記憶は幻想「昨日」は無いし「明日」も無い。 毎瞬毎瞬「意識の中に過去を創り上げながら生きている」
引き寄せの法則、願望実現では「今良い気分でいること」こそがゴール。
望む結果が得られるのはおまけのようなものであり、今幸せでいることこそが結果なのだと言われます。
良い気分でいること・・・・
意外に思われるかもしれませんが、YouTubeでファミコン版ドラゴンクエストの動画を観るのが好きです。
良い気分でいられますからね。
やっぱり好きなことをしないと!
大人になってからゲームは普段しないのですが、
小学生の時にファミコンのドラゴンクエストにはまりました。
持っていたのはドラクエのⅠとⅣ。
ドラクエⅠでは、プレイした部分までをセーブし、次回同じ所から再プレイするためのパスワード「復活の呪文」というシステムが採用されていました。
ゲームを中断する際は、全部で20文字のひらがなを教えられ、次回その文字を入力するのです。
1文字でも間違って入力するとゲームを再開できません。
最近になって知ったのですが、他の人のカセットを使っても、自分が記録しておいた復活の呪文が有効なのですね。
主人公のレベルや、持ち物、所持金など、カセットの中に記録されていると思い込んでいたのですが、実は違うのです。
カセットの中にデータが記録されていて、復活の呪文を入れることで、それまでにセーブした同じ状況が再現されるのかと、当時から今までずっと思っておりました。
自分のドラクエのカセットでゲームをやり復活の呪文を書留め。
友達のカセットを入れて、自分が記録しておいた復活の呪文を入れたら、名前もレベルも、持ち物も、所持金も経験値も、何もかも同じ状態が再現される。
こんなことはやったことが無かったので知らなかったのですが、知っていた人も多いのでしょうね。
ドラクエ好きの男の子だったらこんなの当たり前でフツーのことなのかもしれません。
でも私は初めて知りました。
これは入力するひらがな一文字一文字と、その順番が実は数字変換されてさらに0と1の2進法に変換され、その後また色々な計算式を経て、勇者の一つ一つの属性を現わしているそうなのです。
詳しくはこちらのミューズの情報教室さんのサイトが大変わかりやすいです。
つまり、0と1、数式の中にすでに勇者の属性などの情報が当てられていて、どのカセットを使っても、復活の呪文は有効になるのです。
カセットの中に記録されているのではなく、レベル7ならレベル7の、レベル20ならレベル20の復活の呪文は、「初めて使うカセットでプレイする場合」であってもレベル7やレベル20の状態で、ゲームをスタートすることができる。
これは私にとっては結構衝撃的でした。
ゲームの世界の中には、すでにすべての可能性が含まれていて、それは一瞬にして創り上げることができる、しかも数字で。
ゲームを開発した人たちやコンピューターに関わっている人たちの頭は本当にどうなっているんだと驚愕しました。
そして、一瞬思ったのは
「私たちもこれと同じことをしているのでは?」と。
というのは3次元のこの世では一応時間があることになっていますが、真実の次元では「時間は存在しない」
「今=永遠」しかないからです。
朝起きた時点で
「私の名前は〇〇で、年は〇歳。性別は△△で、家族構成は◆◆◆◆。
仕事は◇◇◇をしていて、過去の実績は★★★★。今までに行った国は◎◎◎と〇◇と×××。
貯金は◇◇◇円で、悩んでいることは☆☆について・・・・。好きな芸能人は〇♡さんで、得意なことは△◇・・・。」
と、一瞬にして設定しているのではないかと。
過去の記憶から、信じていること、こうだと思って疑わない信念が、目の前の現実になって現れている。
起きてから寝るまで私たちは毎瞬毎瞬やっているのでは?
顕在意識ではなく、無意識の領域で。
関連記事:⑥今という瞬間しか存在しない。スピリチュアル・覚醒体験からのインスピレーション
私たち人間には「記憶」があります。
しかしそれは3次元に生きているという思い込みから。
「過去が存在する」という設定になっているからであり、記憶があると信じ込んでいるから、その信念通りに現実化される。
でも、「昨日」は無い。
「明日」も無い。
「記憶」と思いこんでいるけど、記憶ではないのでは?という記事でした。
今日もお読みくださりありがとうございました。