2013年執筆記事です。
生死をさまよった際に体験したいわゆる
「神秘体験」「宗教的体験」「覚醒体験」「一瞥体験」「変性意識」と呼ばれているスピリチュアル体験からの気づきです。
インスピレーションが勝手に降ってくる、心の中にわいてくる状態でした。
当時の感じた感覚そのまま書いています。
9.名前には意味がある
言霊とは言葉にも魂があり、それを発し続けると現実になるというものです。
意味の異なる同じ響きの言葉同士も繋がりがある、関係しているということがわかりました。
ひょっとすると悟り、覚醒体験というのは私の勘違い、または脳が極限状態になると誰しもそのような体験をするようDNAに組み込まれているものかもしれませんが、そのときの「そうか、そうだったのか、わかった!」というまさにアハ体験は感動ものでした。
例を挙げると
使命と氏名。昇天と笑点。愛とI。冷静と霊性。紙と神と髪。外科医と下界。輪と和。
だじゃれのようですね。
それまで気がつかなかったけど、夫が無意識のうちにスピリチュアルな世界に繋がっていることにも気がつきました。
全てではないですが、夫の言ったことが後になって本当だとわかったことがあります。
そして、普段から夫はよくダジャレを言っていました。
これも意味のあることなのでしょう。
考察
そのときに気がついた言葉自体はごく少ないのですが、まだまだあります。
宇宙とちゅうう(仏教用語)。生殖と聖職。生き方と逝き方。
意味と忌み。
リンクしている言葉はまだまだあります。
言葉は現実を創ると言われています。
冗談であっても引き寄せたくない言葉は使わない、心が穏やかになれる言葉を日常的に使うということも大切。
「名前には意味がある」という気づきの考察ですが、
名前というのは「個」として自と他を区別するためのもの。
言葉によってあれとこれへ別という分離が始まります。
ワンネスの意識、宇宙意識の状態では自他の区別はありません。
しかし、人間として「個」の意識状態というのは、「個」として生きていく、他の誰でもない、かけがえのないわたし、あなたという個性を生きるということです。
分離の世界では個としての存在を示すものとして与えられるのが「名前」であり、個の世界を生きる上で、個の世界の中で非常に意味を持つものであります。
名前は個の世界を生きる上での氏名であり使命というわけです。
ワンネスの次元から次元を下げると、「コーザル界」という原因身が属する次元があります。
この次元が「個」としての存在のはじまりであり、「コーザル」→「アストラル」→「3次元のこの世」という風にこの世に現象化する前の原因となる次元がコーザル界なのですね。
ですから、この世に現れて形を持つ前の情報としての言葉が存在し、それは「言霊」などと呼ばれていますね。
日本語ですと、異なる漢字にも関わらず、響きが同じ言葉など、元を辿ればこの「コーザル界」で同じ根っこから発生しているものが多いのでしょう。
「わ」→「和」「輪」など意味は異なっても、元々の要素には共通しているものを感じます。
言葉や名前の意味ですが、自他の区別が無くなるワンネスの意識状態では意味は無く、ただただいのちのはたらきの一部として、自動反応でコンピューターのプログラム通りに、自由意志などなく私たちは動いているにすぎないのですが、個の意識として感じるのは自由意志があり、「私」にとらわれるということですね。
不思議なパラドックスです。