていけない」

という価値観(ビリーフ)、思い込みを抱くようになります。

心の根底のところにこのような価値観が出来上がるので、

大人になってからいくら「個性を出しても良い」と言葉を目にしても

頭ではわかっているけどなかなか行動に出せないし

そうすることがいけないことにように「罪悪感を感じる」という人も多いかと思います。

そりゃそうです。

何かやりたいことをやろうとしても

「危ないから」

「失敗するから」

「あなたにはそれは向いていない」

「こっちの方が将来役に立つから」

などと自分の本心よりも

安全を優先するように言われてきた人がほとんどではないかと思います。

親世代かそれ以上の世代は戦争を体験していて

個性云々の前に

「生きていけるかどうか」がまさに問題であり、

食べていけるかどうかが生活の課題だったと思いますので

そういった「安全」を優先する価値観を抱いていて当然です。

しかし私たちの世代は親世代、祖父母世代がそうやって命をつないでくれたこともあり、

おかげさまで「生きていけるかどうか」についてはあまり心配しなくても良くなりました。

環境や状況が変わり、「生きていけるかどうか」という物理的な問題は

ほぼ気にしなくて大丈夫であっても

その価値観はまだ根強く抱き続けているというわけです。

安全のために我慢し続ける。

それがもうその人の日常になってしまっていて

人生で挑戦することの喜びを感じるよりも

人の言うことに従う安全を優先してしまう。

「自分をごまかして我慢ばかりしてきたため

そういう自分はもうしんどい、

本来の自分に戻りたい」と思っても

急に変われないのでそれがまたしんどいということになります。

それでも

なんかしんどい

他人に合わせることは本当に必要なのだろうか

今まで我慢ばかりしてきたけど、それで良かったのだろうか

もっと自分を出してもいいんじゃないか

と今までの生き方に違和感を抱き、

「本来の自分でやっていけるのでは」という思いを抱いているということは

そういう可能性が見えてきたという希望でもあると思います。

今の時代そのような思いを抱き、

実際に自分の個性を引き出し、好きなことをやって生活し

社会貢献にもなっている生き方をしている人が増えています。

人類の意識が変容しているということでしょう。

より本質的な生き方へとシフトしているのだと思いますが、

それは個性を生かすといいながら同時に

宇宙や全体の流れと調和するという「本来の自然な姿」への回帰でもあると思います。

宇宙や全体と調和するということは、その人の「自然な姿である個性が生きる」という

パラドックスでもあるのです。

我慢は流れへの「抵抗」かもしれません。

 

 

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