自分を愛せない。まずは自己否定をやめていくこと。心を癒しましょう。
本当に欲しいものがわからない。
それが欲しいと思っていたのに、別の望みを望んでいた。
だから叶ったのに期待していたほど喜びを感じない。
私の本当の願いって何?
私は本当はどうなりたいのだろう?
どんな自分でいたいのだろう?
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本当の望み。
これに自分で気づける段階というのは、ある程度深い意識を自覚できる状態です。
心が色々な邪念、思い込み、過去の心の傷、メンタルブロックなどにとらわれていたら、本当の望みがなかなか自分でもわかりません。
余計な思い込みが、本心本音を覆い隠してしまうから。
「これが私の望み」と思っていても、実は偽物の望みだったりするのですね。
勘違いしたままそれが自分の願望だと思っている状態。
偽物の望みって一体何?
偽物の望みを抱いていたとしても、それはそれでその時、その段階で必要なプロセスでもあるのですが、やはり偽物の望みなので、叶っても心の底から喜べるものでもないのです。
人間の意識の発達には段階があり、多くの場合、人はこの偽物の望みを本当の望みだと勘違いして過ごしています。
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偽物の望みとは、「欠乏を埋めるための望み」「不足感からの望み」「恐れを消すための望み」です。
「ダメにならないように」「失敗しないように」行動することが多く、そこには喜びの気持ちが少ないので心が疲弊してしまいます。
意識の発達上、それらの段階を通ることは避けられませんが、ある段階まで意識が発達すると「これは本当の望みではないな」と気づくことで、本当の自分の生き方に近づいていくようです。
多くの人がこの偽物の望み、欠乏からの望みに心がとらわれ、そのため苦しい現状を生きているということになります。
カウンセリングやセラピーなどは、これらにとらわれる原因となった過去の心の傷、トラウマを解放していく作業となります。
同じ行動であっても、自分がやりたいからと納得してやるのか、やらないといけないからとしぶしぶ動くのかで、気持ちは全く異なります。
外の現象を辛い、苦しいと感じてしまう原因は、自分の心の中にあります。
心の中の思い込みによって、外の現象を辛く感じますが、思い込みを解放すればしんどさはうんと減るのですね。
解放が難しい原因は、その本質までたどり着けずに、うわずみの感情にばかり繰り返しとらわれてしまうから。
イライラ、モヤモヤ、などの感情の奥にある本心本音。
それこそが、拾い上げて欲しいものなのです。
本心本音は、心の傷やトラウマ、思い込みなどを解放し、自己否定をやめていくことで浮かび上がってきます。
「本当は何を望んでいるのか?」
一人で心を見つめることに限界を感じた場合は、カウンセラーやセラピストなどの専門家のサポートが非常に役に立ちます。
「本心本音が大事と言われて頭ではわかっても、それに辿り着けないから人生が低空飛行なんだ」と思う方は、個人セッションやミニ講座の受講もありますので、ぜひ検討してみてください。
今日もお読みくださりありがとうございました。