※当サイトはアフィリエイト広告を利用しております。

遺族外来・家族ケア外来・グリーフケア外来・遺族会のある病院リスト

遺族外来、家族ケア外来、グリーフケア外来などを有する全国の病院リスト

「遺族ケア外来」などの検索ワードでこのページに辿り着かれたことかと思います。ページ上部の「目次」から希望の地域をクリックするとその地域の病院リストがご覧いただけます。

大切な人を亡くした深い悲しみをどうすればいいのか・・・・。

こんな辛い気持ちを抱えたまま、この先どうやって生きて行ったらいいのだろう・・・・。

現実を受け止めたくない。思い出の品を見るのが辛すぎる・・・・。

ただでさえ辛いのに知り合いから傷つくことを言われ打ちのめされた・・・・。

もっと優しくしてあげれば良かった。

あの人の声がききたい。

あの時もっとこうしていたら・・・・。

どうしてこんな目に遭わなければいけないのか・・・・。

 

大切な人を亡くし、悲嘆・グリーフを抱えることは病気ではありません。愛する人を失ったら誰もが体験することですね。

大切な人との死別・・・・誰もがいつか体験することとはいえ、人生の中でも最も辛い出来事と言えるのではないでしょうか。

一人で抱えるにはあまりにも辛すぎる、身近な人には気を遣って相談しにくい、平気なふりをし続けてもう限界・・・・このような状況におられる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

ここ数年「グリーフケア」といって遺族の分かち合いなどを実施するボランティアグループなども増えてきました。

「遺族外来」「家族ケア外来」「グリーフケア外来」などを設置する病院も数は少ないですが徐々に増えている模様です。

死別による「悲嘆・グリーフのケア」自体が特殊なものでもあり、専門性を求められる分野でもあります。

冒頭に、悲嘆・グリーフを抱えることは病気ではないと書きましたが、病気でなくともとても辛く苦しい状態ですよね。

また悲嘆・グリーフとともにうつ症状、睡眠障害など、病的な状態に陥ってしまうこともございます。そのような場合は病院で治療を受けられることをお勧めします。

お近くに遺族ケア外来が無い場合は、近所の内科や心療内科でも構いませんので、診察を受けてくださいね。

 

◆コロナの感染状況も気になって外になかなか出られないという方もいらしゃるでしょう。誰かに心の内を話すことで少しらくになります。当サイトでも有料のメールによる相談を承っておりますので、興味を持たれた方は以下のページにて詳細をご覧ください。料金は単発のやりとりが3000円、3往復のやり取りが7000円です。

「メール相談・メールカウンセリング」

自宅を出ずに相談でき、返信内容を何度でも読み返すことができます

 

◆2023年3月、Zoom を使ったオンラインをカウンセリングを始めます。

期間限定ラッキー価格 オンラインカウンセリングのお知らせ

遠方の方にもお受けいただけるようZoomでのグリーフケアカウンセリングも行います。

期間限定 90分3000円 にて承ります。

 

 

以下の黄色の部分は読み飛ばしていただいて結構です。

病院で遺族ケアを行うのは難しい?

現場で働く看護師さんや医師の方の中にはグリーフケアの必要性を強く感じている方もいれば、患者さんや遺族の悲しみに対する想像力が働かない方もいるでしょう。

また「病院」という大きな組織からしてみれば、「治療をして回復する場所なのに死を連想させる活動はやってもらいたくない」という考えもあるようです。

私自身、自分のやっている会のパンフレットを置いてもらうことはできないかとある大きな病院に相談に向かったところ、断られた経験があります。

 

グリーフケア研究所で共に学んだ看護師さんや医療職に就いている仲間たちはそんな環境の中でも、グリーフケアの必要性を現場でもっと認めてもらうように粘り強く働きかけていたりと、患者さんの思いを受け止めらえる感性プラス、ある意味「開拓者」としての資質も持ち合わせている人が多かったです。

 

「グリーフケア」「スピリチュアルケア」という言葉からは「優しく寄り添ってくれる」といった柔らかく温かいイメージがまず抱かれると思います。現場で活動する側は、例えば流産で亡くなった赤ちゃんの遺体を「膿盆」と呼ばれる銀色のトレイに受けるような、その施設が長年そうしてきたであろう「慣習」に関しても「それはおかしいんじゃないか」「かわいいガーゼの布団やバスケットに寝かせるようにしましょう」と主張し、現場での「常識」を変えていく勇気も必要であったり。必要性をわかってもらうために周りに働きかけることのできる強さも、グリーフケア・スピリチュアルケアを広めていく上で求められる資質のように感じます。

病院でグリーフケアを受けるメリット

・悲嘆・グリーフを抱えているのと同時に、うつ状態になっている人も多いです。うつをはじめその他不眠など心身になんらかの症状がある場合に、投薬などの治療をすぐ受けられます。

・ご家族がその病院に入院していて亡くなったという場合、医療スタッフとの関係性、信頼ができていることで安心して思いを打ち明けることにつながります。

・病院での診療ではなく、病院で行われている「遺族会」であっても、会場が病院であれば医療スタッフが遺族会に関わっていることが多いです。また場所も「病院」ということから、治療が必要だと分かった場合はよりスムーズに医療につなげることができます。

これらは病院や診療所だからこそのメリットです。通常の遺族会や分かち合いの会、サポートグループなどの場合は、当然投薬の治療はできません。そのようなグループの多くは医療機関と提携していることが多いですが、やはりワンクッションあるので、治療が必要な場合であっても受診までに時間がかかってしまいます。

病院でグリーフケアを受けるデメリット

・家族が入院していたなど思い出のある病院の場合、その場所に行くことが余計に辛くなることもあります。また病院自体にあまりいい印象を持たない場合など。

 

以下はインターネット上に掲載されている情報をもとに、2019年11月現在の情報をまとめたものです。

1.病院で診療としてグリーフケアが受けられる「遺族外来」「家族ケア外来」「グリーフケア外来」

2.病院が主体となって開催されている「遺族会」

を載せています。「 」の中はリンク先病院のHPの紹介文をそのまま載せたものですので、説明不足の部分もありますが、選択肢の一つとして考えていただければ幸いです。

 

遺族ケア外来 全国の病院リスト

北海道地方

北海道

旭川医科大学病院「グリーフケア外来(遺族外来)」 対象:主にがんでご家族を亡くされた方のための外来です。

かんわ診療クリニック「こころの緩和ケア」 対象:「がん患者様・がん患者様のご家族様・ご遺族様のうつ・不安・不眠など」の心理的・精神的ケアを行っております。

東北地方

福島県

福島県立医科大学付属病院「緩和ケアセンター」 対象:対象となるのは、入院されている患者さんと外来通院の患者さんで、原則として主治医や担当医からの紹介が必要になります。

関東地方

群馬県

前橋協立診療所「グリーフケア訪問」

独立行政法人国立病院機構 渋川医療センター「精神腫瘍科」

HPより「がんで亡くなられた患者さんのご遺族の精神的な問題に関しての受診(遺族ケア)はお受けすることにしております。」

埼玉県

埼玉医科大学国際医療センター「遺族外来」

※こちらの病院は全国で初めて「遺族外来」ができた病院です。医師の大西秀樹先生の著書「遺族外来: 大切な人を失っても

千葉県

亀田ファミリークリニック館山/亀田メディカルセンター家庭医診療科 「遺族ケア外来」

東京都

国立がん研究センター 中央病院「家族ケア外来」

対象:「がん患者さんのご家族、またはがんで患者さんを亡くされたご遺族
当院以外の病院で治療を受けられている患者さんのご家族のご相談も受け付けています」HPより

救世軍ブース記念病院「チャプレン」

救世軍ブース記念病院「よつ葉の会(遺族会)について」

がん・感染症センター 東京都立駒込病院「精神腫瘍科・メンタルクリニック」 家族ケア外来(遺族ケア外来)

神奈川

神奈川県立がんセンター「たんぽぽ・すみれの会」

中部地方

富山県

富山済生会高岡病院「緩和ケア」

「また患者看取り後も、可能な限りの遺族のケアを行い、ビリーブメントケアも積極的に行うことも理念としています。」

岐阜県

沼口医院

「アミターバ・プロジェクトとして平成27年11月、隣接した地に在宅型ホスピス『メディカルシェアハウス アミターバ』の運営を開始し、スピリチュアルケアやグリーフケアを含めた全人的ケア(『いのちのケア』)が本格的に始まりました。さらに、アミターバでは在宅医療やスピリチュアルケア・グリーフケアの研鑽を積むため、法人内だけでなく外部の方も参加できる定期的な研修会を開催することで学びの場を提供しております。また、アミターバの一画にはカフェデモンクが開設されており、一般市民に交流の場を提供することで、共生社会をめざした地域包括ケアの一拠点として地域のつながり作りに貢献を始めました。」

沼口医院「臨床宗教師」

静岡県

静岡県立静岡がんセンター「精神腫瘍科」 ご家族へのサポート

「不安なのはご本人だけではありません。また、大切な方を亡くした後、メンタルの不調を訴えられる方はまれではありません。患者家族支援センター、心理療法士など多職種でご家族へのサポートを行っています。」

愛知県

心療内科・精神科 江南心のクリニック「遺族外来」

御器所こころのクリニック「複雑性悲嘆(遺族外来、グリーフケア)

小牧市民病院 遺族カウンセリング外来(遺族外来)

三重県

医療法人普照会 もりえい病院「悲嘆カウンセリング外来」

近畿地方

滋賀県

滋賀県立総合病院 遺族ケア

「なごみ会(病棟スタッフ、ボランティア、ご遺族が運営)」「あわみ会(ご遺族が中心となって運営)」

京都府

嵯峨・嵐山田中クリニック「遺族外来」

京都医療センター 「がん患者サロンうずら」

日本バプテスト病院  ホスピスご遺族自助の会「虹の会」

済生会京都府病院 傾聴ボランティアによるグリーフケア

あそかビハーラ病院 

「あそかビハーラ病院では、医師・看護師・医療ソーシャルワーカー(MSW)・栄養士・ビハーラ僧(仏教チャプレン)・ボランティア(音楽療法士・アロマセラピスト・リフレクソロジストなど)をはじめとし、多くのメンバーでチームを作り、患者さん・ご家族の全人的ケアを実践しています。」

大阪府

北野病院 緩和ケア科「その他 家族ケア、遺族ケア」

愛染橋病院 心のケア「チャプレンのご案内」

東大阪病院 緩和ケアへの取り組み 遺族会「なごみの会」

大阪医科大附属病院 がん医療総合センター「がん相談支援センター」

阪本病院 遺族外来

淀川キリスト教病院「グリーフケア外来」

医療法人ガラシア会 「ゆりの会」

「ガラシア病院では、ホスピスにて召された患者さまを偲ぶ会を開催しています。ご退院後の継続的な関わり、また、ご遺族同士の交わりのときを大切にしたいと考えております。」

市立ひらかた病院 緩和ケア病棟

「こころのケアという面では最近話題になっています臨床宗教師の採用なども将来的には考えています。」「ご遺族に対するグリーフケアの一環として、看取りをさせて頂いた患者さんのご家族に案内状を出して家族会を行っています。」

堺市立総合医療センター 緩和ケア外来 対象:がん患者さんのご家族・ご遺族のケア

兵庫県

尼崎医療生協病院「グリーフケアプログラム」 対象:こちらは外来での受診ではなく、病院側が提供している個別相談や分かち合いです。参加には条件がありますので、詳しくはリンク先ページをご覧ください。

日本赤十字社 神戸赤十字病院 心療内科

「「赤十字病院」として災害医療に貢献する役割を担っていることから、災害被災者へのこころのケア、遺族へのサポート(グリーフケア)にも力を入れています。」

北播磨総合医療センター 看護専門外来 がん看護相談外来のご案内

中国地方

鳥取県

鳥取生協病院 緩和ケア病棟遺族会「シオンの会」

「緩和ケア病棟では年1回グリーフ(悲嘆)ケアとして、病棟を利用され亡くなられた患者さんのご家族に参加していただき、遺族会を開催しています。」

野の花診療所 小さななずな会

岡山県

岡山済生会総合病院 がん相談支援センター

「大切な家族を亡くした遺族を対象にサロン家族会を年2回開催して、グリーフケアを実施しています。」

広島県

尾道市立総合医療センター 公立みつぎ総合病院 緩和ケア病棟

ご遺族の方へのケア「1.担当看護師より退院されたあと、3ヶ月・1年でお手紙を出しています。必要時、電話での訪問をさせていただいています。2.『ひだまりの会』(遺族会)を年1回開催しています。(秋~冬頃)ご遺族の方を対象に、近況報告や思い出を語りあうことでグリーフケアを行っています。さらにご家族同士の交流の場となることを願っています。」

山口県

山口宇部医療センター 家族ケア外来のご案内

四国地方

高知県

高知大学医学部付属病院 がん治療センター 緩和ケアチーム

九州地方

福岡県

社会医療法人栄光会 栄光病院 伝道部 心のケアについて

熊本県

熊本赤十字病院 精神腫瘍科

「対象:当院でがん治療中の患者さん、およびそのご家族、ご遺族」

鹿児島県

霧島市立医師会医療センター 臨床心理室

 

なおこのブログ上で病院に関する問い合わせは受け付けておりませんのでご了承ください。

 

ボランティアによる遺族会について

グリーフケアを学んだスタッフが運営している「遺族会」をご存じでしょうか。

大切な人を亡くした者同士が語り合うことで、誰にも言えなかったという孤独感が和らぎ、苦しい状況を生きていく上で助けになります。

以下のページに遺族会について書いてありますのでご覧ください。

※現在新型コロナウイルス感染対策のため、休止している遺族会もございます。

また「関西遺族会ネットワーク」では関西地方にある遺族会を検索することができます。

 

当カウンセリングルームでもグリーフケアを受けられます。

カウンセリングルーム「千の花」では有料の個人面談、オンラインカウンセリング、メール相談を承っております。

私自身、2012年より上智大学グリーフケア研究所で学びはじめ、遺族会で活動してまいりました。

グリーフケアを学ぶきっかけは、2007年に3人目の子を死産し、私自身も生死をさまよったことにあります。

死産後の2年間くらいはほとんど毎日泣いていたように思いますが、時が経つと今度は思い出して泣けることが幸せだと感じるようになりました。

私の場合「悲嘆」の感情が生活に影響しなくなったのは、4、5年経った頃でしょうか。

悲しみを抱えている「私」を誰かが知ってくれている人がいる・・・・・。

生まれたことをほとんど誰にも知られずに亡くなっていった赤ちゃん。

その子のことをとても大切に思ってくれた人。

ある助産師の方でしたが、大きな支えになってくださったことを思い出します。

 

カウンセリングについて詳細は以下のページをご覧くださいませ。

グリーフケア(詳細)

Zoomオンラインカウンセリング

メール相談・カウンセリング 

 

 

「千の花」ではカウンセリングも行っております。

「対面」「オンライン」からお選びいただけます。

ブログ内には心の癒しやあなたの可能性を広げるヒント、役に立つ本の情報など豊富にございますので、ぜひ参考になさってくださいね。

記事が気に入りましたらシェアしてくださると励みになります。