COVID-19。チャプレンにしかできないこと。

チャプレンとは主に病院などでで患者さんをはじめ、たましいの痛みを抱える人のケアをする宗教者です。布教を目的にせず、対話を通して心のケアを行います。

また患者さんだけではなく、ご家族や病院スタッフの心のケアも担うのがチャプレンです。

今年1月から3月に放送していた「病室で念仏を唱えないでください」はチャプレンを題材にしたドラマでした。

そのチャプレンお仕事、今新型コロナウイルスの感染拡大が世界中で騒がれており、日本のチャプレンの状況はわからないのですが、海外のニュースでいくつか取り上げらえていましたので紹介します。

新型コロナウイルスCOVID-19に感染された方や濃厚接触者が隔離されることになりますが、他の病気で入院中の患者もまた、感染予防ということで人との接触を減らさなければならない状況です。

新型コロナウイルスによる肺炎の患者さんのみならず、他の病気で入院中の患者さんも感染予防のため隔離状態にあるとのこと。

こちらYouTube にアップされていた「Denver7 – The Denver Channel」より、”Hospital chaplains face new role due to COVID-19″ の内容。

英語なので大体の内容を日本語にしました。

 

医療従事者にとっても危機的な状況ですが、入院中の患者もまた家族と直接の会うことができないでいます。
チャプレンの業務にも大きな変化がありました。

患者のエリック・クリステンセンさんは3年前に白血病を発症し、

幹細胞移植による繰り返す合併症のため、約3週間入院しています。

新型コロナウイルス感染予防のため、彼の妻、子どもたちにも直接会うことができません。

直接会って話をすることができるのは医師以外ではチャプレンだけです。

エリックさんの妻「彼(チャプレン)が病室に入って直接会えるんだと知って本当に良かった」

マイケル・ゴースリーさんはPresbyterian st Luke (アメリカ デンバーにある大規模な病院)のチャプレンです。

マイケルさん「私の仕事内容に変化はありません。今でも患者さんのケアをするということに変わりはありません。

患者にとって隔離は肉体的にも精神的にも普段にも増してより厳しいものになっています。

チャプレンとして病室を訪問するのは、きわめて重要なことです。

他の誰もが行くことが不可能な場所に行くのだから。」

チャプレンの役割は多くの人々に非常に大きな影響を与えています。

 

ストレスにさらされている医療従事者たちの回復を支えることも、「新しい日常」としての重要な役割です。

マイケルさん「チャプレンとしての仕事に神聖さを感じています。

この時期にこの病院で、患者さんのみならず医療従事者へのスピリチュアルなサポート、精神的なサポートをもする立場に置かれていることを誇りに思います。」

エリックさんの妻も、旦那さんであるエリックさんがマイケルさんにはとても感謝しているとおっしゃっていて、実際彼はとても元気づけられたとのことです。

不安や孤独を和らげるチャプレンの役割はかつてないほどに求められているようです。

以上、ざっくりとですがこんな内容でした。

他の病気で入院中の方にも更なる影響があるということ。このニュースで取り上げられていたチャプレンは患者さんと直接の面会ができたということですが、日本の場合はどうなんでしょう。

いのちにかかわるような状況だからこそ、チャプレンによる対話を求める方はいらっしゃると思うのですが、そんな危機的状況で誰とも交流ができないとなると更なる追い打ちのように感じます。

テクノロジーの発達によってコミュニケーションが可能とはいえ、やっぱり直接顔を見て、表情を感じて、というのは本当に心が安らぐと思います。

 

読んでくださりありがとうございました。

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