私は現在グリーフケアに関わっております。
そのグリーフケアを学んだ場所が上智大学グリーフケア研究所になるのですが、この研究所が設立されたのは2005年4月25日に起こった脱線事故がきっかけです。
今年は2019年なので事故から14年経つことになります。
この時期は私も何度か事故現場のマンションに献花に足を運んでおりますが、当事者の方たちのご様子から「まだ続いている」という印象を受けますし、「忘れてはいけない」と強く思っております。
この手記の作成が提案されたのは2010年、発行は2013年となっています。
事故から5年経った時点での、ご遺族15人のお気持ちが記されています。
また専門家として髙木慶子氏、山本佳世子氏、柳田邦男氏もこの本の作成に関わっていらっしゃいます。

>>>>〈悲嘆〉と向き合い、ケアする社会をめざして: JR西日本福知山線事故遺族の手記とグリーフケア
アマゾンの購入ページ
この手記のご遺族の中には、現在お付き合いのある方もいます。
この本を購入した時点ではまだ出会っておらず、その後研究所を修了してからの関わりになります。
そのため出会う前と出会ってからこの本を読むのは私の中でも心の動きが異なり、他人ごとではなく、事故のことについてどのようにブログに書いていいのかわかりません。
私にとってとても大切な人達が、2005年この事故でご家族を突然亡くされ、言葉ではとても言い表せない苦悩を抱えながら、意味や答えを問い続けながら、今日まで生きてこられたということ。
亡くなられた方の「存在」は肉体を持って生きている時とは違った「はたらき」として生きていると感じます。
今回の記事は短いですが、これ以上書けそうにありませんので、これで失礼いたします。