2018年は地震や大雨、台風など立て続けに災害が多く発生し、
一体どうなっているのだろうと心の中もなんだか落ち着かないような状態です。
心と環境は連動しているのかここ最近低空飛行のような感覚で気力が衰えています。
北海道の地震もまだ行方不明の方がいらっしゃって、ご家族は気が気じゃないと思います。
昨日まで普通に話していた家族を突然失う。
昨日までの何気ない日々がどれだけ貴重なものだったか。
当たり前のように話していた家族や友人、
その人がその人であることの愛おしさ、
その人がその人であるからこその不器用さ、いびつさが愛おしい。
普通に会って話す、けんかするのが当たり前の日常で普段はなかなか意識することがないかもしれないけど
その普通の日常がいかに貴重で、不思議で、かけがえのないものだったのか。
その人がいる、会える、声が聴けるということのありがたさ。
笑ったり、励まし合ったり、
時には怒ったり、泣いたり、傷つけあったり、
そうやって関わることのできること自体がとても尊く、奇跡なのかもしれない、と
いのちの危機に直面して実感する。
突然の死でなくても、こうやって生きている全ての人は必ず死ぬ。
目の前の人の存在がどれだけ尊く、愛おしいものなのか。
こうやって色々と感じ、思いを抱くことのできる「わたし」が存在していることが
いかに不思議で貴重で、かけがえのないものではないか。
生きているということ、存在とは一体なんなのだろうか。
もう会えないとわかっていても、
あの人に会いたいと思う。
声が聴きたいと思う。
記憶の中にあるあの人の姿、しぐさ、声、ぬくもりを何度も思い出す。
被災された方が少しでも平安な心でいられることと必要なサポートが届くことをお祈りします。
西日本の雨も早くやみますように。
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