未来になりたい姿を意図し、後は日常を良い気分で過ごすだけ。
願望をどうにか叶うようにあれこれと自分でコントロールするのではなく、願望を放ったら、後はピンとくることだけやる。
日々をご機嫌で過ごす。
願望が実現してもしなくてもどっちでも幸せと思えるくらい、楽しみながら過ごすと、いつのまにか叶っているというのが引き寄せの法則。
私自身、スピリチュアルな次元をかいま見るという覚醒体験がありますが、
それでももとに戻るので、それまで通り、自力でどうにかして願望を叶えるぞ、というモードがなかなか抜けなかったのですね。
「まだかまだか」と途中で願望実現のプロセスを確かめたくなってしまうのです。
ダメだったらどうしよう、という疑いの気持ちもあったりして。
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上記の記事を書いた時(2020年)も、深い気づきが訪れ、自我には願望実現の力はない、とわかりました。
しかし、意識の重心はこの時はまだ安定せずにいたので、今ほど身に着いたという感覚ではありませんでした。
それが、ようやく自分の中の本当に使える知識、血肉として身についてきた感覚です。
真理に関する知識は、覚醒体験もあり、探究し続けてきたので豊富にありますが、願望実現はなかなか難しかったのです。
「叶って当たり前」と思えることは叶っているので、まあそこそこできているのですが、
「どうしても叶えたい」というレベルの願望は強い執着となってしまうので、「委ねられない」のですね。
それが最近やっと願望を叶えるのは潜在意識・無意識の領域だから、
顕在意識で頑張っても難しいという意味がやっと身に着いた感じです。
願望というのは叶うものらしいのです。
自分でそれを邪魔しているから叶わないのですね。
表面の意識上では、願望達成に向かって努力しているんだけれども、執着になってしまっている状態。
「欲しい欲しい」
という状態ですね。
だから
「欲しい欲しい」と思い続ける、つまり叶っていない状態が続いてしまうというわけ。
引寄せの法則では「委ねる」とか「手放す」と叶うと言われていますが、
これは願望を意図したら
うまくいくかな、どうかなと結果にこだわるのではなく、
あとはやりたいことを楽しむということ。
できるだけ心地よく過ごす、自分を満たす行動をするということ。
奥平亜美衣さんもいつもおっしゃっておりますね。
ささいなことで良いので、おいしいものを食べたらその幸せを味わい尽くす。
おしゃれをして出かけて喜びで心を満たす。
読みたい本を読んで、知識が得られたことに満足する。
私だったら、
真理の探究活動!
関連する本やブログを読むこと!
そしてブログを書くこと!
これが好きでたまらない。
気の合う人と一緒に過ごすのも良いですね。
今に生きることですね。
楽しむ、没頭する、時間を忘れること。
カウンセリングセッションも私にとっては「今に生きる」ことです。
お聞きする内容は悲しみや苦しみといったものも多く、
決して楽しいものではないかもしれないけれど、目の前の方に全力で関わらせていただき、「今」に集中しています。
「良い気分になれて幸せ」
「他のことが気にならないくらい没頭している」
という状況を過ごすことなのですね。
料理や楽器の演奏、スポーツ、瞑想、あるいは寝たかったら寝る。人によって違います。
また、日常の環境、家庭や職場の中の良いところを見つけるのもおすすめです。
100%良い環境というのはなかなかないですが、
イヤなところはイヤでいいので、
別の部分で良いところはないかと探すのです。
そしたら何か見つかるはずです。
お給料が少ないのはイヤだけど、人間関係は良いとか、家から近いとか。
通勤時間が長いのがイヤだけど、仕事内容もやりがいを感じるとか。
イヤなところにではなく、良いところに焦点を当てる。
願望実現のためではなく、今幸せになることがゴールなのですね。
未来にこうなりたい、という願望は
今幸せになることで叶うもの。
今という瞬間を心地よさで満たしていくことで、結果的に願望が叶うのです。
だから「良いこと日記」がおすすめなのですね。
願望を叶えるために、今の幸せを見つけるのではなく、今幸せになったら願望が叶うのです。
今幸せになったら、願望が実現しようとしまいと幸せなのだからどっちでも良くなりますね。
そもそもどうして願望を抱くかというと、達成したら幸せになれると思っているから。
でも、真実はというと幸せになってしまったら、願望が実現しようとしまいとどっちでも良くなります。
すると叶うというわけです。
今日もお読みくださりありがとうございました。