2013年執筆記事です。
生死をさまよった際に体験したいわゆる
「神秘体験」「宗教的体験」「覚醒体験」「一瞥体験」「変性意識」と呼ばれているスピリチュアル体験からの気づきです。
インスピレーションが勝手に降ってくる、心の中にわいてくる状態でした。
当時の感じた感覚そのまま書いています。
7.スターウォーズのイメージです
この地球は想反する二つのものから成り立つ世界。
元々はコインの表裏のように、一つなんだけど裏表がある。
スターウォーズの正義と悪のようなイメージです。
考察
このインスピレーションが浮かんできたのは半分トランス状態だったこともあり、
記憶があまり残っていないのですが、その後考察したことを書いてみます。
スターウォーズは小さいころに良く見ていましたが
ストーリーなどは意味がわからず理解していませんでした。
「敵と戦う」「宇宙人が出てくる」くらいは知っていましたが、
テーマとなる「善と悪の戦い」のことはあまり考えたことがなかったです。
この世は二元の世界
昼と夜
男と女
善と悪
裏と表
天と地
生と死
長所と短所
一つのものや、一つの現象には二つの側面が必ずあります。
人の行為にも、善の面と悪の面があります。
簡単にいうと、誰かのたましいを生かす行為は善で、物のように人を扱う行為は悪となります。
どのような善であっても完全な善はなく、どこかに悪も含まれていて、
悪も同じく、限りなく悪に近くてもどこかに善の要素が含まれています。
例えば宮崎駿監督の作品『もののけ姫』に出てくるエボシ。
たたら場で働く、売られてきた女性たちの味方であるし、肉が腐る病を患い人間扱いされなくなった者から「人として扱ってくれる」と感謝されています。
エボシはたたら場の人間にとっては強いリーダーでもあり、常に弱い物に寄り添う優しさも持ち合わせています。
そこに住む人間がその人の尊厳を失わずに生きていけるよう支えており、「スピリチュアルケア」とも言える関わりを交わしています。
しかし自然や神を破壊し、支配するという面も持ち合わせており、対自然においては「有害」「悪」そのものです。
エボシの例に限らず、私たちの行動そのものが、影響する対象の範囲を広げると必ずどこかで「有害」な面が出てきます。
地球に生まれ肉体を持つ以上、他の生き物のいのちを犠牲にしないと生きていけません。
生きているだけで誰かの役に立っていることは間違いないですが、他の生物にとっては悪でもあるというのが地球で生きることだともいえるでしょう。
目の前の人間に対しては良い関わりがきたのかもしれない。
しかし大きな目で見てみるとその関わりの裏にはどこか知らないところで動物だったり自然だったり、あるいは見ず知らずの人間が傷ついているということが必ずあります。