引き寄せの法則を使って望む現実を作りたい。
そのためには心を良い状態に保つことが大事とわかっていても、生活しているとイヤなことも起こります。
そのイヤなことを心の中にずっと保持してしまい、長時間イヤな気分を感じると現実もまたそれと同調し始めてしまいます。
「痛み」と「苦しみ」は違う。痛みを感じた時点でその出来事の役目は実は終わり
イヤな気分というのは「痛み」であり、痛みを感じることはむしろ必要な反応です。
自分にとって何が必要で何が不要なのか、不快な感情を通して知らせてくれます。
痛みを感じた時点でその出来事の役割は終わりで、自分の中の業が消えていくのですが・・・。
そのことにとらわれ過ぎて「苦しみ」としてそれを保持し続けてしまうと現実世界でもまた不快なことが起きてしまいます。
要は自分の波動次第ということなのですが、苦しみと同調せずに、痛みは痛みとして感じたらそれで終わりにすればいいのですね。
普通それが難しいのですが、瞑想をすることで「苦しみ」との距離を取ることが可能です。
不快なことは不快なこととしてあるにはあるのですが、瞑想やカウンセリングを受けることで意識の焦点を問題から外しやすくなってきます。
外の現実は一見何も変わらなくても、心が変わると厳しい現実に意識を持っていかれませんからずいぶんとらくに過ごせます。
例えば、借金をしていることを深刻にとらえるあまり、うつ病になり自殺を考えてしまうほどに苦しみと同化してしまう場合があります。
苦しみの本質は借金そのものではなく、本人のもののとらえ方にあります。
他人に助けを求められない、などの考え方が自分を縛っているのです。
もののとらえ方、つまりビリーフから距離を取る、ビリーフが解放される状態になれば、現実は変わっていなくても心がらくになるので、生きづらさ軽減されるのです。
ビリーフに気づいた時点、痛みを感じた時点でそれは解けかけています。
生きづらさが軽減されると、心が軽やかになった分、行動も変わるでしょうし、結果として現実も変わり始めます。
問題を問題として対処しようとするから問題が終わらない
なにか起こった際に「これは問題だ~!」という感情を強く抱くことによって、問題が固定化されてしまいます。
自分にとって都合の悪いことが起きたら誰でもイヤな感情を抱きますが、瞑想をすることで揺れ動く感情を客観的に見つめることが可能になります。
「あ、今感情がざわついてるな」と意識でき、「私の心は今不快に感じているけど、私が望む方向はこっち」と問題が起きてもその都度軌道修正していくことで現実も好転していきます。
あまりにネガティブな感情が離れないという場合は、それがトラウマになっていたりメンタルブロックになっているので、一人で瞑想に取り組むことに加え、カウンセリングが有効かと思います。
今日もお読みくださりありがとうございました。