人間関係がしんどくなる理由はコミュニケーションがうまくいかないから。
うまくいくコミュニケーションとは、自分の言いたいことを相手に的確に伝えられ、相手も相手の言いたいことを伝えられる、相手の言い分にも耳を傾けることができる、という状態ですね
自分の気持ちも相手の気持ちも大切にできる状態が、コミュニケーションがうまく行っている状態です。
逆にうまく行っていないコミュニケーションのパターンは
・攻撃
・受け身
・攻撃と受け身がミックス
が挙げられます。
攻撃というのは相手の気持ちを無視して、自分ばかりが主張すること。
受け身は相手の主張ばかり聴き、自分の気持ちを抑えて我慢してしまうこと。
攻撃と受け身がミックスされた状態というのは、相手の攻撃に対してあからさまに攻撃で返すのではなく、イヤミを言ってしまうなどの状態。
コミュニケーションがうまくいかない、モヤモヤ、イライラが募るというのは、3つのうちのどれかに当てはまります。
このようなブログを読む方は、「攻撃型」は少なく、受け身型、ミックス型の方が多いでしょう。
人間関係で問題を抱えていても、コミュニケーションパターンが「攻撃型」の場合、「問題は自分ではなく相手にある」と思っているから攻撃するのですね。
頭ごなしに自分の主張をすることが多いかと思います。
ですから、自分のコミュニケーションパターンに問題があるとは思っていないので、このようなブログを読むことは少ないでしょう。
人間関係で悩みを抱えていて誰かに相談するというのは「受け身型」「ミックス型」が多いです。
どうして悩みを抱えてしまうかというと、
自分の本音が出せないからですね。
苦手な人の前で本当に言いたいことが言えない。伝えられない。
言ってもわかってもらえない。
だから消化できない思いを自分で抱えることになってしまう。
しかし受け身型だけの問題ではなく、攻撃型もまた「どうせわかってくれないだろう」という相手への不信感があるから、相手が逆らえないように力づくで言いくるめているとも言えるのです。
どちらも
「相手が受け止めてくれるか信じられない」
「自分の気持ちはちゃんと受け止めてもらえるのか、疑っている」
のですね。
このような状態は自分の中で、自分の気持ちを受け止める練習をしていくと徐々に改善されていきます。
結局のところ、他人の言動というのは、自分が自分に対して言っていることの反映です。
自分が自分に優しくなれば、他人はあなたに優しくなります。
自己否定をしていると、他者からも否定されるという現象が起きます。
不思議ですが、潜在意識のことを学んでいるとそういうことになっているということがわかってきます。
自分でも自分の気持ちがわからない、ということがありますが、他人から言われたことがぐさっと来る場合、それは自分で自分を否定していることの反映だったりします。
表層の意識ではわからなくても、そのようにして潜在意識は教えてくれているのです。
自己否定をやめ、自分に優しくするというのは、
他人や社会に合わせて、都合の良いように自分を変えるのではありません。
むしろその逆で、どんな自分、どんな黒い感情を抱いている自分でもこれが私だと認め、受け止めること。
嫌いな人がいてもいいし、ウソをついて我慢してしまう自分でもいいのです。
困ったことや悩みがあれば、信頼している人に聴いてもらったり、自分でその気持ちを受け止めます。
それを繰り返すうちに、だんだん癒されてきます。
以前はちょっとした頼み事ですら
「こんなこと言っても無駄かな」
「このことを伝えたいけどどうせ聴いてくれないからやめておこう」
と思っていたのが、自己受容が進むと
「このことを伝えたいから伝えよう」
「叶わないかもしれないけど自分の希望を言ってみよう」
「嫌われるかもしれないけど、〇〇さんに会って話したいから行動しよう」
と勇気がわいてきます。
以前は自分に対して「禁止令」を出していたかもしれませんが「許可」できるよう変化してきます。
相手に対してもっと優しく接したい時なども、「失礼になるのでは?」などと考えて行動を控えてしまっていた状態から、「どう受け取るかは相手の問題。拒否されたら傷つくけど、傷つくことを恐れていたら伝えたいことも伝わらない」と思うようになり、結果はどうであれ、自分の本心に従って行動できるようになってきます。
これってかなり生きやすい状態です。
その状態が「今ここ」に生きるということ。
自分の気持ちに正直に、相手にも思いやりを持って接することができる状態です。
自己受容が深まり、自分との仲が良くなると、おのずと他者とのコミュニケーションもうまく行くようになります。
自己受容が深まると、他者のことも受容ができるようになってきます。
自分の気持ちを感じ取ることができるようになれば、相手の気持ちもより感じ取れるようになってきます。
「このことを伝えたいけど今言って大丈夫かな」
と迷う時がありますが、コミュニケーションがうまく行かないパターンの一つに、相手がまだ受け入れ態勢ができていないのに、こちらの言い分を押し付けてしまい、こじらせるということがあります。
例えば相手にとって役に立ちそうだからとアドバイスを言いたいという時。
相手が自分の言い分を聴ける状態かどうかを見極めて言わないとアドバイスを言っても伝わりません。
「こっちの言いたいことを聴いてもらえなかった」
「やっぱり私が間違っていたのか」
という思いを抱かせてしまうことも多いです。
アドバイスが役に立つかどうかは、相手がそれを受け取れる状態かどうかで違ってきます。
そして相手が受け入れ態勢でないな、という場合は相手の気持ちをまずは聴く、ほぐす、理解しようとこちらが聴く。
気持ちが落ち着いている状態に導くために、まずは相手の話を聴く。
聴くというか、話を聴くというのは一つの方法であって、つまりは相手の気持ちを尊重し、受け止めていますよ、という態度が伝われば、相手も心を開きます。
要は自分次第なのです・・・。
コミュニケーションというと、自分と相手のやりとりですが、自分の在り方で変わってくる。
相手を尊重できない、という場合はまずは自分の気持ちを尊重することから。
自分を受け止めて、受容して、初めて相手のことも受け止められるようになってきます。
すると、相手もこちらを受け止めてくれるようになり、結果言いたいこと・気持ちが伝わるようになってきます。
しかしこの段階で直面することがあります。
「嫌われること」
です。
そしてこの「嫌われること」は自己受容できていない段階の「嫌われること」ではなく、自己受容した先の「嫌われること」であり、段階が異なります。
自分の覚悟を勇気が問われます。
自己受容が深まったら、相手に嫌われることは少なくなりますが、それでもゼロではありません。
そもそも、相手に好かれる、嫌われる、というのは結果です。
大事なのは自己受容。
相手に好かれる、嫌われる、ということが気になる、自分の中で比重が大きいというのは、自己受容できでていないからです。
自己受容ができていないから人の目が気になる。
まずは自己受容、そして、その自分を相手が受け止めてくれるかどうか、結果は天にお任せなのですね。
相手が好ましい反応をしてくれるだろうという期待はしない。
どんな結果でも受け止める。
だから、自分の言いたいことを言った結果嫌われることもあるわけですね。
そして不思議なことに、自分にとってハードルが高いな、という相手ほど近くにいたりするのですね~。
ほとんどの場合「家族」です。
遠慮が無い分、相手を尊重することを忘れて自分の主張ばかりしてしまいがち。お互いに。
そしてなぜか「課題」もレベルが上がってくるというか・・・。
断りたいけど断れない、やめたいけどやめられない、だって家族のためだから、というような課題を抱えがちです。
「家族のため?」という一見常識に見えるこの考え方もやっかいですね。
あなたその行動、喜びながらやっている?負担に感じてない?自己犠牲してない?
家族のためと言いながら、自分のためになってるの?と。
自分いじめしていないですか?と問いたくなるような・・・。
今日もお読みくださりありがとうございました。