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感情は勝手にわいてくるもの。あなたにその責任はない

感情は勝手にわいてくるもの。

幸せそうな人を見て嫉妬したり、自分を傷つけた人に対して恨みの感情を持ってしまったり、自分がイヤになることもあるかもしれません。

しかし、どんなにネガティブで暗い気持ちになったとしても、そう感じたあなたに責任はありません。

 

信じられないかもしれませんが、私たちは肉体以外にも身体を持っています。目には見えませんが感情メインや知性メインの身体というものがあり、それぞれ肉体とは別次元に属しています。

複数の身体が一体となって、あなたという個人を形成しています。

肉体を低次元、低い波動領域に属するの身体だとすると、コーザル体・原因身と呼ばれる個人の業の原因となる身体は高次元、高い波動領域に属する身体です。

コーザル体の上には、スピリチュアル体(もしくはプルシャ)と呼ばれる、個を超え全体意識とつながる次元の身体もあります。

肉体中心の次元、3次元に意識の重心があると、思考に巻き込まれ感情・感性に鈍感になる

肉体中心の次元に意識の重心があると、〇〇しないといけない、〇〇することは悪だ、など物事をジャッジし、価値判断をしてしまいがちになります。

こういった「頭の思考」は本来ならば人生を主体的に生きていくための「道具」として使えたらいいのですが、多くの場合その「道具」に自分が使われる側になってしまっています。

思考は感情に覆いかぶさり、ありのままの感情を感じてはいけない、と隠してしまうことも多いです。

特にネガティブな感情、恐れや不安、罪悪感や他者への悪意など、そういった感情を抱いたとしても、「そんなことを感じたらダメだ」と否定してしまうのですね。

そして否定されて受け止めてもらえなかった感情は、自分の中に溜まっていきます

感情に敏感になる(「自我執着心」4次元・アストラル次元に意識の重心がある状態)

人間というのは、バイオリズムなどの影響もあり、愛に満ち溢れた気持ちでいられることもあれば、逆に自信喪失してしまったり、不安な気持ちが大きくなったりと、同じ人間でも感情を感じる領域が広いのです。

まずは、頭の中に思考だったり感情だったり色々わいてくるけれども、その感情の方を「感じてもいい」と理解すること。

職場の上司にイヤなことを言われ、腹が立ったのであれば、その腹が立った気持ちを自分で認める。

今までは「注意される私が悪かったのかも」とひょっとしたら腹が立った気持ちを自分で抑え込んで我慢してしまう傾向があったのだとしたら、奥にある気持ちに敏感になりましょう。

人間は低次から高次まで、幅広い感情を感じます。

そして感情がわくのは、実は自分で自由に選べるというよりも、勝手にわいてくるものです。

ですので、ネガティブな感情を感じたからといって「自分はだめな人間だ」と思わなくていいのです。

勝手にわいてくる感情を自分の心がキャッチした。それだけ。

イメージとしては、空間に色々な感情が漂っていて、自分がそれをたまたまキャッチし、その感情を感じるということ。

繰り返し同じ感情をキャッチし、感じ続けることで、その感情をより多く感じ、執着のようにとらわれてしまうというわけですね。

とらわれてしまうというのは4次元ですね。この部分(一部は5次元にも属する)に「自分へのこだわり」というビリーフ(信念・思い込み・を抱えていて、それが感情や思考の元となっています。

さらに次元をずらすと、わいてくる感情と距離が取れる

では、その感情、4次元の心を支えているのは何かというと、5次元の心ということになります。

5次元はコーザル体・原因身と呼ばれています。

コーザル=causal

原因という意味です。

4次元で抱えているビリーフよりももっと根本的なビリーフをここでは抱えていることになります。

潜在意識でも深い部分に当たりますね。

それこそ心臓を動かしたり、呼吸をしたりという、個として生きていくために見えないところで生命を支えているはたらきも含まれます。

また現在生きている「あなた」よりも前の人生つまり過去生からのビリーフ、業などもここに保持されていると言われています。

普段感じているのは3次元、4次元の心が中心ですが、もっと広大なのが5次元の心であり、それは氷山のように大部分が水面下に隠れているので見えないのですが、根本を支えている大きな影響力を持っているものなのです。

瞑想などを行うとこの次元を感じることがあります。この世の法則や物事に対する洞察が深まるのもこの次元です。この次元に意識の重心があると、感情や思考は自分の中を流れ去っていくものなのだということがはっきりわかります。

喜び、怒り、悲しみ、苦しみを感じる心も持ちながら、同時にそれを後ろから見ている感覚になります。

感情を感じつつも巻き込まれずにいられます。

このような体験から、3次元や4次元に意識の重心があるときは、思考や感情は自分の中から出てくるもののような気がして、どうしてもそればかり考えてしまうことが多くなのですが、5次元の意識ではそれは外からやってくるもの、自分の中を通っていくだけのもののように客観的に見られるので、たとえネガティブな感情がわいたとしても罪悪感や羞恥心を持ったりすることがうんと減ります。

「悪い」とされる感情を感じたとしても、そう感じた自分に責任はないということがわかります。

次元を高くしてみると、このように感情というのは自分で生み出しているわけではなく、勝手に感じているものなのだと自然に受け取ることができてきます。

高次から見ると、感情反応も何か発現をするのも、行動するのも、神様だったり、宇宙の意志の表れということになります。

なかなかこのような次元に意識の重心が移動することはないかもしれませんが、瞑想が助けになることがあります。

瞑想状態というのは、思考や感情が自分だと思っている状態から、それをただ観察する自分へ移行した状態ともいえます。

観察意識が主となり、自分の中に流れる思考なり感情なりを、ただ「あ、こんな思いがわいてきた」と気づくのですね。

どのくらいの期間瞑想を続ければこういった意識状態になれるのかは、個人差があるとしか言えないのですが、ある種の音楽が効果的だったり、一人よりは集団で長時間やった方が到達が早いかもしれません。

 

観察する意識、気づいている意識でいると、思考は道具であり、感情はナビゲーションのようなものと、自分で扱えるようになってきます。

 

思考や感情は、勝手にわいてくるものであって、自分にはその責任はないという話でした。

読んでくださりありがとうございました。

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