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メンタルブロック。自己アピールできず遠慮してしまう。私の体験談

メンタルブロック。自分を表現してはいけない。人を出し抜いてはいけない

これは子ども時代に抱えていたメンタルブロックです。

メンタルブロックは一つだけではなく、複数抱えていて、それぞれが背後で絡み合っています。

私の場合は「女性らしくあってはいけない」「自分を表現してはいけない」というブロックが強い力を持っておりました。

「自分を表現してはいけない」というメンタルブロックは今ではずいぶんと解除されていて、このようにブログを書くこともできています。

子ども時代は「私なんかが・・・・」という気持ちが強くて、ありのままの自分を表現することができませんでした。

 

他のページにも書いたことがあるのですが、幼少期から小学校低学年にかけて「お姫様」や「可愛い女の子」を描くのが好きでした。

しかし、保育園や学校では描くことができず、いつも「地味な女の子」の絵ばかり描いていたのです。

どうして自分の描きたい絵ではなく、時間つぶしでしかない「地味な女の子の絵」を描いていたのでしょうか

 

■私が目立つことをしてはいけない

■好きなように表現してはいけない

■周りの子が抱く私に対するイメージに従わないといけない

■人より優れていることを示してはいけない

■他の子を優先しないといけない

■他の子から華を奪ってはいけない

このような気持ちを抱いておりました。

子どもだったので言語化はできなかったものの、周りの空気を読んで自分の行動を色々コントロールしていました。

上記のようなメンタルブロックを抱くに至った背景は、両親もまた同じようなメンタルブロックを抱えていたからでしょう。

親に色々言われたからという以外にも、親が思っていることを自然と感じ取っていたのだと思います。

私はHSPで共感力が高いですし、親の生活態度から親の抱える「価値観」「ビリーフ」までもが伝わってきて、それを自分の「価値観」「ビリーフ」であるかのようになってしまったのです。

 

「本当はお姫様や可愛い女の子を描きたいけど、嫉妬されるからやめておこう」

「絵が上手いと思っている子よりも私の方が上手かったらその子が傷つくかもしれない」

 

自分で言いますが私は絵は下手ではなく、クラスの1位2位を争うくらい上手でした。

「花」や「風景」など何か題を出されて描くのは平気で、堂々と描けるのです。

こういう絵も描けますし。

課題を与えられたら描けるのに、描きたい絵を自由に描けないのは

「女性らしくあってはいけない」というメンタルブロックも絡んでいます。

花とか猫とか景色とかはのびのびと描けるのに「女性性」を象徴するような絵が描けないというのは、

「私は女の子らしくしてはいけない」

「みんな私のことを地味だと思っているからそのように振る舞わないと」

と心の奥で思っていたからでしょう。

 

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「自分を表現できない」メンタルブロックが解放されたきっかけ

小学校2年生の時、Cちゃんという転校生が来ました。

その子ととても仲良くなり、私はCちゃんの前ではお姫様の絵を描くことができました。

ある日その絵をMちゃんが見て

Mちゃん:「誰が描いたん」

Cちゃん:「りえちゃんやで」

Mちゃん:「え~うっそー。りえちゃんフツーの女の子の絵しか描かんで。ほんとにりえちゃんが描いたん?」

私:「うん」

という出来事がきっかけで、「描いてもええんや」ということがわかり描けるようになりました。

お姫様の絵を描いたところで、誰も嫉妬しませんし誰も傷つきませんでした。

 

「あんたは地味やからこんな絵描いたらあかん」と言ってくる子もいませんでした。

そして特別褒められることもありませんでした。

「可愛いね」くらいは言われたと思いますが・・・。

 

この頃から、左利きを隠して右手ばかりを使っていたのを、人前で左手を使えるようにもなりました。

しかし既に右手が利き手のようになってしまい、字を書くときと箸を持つ時は右手の方が使いやすかったです。

左利きを直されたのも世間の常識に従う親の影響ですね。

 

絵であればまだメンタルブロックも解放されやすかったのでしょう。

 

もっと深い部分の願いはなかなか叶わず・・・・。

髪の毛を伸ばしたい

というのが当時の本心本音の願いでした。

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髪の毛が伸ばせないことが私にとって根深いメンタルブロックでした。

それに比べたら「人前でお姫様の絵が描けない」のはまだ浅いのでしょう。

女性性のメンタルブロックは大人になってから解放に向かいましたが、まだ少し残っているように思います。

 

何度かカウンセリングやセラピーも受けましたし。

今は子ども時代とは比べものにならないくらい生きやすいです。

 

今日もお読みくださりありがとうございました。

 

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