メンタルブロック解除のカウンセリングが向いているのはこんな人
メンタルブロックとは心のブロック・自分で自分にかけている制限のこと。ブロックを解放して素の自分でより自由に生きていきたい人のためのセッションです。
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こんなことありませんか?
- 生きづらい、不自由、他人の欲求や他人の機嫌ばかり取ることにエネルギーを注ぎ、自分の機嫌を取ることを後回しにしている
- 好きなこと、情熱を感じることをやって誰かの役に立ちたいけど、何が好きなのか、何が向いているのかわからない
- 心に響くことにもっとエネルギーを注ぎたい。でも実際はやりたくないことに時間を取られてなかなか一歩が踏み出せない
- いつも誰かの世話をばかりしていて、自分の時間が無くなってしまう。どうして私ばかりに負担がかかるの?やらなくてもいいことを断れるようになりたい
- どうして人一倍頑張ってもむくわれないの?どうして誰も気づいてくれないの?という理不尽な思いを抱えている
- 嫌われたくない、怒られたくない。失敗したくないという思いにとらわれるあまり、やめたくてもやめられないことがある
- 何か悪いことが起きたり、他人の機嫌が悪くなると自分が原因ではないかと思い、責められているような気になる
- 何ごとも完璧にできないと気が済まず、自分にダメ出しをすることが多い
- 本当は「〇〇がしたい」「〇〇のようになりたい」と思っても、そのような欲を感じている自分を出すことに罪悪感を感じてしまう
- 本当はもっと実力を披露したいのに他人に遠慮してしまい、出し惜しみしてしまう
- 仕事が物足りない
挙げたのはほんの一例ですが、これらは自分にかけている「思い込み」「制限」「メンタルブロック」と呼ばれているものです。
生まれてから育ってくる中で、環境に適していきていくために「社会に受け入れられて生きていくための自分のルール」が出来上がっていきます。
無意識レベルで抱える思い込み「ビリーフ」ともいいます。
そのルールの中には
自分や社会への信頼
自分は大切な存在なんだ
といったポジティブなものもあれば、
自分に対する無価値観やあきらめ
といったネガティブなものもあります。
無意識のうちにネガティブなものを採用してしまうと、いつも途中で失敗したり、諦めたり、自分にはできないのだと自己卑下の気持ちが芽生えたりします。
あなたがこのような思い込みをずっと抱え続けている限り、他人や社会など「あなたの外側」にいくら働きかけても不自由から解放されることはありません。
問題は外の世界にあるのではなく、心に抱えている「思い込み」「ビリーフ」にあるからです。
その「思い込み」「ビリーフ」を手放せば周りの世界も変わります。
世界が変わるというのは、あなたの認識が変化することで、世界もそのように変化して見えるようになるということです。
あなたを縛っている心の制限「メンタルブロック」を一つひとつ解放していくことで不自由だった世界から自由な世界へ移行します。
言葉でいうのは簡単ですが、認識を変えるというのは人によってはとても難しいことなのです。
頭では「こういう考えもある」と理解はしても心では「納得がいかない」「受け入れられない」と感じてしまうからです。
頭では「変わりたい」と思っても、幼少期から培ってきた「自動反応」であるためなかなか思うようにいかないのです。
ではこの心の奥の認識を変えるにはどうすればいいでしょうか。
◆どうすれば自分で自分をしばっている「思い込み」「制限」から解放され、本当の自分を取り戻せるのか
無いことにしてきた「思い」「感情」「心残り」をもう一度感じ、感性を取り戻すこと
- 「あの時本当はこう感じていた」だけど我慢して飲み込んだ
- 「あの時本当は〇〇したかった」のにできなかった
- 「あの時本当は〇〇してほしかった」のにしてくれなかった
- 「あの時本当は〇〇したくなかった」のにしぶしぶやるはめになった
- 「あの時本当は〇〇してほしくなかった」のにやられた
「欲しい」という欲、「イヤだ」という主張。周りに合わせるために自分の本音を我慢していませんでしたか?
あの時はその欲求が叶えられなかった。
今になってその欲求自体を叶えることはもしかしたら不可能かもしれない。
しかし、心残りだった気持ちをしっかりと感じ切り、受け止め、ご自身でそれを癒すことは可能です。
過去に受け止めてもらえなかった「感情」を今受け止めることで心の傷やブロックが解放されていきます。
過去や未来、他人や社会の目が必要以上に気になり、「今を楽しめない」という状態からも解放されていきます。
人が死ぬときに後悔することの一つに「自分の人生を生き切れなかった」というものがあるそうです。
本当は「制限」なんてありません。
制限はあなたの心の中だけにあり、それがあると思っているから実際に「不自由だ」と感じるのです。
本来は自由であるはずなのですが、自分で自分を縛っている制限のせいで、自分の可能性を生きられなくしているのです。
「制限」頭の中だけにある「幻想」とも言えます。
幻想があなた自身の開花を妨げているとしたら悲しいですね。
「思うようにいかない」という幻想が作り上げたその役、もう降りていいんです。
◆メンタルブロック解除のセッションを受け、癒しが進むと?
セッションで自分の心の奥とつながり、気づきや癒しが起こるとどうなるのでしょうか?
普段なんとなくモヤモヤした感じや正体のわからない不安、過去の心残りの体験や未完結の体験を、感情レベルで拾い上げ、完結させることで気づきや癒しにつながります。
- 表面的に「わかった」という状態からさらに深いレベルで納得
- 涙が出るなど感情の揺さぶりを伴う
- 「ああ、そうだったのか。」とおかしくて笑う
- ものの見方が変わる「アハ体験」をする
など。
日常の変化
【ポジティブな変化】
- 自己否定が軽減する
- 自己受容が深まり、自己肯定感、自己効力感がアップする
- 思い込み、ビリーフから解放されるにつれ、本来の自分を取り戻し、自由度が増していく
- 他人や社会の声ではなく、感性の声に従って生きられるようになる
- 人目をあまり気にせずにいられるようになる
- 自己信頼、他者信頼が深まる
- 自分にも他人にも優しく、誠実になる
- 人から良く思われようしなくなるので、取り繕うことに消費していたエネルギーが戻ってきて、本当にやりたいことがやれるようになる
- 断れるようになる
- 自己犠牲をやめることができる
- 不思議と人間関係が良くなる(自分の内面が変わるため)
- 自分の感性に敏感になった分、他者の気持ちにも寄り添うことができるようになる
- 自分で自分の心のメンテナンスができるようになる
【ネガティブな変化】
- 本来の自分を取り戻す途中で、一時的にネガティブな変化を体験することもあります。
- ご自身の心を見つめる過程で、過去の心の傷などが浮上し、一時的に気分が落ち込んだり、苦悩が強まったように感じる
- 感性に焦点を当てると人によっては知的作業との切り替えが難しく感じる
- 価値観がが変容するため、それまで続けてきたことに魅力を感じなくなり、やる気が無くなることがある
変容の途中では一見ネガティブと思われる変化が見られることがあります。
ご自身を見つめる作業は場合によっては「辛いことを心の中で再体験する」ことでもあります。
だからこそ、カウンセラーという支えがあることで一緒に乗り切っていくことができるのです。
私自身の体験ですが、生死をさまよって強制的にビリーフの変容が起こりました。まさに人生観が変わりました。
しかしそのような大きな変容を体験してもなお、幼少期から無意識に持ち続けているビリーフには一部変わらないものもあり、ケア提供者になるための訓練の際に、話を聴いてもらう・ケアされる体験を通して、癒しが起こり変容が進みました。
心に抱えていたビリーフが変わった、いえ変わったというより制限から解放されて本来の自分に戻ったのですが、より自然体でいきることができるようになりました。
日々の幸せや充実というのは、外の世界を変えるのではなく、自分の心が満たされたらそれは叶うのだと実感しております。
現在も訓練は続けており、終わりのないプロセスともいえるのですが、ほんの少し解放されるだけでも人生の自由度が増し、ずいぶんとらくに生きていけます。