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スピリチュアルケア?臨床宗教師?わかりやすい漫画の紹介。

臨床宗教師。スピリチュアルケア師。マンガ。漫画。

スピリチュアルケアや臨床宗教師について興味があるけど、

私でもなれるのかな?

入院患者や余命を告げられた方、大切な人との別れを体験した人や

過酷な家庭環境で育って心の痛みを抱えている人の話を聴く仕事らしいということはわかってきた。

私もそういう苦しんでいる人の話を聴き、なにか力になりたい。

けど実際どんな人が活動しているのだろう?

なるための訓練は大変なのかなあ?

 

スピリチュアルケアや臨床宗教師のことをまだほとんど知らないという方向けの

わかりやすいマンガを紹介します。

また既に知っているという方にとっても心に響く作品だと思います。

 

マンガなのでわかりやすい!天野和公さんの「その悲しみに寄り添えたなら」

その悲しみに寄り添えたなら (コミックエッセイの森)

著者の天野和公さんとは大阪の研修でご一緒させていただきました。

本当に素敵な方です。漫画家でもあり才能豊かなかわいらしい方です。

小さなお子さんがいらっしゃる中、大阪で宿泊し一週間の研修を受けるというのは

その間家のこと、お子さんのこと、お寺のことを誰かにサポートをお願いするなどの準備が必要ですし、

「行っていい」というご家族の許可がまず必要だと思うので・・・。

(私もそうですが、家事をどうするのかとか、仕事は入れないでおこう、その分給料を数か月前からちょっとずつ積み立てて研修費に回そうとか、子どもたちの弁当はどうしようかとか・・・。

それでも行くんですよね。

マンガには「過去の傷えぐられまくりの厳しい研修というウワサ・・・・・・」とあります。

大阪の研修はそんなウワサがあったのねと改めて驚きですが(笑)。)

そこまでしてスピリチュアルケアの研修に参加する「強い覚悟」が当時天野さんから伝わってきたのを思い出します。

 

宗教家である著者ですが、マンガからは普通の一人の女性であり母親である等身大で飾らない人柄が伝わってきます。

臨床宗教師の学びについてや、グループワークについて、

体験したことがそのままマンガになっていてス~っと入ってきます。

文章のみの説明よりも、絵があることでとても分かりやすいのです。

また、過酷な状況にいる方の話を聴くということがどんな体験なのか、

その人のそばにいても本当に心も一緒にそばにいたのか、

相手のことではなく、自分のことを考えてしまっていたのではないか、とか

話を聴く側の「あり方」についても多くを学べます

 

個人的な感想ですが、著者のことをわずかではありますが、知っているだけに

いたる場面で涙が出そうになり、心揺れながら、でもとても温かい気持ちで読むことができました。

何度も何度も読んでしまいます。

ご家族のことや臨床宗教師になるための訓練、大阪でのスピリチュアルケアの研修など、

著者自身の心の葛藤や揺れ動く感情とそれでもその道に進みたいという尊い気持ちが伝わってきます。

スピリチュアルケアや臨床宗教師について「ハウツー」ではなく、

生身の天野和公さんがいて、だからこそ読む側に響きます。

そして出てくる登場人物に知っている人、お世話になっている人が多くて感激しました。

「うわー、これ〇〇先生や~。これは△△先生~。あ、◇◇先生も~!」と。

マンガの中で大阪の研修のことが書かれてありますが、

そこでのグループワークの一コマに私もちょこっといるのかしら!?このうちのどれかです。

その悲しみに寄り添えたなら。

(写真:「その悲しみに寄り添えたなら」の160ページ)

 

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