2013年執筆記事です。
生死をさまよった際に体験したいわゆる
「神秘体験」「宗教的体験」「覚醒体験」「一瞥体験」「変性意識」と呼ばれているスピリチュアル体験からの気づきです。
インスピレーションが勝手に降ってくる、心の中にわいてくる状態でした。
当時の感じた感覚そのまま書いています。
6.今という瞬間しか存在しない
過去も未来も想像の中にしか存在せず、存在しているのは今という瞬間のみです。
瞬間、瞬間が少しずつ変化しながら続いていく。
「今」が不満や不安を抱えていてちっとも幸せを感じる余裕がなく、将来の準備にばかり労力を費やすのは「今」を幸せに生きてはいないということ。
人生は「今」しか存在せず、それが連続しているだけなので、まず「今」幸せに感じること行う時間を増やしていけばいい。
2019年考察
まず3次元のこの世には「時間」の存在があります。
時間があるということは「変化する」ということ。
あらゆる生き物や物質は一瞬一瞬、その瞬間はとらえることがができないほどの微妙な変化を繰り返しながら成長したり、朽ちていったりします。
この世次元に意識の重心があることが普通ですが、過去→現在→未来へ時間が続いているという認識を持っています。
しかしスピリチュアルな次元、個を超えた次元において「今」=「永遠」です。
個を超えた次元と3次元のこの世は表裏一体。
この世というのは「今」が毎回毎回生成されているということ。
その「今」には「過去→現在→未来」も同時に含まれています。
セラピーなどで癒しを体験した人がたびたび言いますが、
過去とても傷ついた体験があり、傷つけた人に対して嫌な感情を抱いていたとします。
それが癒されて新たな気づきを得るのですが、過去には「嫌な人」というとらえ方をしていたのが
「私にとって学びをもたらしてくれた人」
「自ら悪者になってくれたありがたい人」
「本当は傷つけるつもりじゃなく、私の気持ちを深いところで理解してくれていた人」
のように認識自体が変わる体験をすることがあります。
このような場合、現在の心が癒されることで過去も癒されたなどと表現されます。
過去に感じていたことと、現在感じている過去の印象は全く違うものになるのです。
そういった意味でも過去も未来も「今」の中に存在しているということです。
また過去の出来事として歴史だったり誰かの体験だったりを私たちは知ることがありますが、それを学んでいるのはまさに「今」です。
過去に誰かが成したとげた偉業であったり、発明であったり、ある考えや思想。
それを私たちは理解し「わかった!」と自分の中で腑に落ちる瞬間がありますが、それは誰かが生み出したものというストーリーでもありながら、同時に「わかった!」の瞬間自分の中で生み出されたものということができるのではないでしょうか。
結局、この世界を作っているのは「自分自身の意識」ということになります。
未来のことを心配するのも、「今」やっていることです。
過去も未来も、直接体験することは不可能で、体験しているのは「今」です。
過去は時間をさかのぼった先に存在しているのではなく、「今」の中に存在していて、「今」この瞬間「過去」が同時に生成されている。
ですのでこの文章を読んでくれている人の中に、「ああ、そういうことだったのか」という気づきが生まれたとしたら、それはこの文章自体をあなたの意識が作り出したということになります。
人生は「今」「今」「今」の連続。意識が現実を作っている。
最後に。できるだけ心地よい気分でいられることを選ぶ
「今」あなたが満たされる時間を過ごしてくださいね。
まずはご自身が満たされること。
きれいな花を見たり、犬や猫と遊んだり、友人と会って話したり、少しの時間でもいいので趣味を楽しんだり。
お笑いを観るのもよし、コーヒーを飲んでちょっと一息つくのもよし。
少しでも幸せを感じる瞬間が増えることを祈っております。