本来の自己。真実の自己。エゴに振りまわされる自分ではなく、宇宙の意志が主となって動く自分。
少しずつ、少しずつ、時にはエゴがまた優位になり、行きつ戻りつしながら本来の自己が露わになっていくのが人生であり、完全にそれが成されたなら、もうその人は個人としては生まれ変わってこなくなるのでしょう。
本来の自己、本当の自分で生きようとすると、それを邪魔するような力が働きます。
個人レベルの心の中でそういった作用を体験しますが、外の世界は心の反映でもあるので、外の世界に色々な現象となって現れます。
事象自体に意味があるのではなく、その事象からどんな感情体験をしているかということです。
今世界中が新型コロナウイルスの影響を受けています。
生活ががらっと変わった人が多いですが、このことがどのような意味を持つかは人によって異なります。
仏教では人はみな仏になる存在だと言われていますが、本来の自己とはまさにそれに近いです。
本当はどんな状態であれ、エゴまみれでなんであれ、そこから離れたことはないのですが・・・。
不安や恐怖、エゴの方に引きずり込もうとする力は「幻想」です。
今危険が迫っているから〇〇しないとダメになってしまう・・・・。このような気持ちからその不安を消したいがための行動「どうにかしようとしてしまう行動」を取ってしまいがちです。
「私はもうその段階を超えることができるのではないか」
そううすうす感じているのであれば、自分の感覚を信じてほしいです。
一時的に困窮したりもうダメかもしれないというほどのことが起きるかもしれませんが、それこそ心の中の「不安」「恐怖」といったものが外に現れたもの。
一人の人間個人として、本来の自己に近づこうとする動きを最大限の力で止めにくる「反対勢力」です。
人によっては死んでしまうかもしれませんし、大切な人の死という形を取ってそれが現れるかもしれません。
職を失う、お金が底をつく。
そういったことも体験するかもしれません。
本来の自己の発現を邪魔する力はこのような「これでもか」ということを人に体験させます。まさに試練ですが、人類に大きな影響を与えるような可能性を秘めた人の場合はより一層、試練も過酷な気がします。
現実面で起こることが過酷すぎるとそれに巻き込まれて翻弄されてしまいますが、肉体を持って生きているこの世界は最初から「幻想」です。
そして、生きていくために必要なものは与えられます。
世界とは自分の心が反映したもの、なのでどこまでいっても結局は「自分」です。
生きるか死ぬか、病気になるかはわかりませんし、そういった現象は無くなりませんが、生きても死んでも病気になっても大丈夫です。
本当の自分に戻るということは、生死をもひっくりめたところで、本当の自分に戻るということです。
そうはいっても、人間として「現実」と呼ばれている世界で生きていたら、自分の中の色々な感情に巻き込まれしんどくなりますし、「幻想」だなんて全く信じられないでしょう。
「幻想」だからといって人生を放棄し、諦めるのではありません。
自分の人生を生きていきたい、けど不安や恐怖の感情が元になってそれができないから進まないのです。
「これは幻想だ」と見抜き、感情は揺れているかもしれないけれど、ここで理性の力を使って、「大丈夫」と耐え抜き、自分を信じ抜くこと。
そして本来の自己がやるであろうこと、つまりあなたの人生の目的にフォーカスし続ける。
人生の目的は人それぞれ異なりますが、喜びの心から行動できて他者のためになることです。
最後はやはり「愛からの行動」ですね。
自分の道を進もうと覚悟を決めるとそれを邪魔するような出来事に見舞われたり、感情が不安定になったりします。
今は行動が制限されていて、本来のやりたいことが100パーセントできるわけではありませんね。私も個人面談が今できない状態です。
私の場合今できることは家にいて、ブログ執筆をすること、セルフアファメーション用のパワーアートを描くこと。これは今後販売予定です。
そして、瞑想や祈り。
世界は心の反映なので、自分の心を浄化し、愛で満たすことも外の世界に良い影響があります。
できる範囲で「愛からの行動」を取っていきたいですね。
迷ったときは「Love is the Answer.」です。
読んでくださりありがとうございました。
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