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野口晴哉先生の「風邪の効用」

人間であれば多かれ少なかれ皆「概念が変わる体験」「ビリーフが変わる体験」「価値観が変わる体験」を経て今の自分になっています。

私自身も何度も概念が変わる体験をしてきました。

若い頃は人間関係での悩みを多く抱えていたこともあり、場合によってはネガティブな方向に変わったことも何度かありました。

それ以降、人生観そのものがひっくり返るほど大きく変わった一つ目の目からうろこ体験は、生死をさまよった後。

見えない世界の存在をありありと感じました。

その後、生死をさまようほどではありませんが、ポジティブな方向に大きく変わった体験といえば昨年から今年にかけて。

これが二つ目の目からうろこ体験になります。

ぎっくり腰をきっかけに、色々と身体のことを学ぶうちに、認識が変わってきました。

治療に関しては、西洋医学の対症療法的な治療法はワクチンなどの予防法はかえって身体を弱らせ、より重い病気を誘発するという考えがあることを知りました。

もともと心のことをやっているので、例えば辛い出来事が起こる理由は、心の中の癒されない部分が、今度は癒されようとして出来事が起きている、という考えを持ってはいたのです。

ですので、同じことが肉体にも起きているのだろうな、と。

例えば、あるがんを避けようとして、不自然な予防を施してしまうと、その部分のがんは防げても別の部分に現れるのではないか、と感じていました。

また、恐れの心から病気の予防ばかりやっていると、病気は避けられても、事故に遭うなどして、学ぶべきことは結局は学ぶことになるのではないかという考えを持っていました。

ものごとを行う「動機」が安心ばベースにあれば安心できるような現実が創り出されますし、不安や恐れがベースにあれば、現実もそのようになるからです。

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恐れや心配ではなく安心にフォーカスしたいものです。

このように元々なんとなく感じていたことではあったのですが、

ぎっくり腰をきっかけに整体の本を色々と読むようになり、野口整体の創始者である野口晴哉先生の「風邪の効用」という本の内容にはびっくりさせられました。

風邪というのは、身体にたまった「偏り疲労」を解放させようとして引くのだそうです。

対症療法的に薬を飲んで治そうとするのは避け、(無理せず睡眠を取って休んでいると放っておいても治るものですが、)

自然治癒力を引き出すようなケアをし、治った頃には風邪を引く前よりも健康になっているという。

風邪によって偏り疲労が解放されたということですね。

うまく風邪を引くことで、元々あった持病なども改善されていくのだそうです。

逆に、風邪をこじらせたり、変に対処してしまうと、ますます偏り疲労は悪化。

風邪よりももっと思い病気を発症するといいます。

病気というのは、身体のゆがみから、筋肉や筋がこわばり、体液の流れが悪くなった箇所にできます。

その病気も不適切な投薬によって、症状は抑えられたとしても、根本が解決されたわけではないので、ますます偏り疲労は蓄積され、さらに重い病気を発症することになるそうです。

薬やワクチンの多くは偏り疲労を助長するものとのこと。

風邪を引き、適切に通過させることが大切なのですが、風邪も引けない体になってくると余計に危ないと。

病気というのは、身体のゆがみが定着し方より疲労があるから発症するわけなので、

健康を保つためには、日頃から骨盤、肩甲骨、背骨の体操を続けることが大切なのですね。

免疫を高めておくことなのです。

「風邪の効用」内容もとても興味深いのですが、野口先生の語り口調がまた痛快で面白いです。

また野口先生のおっしゃる「体癖」論も興味深い内容でした。

私の場合人の身体を見ても背骨がどうとか、歪んでいるとか、どこに重心を置いているとか、あまりわからないのですが・・・。

よっぽど歪んでいる人の背中はわかるのですが、若い人のはわかりません。

この本を読んでいたら、コロナのワクチンを打っていなかったと思います。

打った時はコロナが流行りまくっていて何人か知人がかかりました。そのうちの50代の男性は重篤な状態になり、ECMOでの治療まで悪化。数か月間意識が無かったそうです。

そんな背景もあり、安心だからという理由で1回目と2回目は打ったのですが、その後指の関節が痛くなったのです。

で、その数か月後に3回目を打ちました。

3回目の時は「できればもっと日数を空けてから打ちたい」と思っていたのですが、当時のパート先であるグループホームで、提携している医療機関に予約されてしまい、打つことになりました。

3回目を打つ時はワクチンに対してかなり懐疑的になっていたので、本当はイヤだったのですが・・・。

でも今までインフルエンザワクチンも打ち続けてきましたし、頭が痛かったら鎮痛剤をすぐに飲んでいましたし、花粉症の薬は毎年のんでいる始末で、結構薬には頼ってしまっていました。

それでも今年は花粉症は改善されて、頭痛は数年前からほとんど無くなりました。

「風邪の効用」の中で風邪を引いた時にやると良いと紹介されている方法には

「え?こんなに単純な方法で効くの?」

「足湯ってほんとに効果あるの?普通に湯舟に全身つかるのとどう違うの?」

などと頭でっかちな現代人は思うかもしれませんが、風邪を引いたら試したくなります。

自分の中にある治癒力を信じ、身体を整えることで健康になっていくのですね。

今日もお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

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