2013年執筆記事です。
生死をさまよった際に体験したいわゆる
「神秘体験」「宗教的体験」「覚醒体験」「一瞥体験」「変性意識」と呼ばれているスピリチュアル体験からの気づきです。
インスピレーションが勝手に降ってくる、心の中にわいてくる状態でした。
当時の感じた感覚そのまま書いています。
4.ワンネス・世界は完璧に動いている。覚醒体験・変性意識状態
生死の境を彷徨っている最中は何もなかったのですが、
体が回復してきたときに、
意識の状態が普段とは違うということに気がつきました。
これは言葉ではどう言い表していいのかわかりませんがとにかくすごいのです。
「ああ、生きているものはみな、
本当は何もかも知っているんだ。
完璧に動いているんだ。何もかも。」
「自分では自覚しなくとも自分の取る行動は森羅万象と一致していて、
全てが決まっていることで、寸分の狂いもない。」
「ああ、そういうことだったのか。わかった!」
「なんだ、すごく簡単なことじゃない。なんで今まで気がつかなかったの。」
「全てが私。」
「ありがたくてありがたくて仕方がない。周りの人全てが愛おしい。」
「今までの人生で起こったことの意味が全てわかった。」
他にも色々ありますが、このような心境になりました。
しかし、その至福の感覚は長くは続かず、
みるみるうちに通常の意識に戻っていきました。
ただ、この経験は私の軸となるものとして、今でも心にあります。
その後の日常生活のなかでも、時折あのときの感覚が戻ってくるようなこともあります。
悟り、覚醒、変性意識を体験すると人生観が変わるといわれていますがまさにそうです。
中身が全く別人のように変わりました。
ワンネス・世界は完璧に動いている。覚醒体験・変性意識状態についての考察
「ワンネス」と呼ばれている体験だと思います。
スピリチュアルな次元と言っていますが、
「自分とかけ離れたもの」「特殊な人だけが体験するもの」というよりも
あまりに身近にありすぎるがゆえに見えなくなっているだけのもののような気がします。
遠くにあるのではなく、「本来の自分」「素の自分」に戻ることこそがスピリチュアルなのだと思います。
こう書いていてもやはりいつの間にか「本来の自分」から離れてしまっていたり、
また生きづらさを抱えているなあと思うことも多いです。
人間の存在は、実は多次元に属しています。
一人の人間の中に、すでにそれはあるものなのですが、
通常の意識状態ではなかなか体験できません。
意識の重心が3次元にあるからです。
3次元にあるというのは、「個」として一人の人間としての意識状態ということを意味します。
しかし、個を超えて他人や他の生命存在と繋がる次元があり、
さらに超えていくと
自分の中に全てがある、全ての中に自分がある、と感じる次元があります。