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掃除・片付け③ 作業が進まないのはHSPで共感力が高いから? やる気アップ対策3つ

掃除・片付け。やる気が出ない。進まない。

やる気が出ない、モチベーションが続かないのは周囲に影響されやすいから

意を決して!?今回は我が家のリビング(2013年、2007年の写真)を特別公開!

HSP(Highly-Sensitive-Person)という敏感すぎる性質について最近よく本やネットで見ます。

(詳しくはこちらの本で知ることができます。ひといちばい敏感な子

私もおそらく当てはまるのではと近年気が付きました。

日本人は5人に一人くらいがHSPだともいわれているので決して珍しくはない気質・性格ですが、

周囲に対して空気を読みすぎたり、共感力が高いのですね。

敏感で繊細なわけですが、5人に1人とのことなので当てはまる人は多いかと思います。

そういったHSPと呼ばれる敏感で繊細な感性を持つがゆえ、日常生活のやりにくさを感じることも多々あります。

掃除・片付けをする際にも言えることで、たとえば

  • 掃除・片付けに取り掛かろうとするとなぜかやる気が出なくなり、テレビを見たりネットをしてしまったり他のことに注意を取られて作業が全くはかどらない。
  • やっとのことで取り掛かったとしても物の多さに負けてしまい、どっと疲れて集中力が持たない。
  • 結局片付けが中途半端なままになって精神的にももやもやが残ってしまう。

やろうとする意志はあるのに、なかなか思うように進まない理由の一つに

物の持つエネルギーの影響を受けてしんどくなるということが挙げられます。

物は純粋に見たら「物」ですが私たちはその物に「自分の思い」を投影しています。

お気に入りの物であれば割とすんなり整理整頓できるかと思うのですが、

「思い出の品」などは特にエネルギーを持っていて心がそこに引っ張られて

ついつい手に取って眺めたり、その物にまつわる出来事を思い出したりして作業が止まってしまうこともありますね。

こんまりさんが提唱する片付けの方法でも、思い出の品に手を付けるのは最後にするとのことです。

それだけ大変な作業になりますね。

「大切な思い出の品」のことは後回しにすることが大切です。※こんまりさんの片付けの順番を参考にすると良いです。

物のエネルギーに関して私の感じることを述べたいと思います。

共感力が高いと物の持つエネルギーによって疲れやすくなる

共感力が高いということは

それだけ感情の揺れ幅が激しいということでもあります。

人の話を聴く仕事やお世話をする仕事などでは大変役に立つ能力ですが

日常ではごちゃごちゃした環境や周囲の音が気になったりというストレスを抱えがちです。

共感力の高い人が整理整頓されたきれいな部屋を保つのが得意なように思えますが、

共感力の高い人全員が片付けが得意で常に整理整頓された環境で暮らしているわけではありません。

むしろ共感力が高いがゆえ、物に対しても人との付き合いに対しても多大なエネルギーを消耗し、

そのため片付け・掃除にまで手が回らないという方も多いかもしれません。

家族と同居しているとその家族の影響も受けます。

家族が散らかすタイプであれば、自分が片付けたくてもそのペースに巻き込まれてしまいます

散らかった部屋であっても片付ける必要性を感じにくくなったり、

片付けなきゃと思っていても気持ちの面で負けてしまったりします。

また家族がくつろいでいたりテレビを見ている時はそばに一緒にいないといけない気がしたり、

用事の手を止めて家族の話に耳を傾けるのが普通になっているため

それを止めて、自分だけ動きまわって用事をするということがやりにくくなります

掃除や片付けをしたくても、ついつい家族のペースに合わせてしまい、作業がはかどらなくなるのです。

聞き上手だけれどもどちらかというと主張が苦手、共感力の高い人は特にそうで、

周りの空気を読んでそれに自分を合わせてしまうことが多いのです。

私もいつもそんな感じなので、最低限の家事をするだけで精一杯で終わることがなく、

共感力の高い人は人から物を頼まれやすいということもあり、

用事で動き回っている時でさえ

「お茶ついで」

「つまようじ取って」

「ティッシュ取って」

「3階から充電器持ってきて」

など私でなくても自分でやればいいのにという用事を頼まれてしまい、ついついそれに従ってしまうのですね。

逆に人の自分の主張はしっかりとするタイプの人は

さっさとするべきことをこなしてテキパキを動けるのだと思います。

掃除・片付けの話を書いているのですが、結局は心の問題ということに行き着くのです。

心の問題、人とのコミュニケーションの問題、自分軸を取り戻す問題など。

これらを解決できれば家族のペースに巻き込まれて自分の仕事(掃除・片付け)が乱されることも無くなってくるでしょうが、それができないから掃除・片付けでまず「外」を整えていくということが必要なのかもしれません。

掃除・片付けをすると自然と自分の内面に目を向けるようになぜかなりますから。

で、HSPで共感力の高い人は人にも物にも影響されやすいという話ですが、

  • 「しょっちゅうは使わないけど必要なもの(重要書類など)」
  • 「使っていないもの」
  • 「使っているけど気に入っていないもの」
  • 「気に入らないけど置いてあるもらいもの」

これらが発するエネルギーにもいちいち反応してしまうので途中で疲れて作業が進まなくなるのです。

これらのものを目にすると

  • どこから手を付けていいかわからない
  • やることが多すぎてパニック
  • 見るだけで疲れる
  • 片付けをしないでそのまま放っておく方がらく

という状態になります。

しかし身の回りをきれいにする意味は心を整える、人生を整えることにもつながります。

掃除・片付けの目的は、

自分の内面に向き合い、

自分の人生にとって何が大切かという優先順位を明らかにし、

本当にやりたいことを悔いなくやれる状態に持っていくことにあります。

これはこんまりさんも断捨離のやましたひでこさんも同じことをおっしゃっています。

掃除・片付けは自分の本質へとつながスピリチュアルケアにも通ずるものがあるのです。

上記のような物を抱えているということは

表面意識では自覚せずとも潜在意識の中では

「やり残したことがある」

「気になることがある」

「なんかすっきりしない」

という心の中にゴミを抱えているのと同じなので、

自分自身のエネルギーの流れも滞り、

  • 本心に沿った行動をとりたくても腰が重い
  • 特に問題がなさそうでも常に何かが気になる
  • なぜかスムーズことが進まない
  • 目の前のことに集中できない

などといった邪魔が入ることが多くなります。

部屋の中のがらくたは心の中のごみが物理的次元に現象化したもの

という見方もできます。

敏感で繊細なHSPや共感力の高い人向けやる気アップ3つの方法~私の体験から

やる気アップ方法① 片付け本を読む。おすすめの著者はこの3人

共感力が高いということは周囲の人の言っていることとその感情を受け止め、

「うんうんそうだよね」

という気持ちになりやすいということ。

その能力を生かさない手はありません

片付けたい!掃除したい!というエネルギーを浴びて共感するのです!

家族や物のエネルギーに巻き込まれやすいのであれば

それに対抗するくらいの強いエネルギーを心に蓄えて掃除・片付けに取り掛かりましょう。

こちらの記事

>>>掃除・片付け① まずは「換気」と「捨てる」

にも書きましたが、窓を開けて換気をすることと、呼吸法で自分の中にもエネルギーをためておくことを忘れずに。

おすすめは定番ですが以下の3名の片付け本になります。

1.やましたひでこさん

新・片づけ術「断捨離」

読んだ感想:自分の気持ちに踏ん切りをつけられました。捨てたいけど捨てられない時、すぱっと割り切ることができるでしょう。

2.こんまりさん(近藤麻理恵さん)

毎日がときめく片づけの魔法

読んだ感想:片付ける順番がとても参考になりました。写真入りという点も良かったです。

3.カレン・キングストンさん

新 ガラクタ捨てれば自分が見える (小学館文庫)

この本はエネルギーが高いです!

上記のやましたひでこさんの『新・片付け術「断捨離』とこんまりさんの『毎日がときめく片づけの魔法』は

しばらくは片付けの参考に読んでいましたが昨年古本屋に買い取ってもらいました。

他の片付け本も今まで多く所有していましたが、本のおかげでその本自リサイクルに回すなどして

役目が終わったら手放しています。

私が持っているのは古いバージョンの『ガラクタ捨てれば自分が見える』です。

通称「カレン本」と呼ばれるこちらは

10年くらいずっと手元に残しており、

片付けの時期に必ず読んで家とメンタル面両方のメンテナンスも兼ねて活用しています。

人によってこの本は「怖くなる」という声も耳にしますが

それだ精神面に強力に作用する本だと言えましょう。

エネルギーの強さはその人の書いた本や文章からも影響が伝わるのだと思います。

人を動かす言葉だったり、教えだったり、長年読まれているベストセラーだったり

音楽もそうですし絵画もそうですが、

作り手の思い・エネルギーに加え何かスピリチュアルな次元の力が加わったようなものは

何十年、何百年と人々に力を与え続けるのでしょう。

少し脱線しました。

やる気・モチベーションを保つという話の続きです。

youtubeで関連の動画を見てモチベーションを保つのも良いかと思います。

しかしついつい別の関係ない画像を見てしまったりネットサーフィンをしてしまったりということにならないよう注意が必要です。

当てはまりそうな方は片付けの間はネットには触れないでおく方がいいかもしれませんね。

おすすめ本はやましたひでこさん、こんまりさん、カレン・キングストンさんは外せないという内容でした。

 

やる気アップ方法② 理想の部屋の画像を見る

(※↑これはネット上の画像から。我が家のリビングではありません。)

共感力が高くてあらゆるエネルギーの影響を受けるという人は

良いエネルギーの影響も受けやすいのでそれを活用しない手はありません。

やる気が出るようなBGMをかけるのも良し。

理想の部屋の写真を用意して繰り返し見ることでモチベーションもアップします。

「こんな部屋にしたい」

と目で見てイメージすることで、理想の部屋に近づくには何が不要なのかがまず明確になります。

他、おしゃれな店やカフェ、雑貨屋に行ってそのきれいな空間からやる気をもらうのも良いです。

シンプルでナチュラルテイストの部屋

モノトーンのかっこいい部屋

上質な家具にパキパキした色を配色したおしゃれな部屋

北欧風テイストの部屋

女の子が憧れるようなガーリーテイスト満載の部屋

カントリー風

落ち着く和室

アジアンテイスト

「こんな部屋にしたい」と具体的にイメージすることがやる気を保つコツです。

やる気アップ方法③ 部屋の写真を撮って現状を直視する

なんとなんと!我が家のリビングを公開してしまいました!

2013年の夏、これから片付けをするという時の部屋です。

ひどい散らかりですね~。下のが作業途中の写真です。

このように実際に部屋の写真を撮って「ショック療法」で片付けることもおすすめです。

(2013年の夏ですが、子どもたちを実家に行かせ、留守の間に片付けと

当時上智大学グリーフケア研究所に通っていたので、その課題レポートをやっている時の写真です。

合間に掃除と片付けのビフォーアフターのネット記事を書いてバイト代稼いでいました。)

普段はその空間で過ごしているので散らかっていることに対して感覚がマヒしているかもしれませんが

写真に撮って見るということで

第三者の視点から客観的に判断することができます。

普段よりも散らかりや汚さにより一層目が行くようになり

「理想の部屋」と比べることでその差を感じ、

片付けのやる気がアップするという方法です。

やる気をアップさせるために写真を撮るのであって、

決して自分を責めるために撮るのではありません。

あまりの部屋の汚さに自己卑下の念にかられ、

「こんな大変な作業終わるわけがない」と

余計にやる気をなくしてしまっては意味がないです。

この方法でやる気が無くなりそうだと感じている人は

部屋の写真は撮らずに作業を進めてください。

現状を直視する勇気のある方、

直視したことでやるべきことが明確になり、

片付けの助けになるという方にはおすすめです。

以上、やる気アップのための3つの方法

①片付け本を読む

②理想の部屋の写真を見る

③部屋の写真を撮る

でした。

最後に2006年の年末、つまり私が生死をさまよう直前にも大片付け・大掃除をしましたが当時の写真を載せておきます。

上の写真と同じ部屋です。

この状態が理想。2018年現在は家具やカーテンなど大幅に変わっております。

掃除・片付け。ナチュラル・シンプル、リビング。

子どもたちが小さくてかわいい。

夫が出張に行っている間に掃除したことを思い出します。

子どもたちも小さくて今みたいにあれこれ口出しされてペースを乱されなかったので

大幅に模様替えをしたのです。

(そのこともあって「生死をさまよう」→「劇症型気づき」があったのかもしれません。つまり内面も大幅に変化したということ。)

 

掃除、片付け、棚。ナチュラル、シンプル

次に続きます。

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