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奥平亜美衣さん「欲求の4段階」。私がみた使命のビジョンはどの段階?

私が自分の使命のビジョンを見たのは28歳、死にかけた体験によって意識が研ぎ澄まされた時でした。

使命というか、自分の未来の姿を一瞬見たのです。

後頭部に電流が入ったような感覚になり、脳内に映像が浮かびました。

たった1,2秒のことでしたが、その瞬間それまで体験した一つひとつの出来事の意味がつながりました。

⑩使命?啓示? 2012年執筆記事 原文まま

 

その後、その体験が忘れられずまた、一体あれは何だったのだろうかと探求活動が始まりました。

同じような体験をした人物をネットで探すと、

マザー・テレサ

ジャンヌ・ダルク

など歴史上の人物が出てきました。

その数年後には二人、同じような体験をした方と出会いました。

いきなり自分の使命を知らされるという劇的な体験は特別な人だけに訪れるのだという先入観がありましたが、誰でもたましいにつながればわかるもののようです。

私の場合は「死」という自我にとっては一大事の出来事を通り、また3人目の子を同時に失ったこともあり、

自分の力で現実をどうすることもできないという自我の降参状態になったことが、宗教的な次元へとつながった理由だと思います。

 

ですが、生死をさまようなどのインパクトのある体験を持っていなくても、

自分のたましいと繋がっていれば

静かなインスピレーションとして、気づくこともあると思います。

奥平亜美衣さんの著書

「創造」の教科書 「引き寄せ」の教科書 最終編」には

「欲求の四段階」という内容があります。この本では主に第一段階と第二段階について述べられています。

以下p.16~17より

■第一段階

思考と肉体の欲求

■第二段階

魂の欲求

■第三段階

真理への欲求

■第四段階

宇宙創造への欲求

さらに

■第一段階

自分とは肉体と脳(思考)である。死後の世界をまったく信じていないか、死後の世界はあるかもしれないけれど、基本的にこの人生がすべてであり、現世の利益を最重要視している。

■第二段階

自分とは肉体と脳(思考)でもあるが、本質は魂であり、肉体が死んでも魂は消滅することはない。何度も輪廻転生をして成長していくことを確信していて、現世を充実させていくことと同時に、魂の成長が大事だと考える。

■第三段階

自分とは空(くう)であり、形のない意識である。

■第四段階

自分とは、空であると同時にあの世もこの世も含め、宇宙の一切と創造した創造主であり、創造されたすべてであり、無限である。

 

引き寄せの法則では、欲しい未来をありありとイメージしたらいいとか、

すでにそうなったつもりで行動すればいいとか、

アファメーションが効果的だとか、

決めたら後は委ねて良い気分で過ごすとやがて叶うとか

色々言われています。

これらは、欲求の段階によって叶え方が異なるためです。

第一段階の欲求は「思考と肉体の欲求」とあり、これは三次元から、たましいの次元に向かっている欲求と言えましょう。

自分で行動し、その行動に伴って願いが叶っていきます。

ですので、いわゆる犯罪など悪事を働くことや、人を蹴落としてでものし上がってやる

みたいな利己的な欲求も

「こうすれば絶対に叶う」と信じ切っている場合は叶います。

引き寄せでは「良い気分でいることが大事」と言われています。

しかし、良い気分でないにも関わらず願望が実現することもありますね。

なぜかというと、叶って当たり前と信じ切っているからですね。

 

また、願望が実現したとしても本人が幸せとは限りません。

波動は安定していない段階です。

外国語の習得もこれに近いかもしれません。

私も英語が話せますが、

意図「英語を話せるようになりたい」

行動「英語をたくさん練習し」

叶う「英語が話せるようになった」

というプロセスなのですね。

途中、良い気分で過ごせたかというと、そうでもないです。

英語の練習は楽しいものもあれば苦行のようなものもありましたし。

 

第二段階の「魂の欲求」は魂の次元から、肉体の次元に欲求が降りてきたものだそうです。

魂の欲求を思考がキャッチしているということです。

その欲求というのは

情熱を感じること、勝手にやってしまうこと、心が喜ぶこと、無理せず自然体でできること、

そしてそれは自分だけが楽しい、自分だけが得をするというものではなくて、

自分も満たされ他者にも喜ばれるもの。

世間の常識やそれまで抱いてきた価値観から判断すると、

ばかげてみえるようなものであったり、

うまくいくわけがないからやらずにいよう

などと思っても、なぜか人生の方向がそちらに向かってしまったり。

頭の考えからやっていることが強制終了になって魂の道に進まざるを得なくなったり。

 

私の「使命を見る体験」は魂の次元から降りてきたものでしょう。

顕在意識ではそれを「やりたい」という思いに気づいておりませんでした。

しかし、脳に直接ダウンロードされたような電流の流れる感覚は忘れることができませんでした。

未来の自分の姿、それは英語で講演していたのですが、私の講演を聴きながら涙を流している白人の女性がいました。

講演の内容は、心のこと、生き方のこと。

涙を流している白人女性はおそらくイギリスかアメリカの女性で、自死を考えるほどの辛い状況にあるというビジョンが視えました。

このビジョンはほんの1,2秒のこと。

次の日、実はある助産師さんにこのことを話すと、不思議なことに話の通じる方だったのです!

本当に人のご縁というのは不思議なもので。

でもそれって必然なのでしょうね。

いきなりスピリチュアルな次元の話をしたにも関わらず、驚かれることもなく、ごく自然に会話ができたのです。

私は前日に見た使命ビジョンに向かって即進めばいいのかと半ば混乱状態で訊いたのですが、「自然にしてたらいい」と。

自然にしてたらどんな行動を取ればわかってくるということをおっしゃっていました。

ちなみにこの助産師さんは周産期のグリーフケアで有名な方で。

なんと数年後にグリーフケア活動の場で再会。

当事者として協力させていただいたこともあります。

さて、話に戻ります。

その後、身体は回復し退院することになりました。

いきなり英語で講演??と使命のビジョンを見た直後は混乱をしていましたが、

その後は通訳学校に通ったり、ワールドビジョンでインドの子どもの経済的なサポートのボランティアをしたり。

実はどちらもいまいちピンとこなかったのです。

体験してみて、「これはちょっと違うな」と気づくことができて良かったです。

使命に繋がるのは「心のケア」というキーワードはわかっていて、臨床心理士や精神保健福祉士などの資格を取ろうかとも思いましたが、「なんか違うな」といずれも心が動きませんでした。

しかしある時「グリーフケア」という言葉を知り、「これだ」と思ったのですね。

その数年後に上智大学グリーフケア研究所に入り、今の活動に至ります。

これも引き寄せ風にいうと、グリーフケアという言葉を知った私が、グリーフケアを学びたいと思ったから

上智大学グリーフケア研究所が現れたのです(笑)。

量子力学、意識したものが現れるのです(笑)。

 

「使命を見た」のは魂次元から降りてきたものでしょう。

しかし、その使命の中身が果たして私に向いているのかどうかは全くわかりませんでした。

英語は話せますが、他者の心に寄り添うことが本当にできるのか?

グリーフケアを学んでいる時も、深い充実感を感じるものの、

実際に現場で他者のケアをさせていただく経験がなかったのです。

グリーフケアの経験も、カウンセリングの経験も。

自分に向いているかどうかわかりませんでした。

でも実際に現場で関わらせていただくようになり、ゾーンに入るというか、他の仕事では得られない感覚を感じました。

いくら未来の自分の姿を見た、使命がわかったからといって、自分がそれをやりたくない場合はどうするんだ?と思ったこともありましたが、使命がどうのこうのというより、やりたい気持ちの方が大きくなっていました。

使命のビジョンを見てから、ライフワークに辿り着くまでの道のりを書いています。

まだ途中ですがよろしければどうぞお読みください。心の声と頭の声とのはざまで一進一退しつつ今までやってきました。

関連記事:ライフワークへの道のり

実は中学、高校の時に「カウンセラーになりたい」と本気で思ったことがありました。

しかし当時5歳からずっと英語を続けていて英語が得意科目、私から英語を取ったら何も残らない、というくらい英語にのめり込んでいたため、進路は英語方面を選んだのです。

そしてカウンセラーになりたかったことは半分忘れておりました。

 

奥平亜美衣さんのおっしゃる「欲求の第二段階」では

願いを放った後はそれはもう決まった予定として信頼して待つ、心地よく過ごす、すると叶うとのことです。

意図したら委ねる、日常を楽しんでいたらいつのまにか勝手に叶うということ。

 

私自身の感覚としては、第一段階の欲求は叶うものもあれば叶わないものもあって、安定はしていません。

特にエゴからの欲求や不足感を埋めたい、優越感を感じたいという欲求は、十代、二十代の頃によく抱いておりましたが、

「これは叶えさせてくれんのやろうな」ということがなぜかわかるのですね。

そして、エゴからではなく純粋な欲求も叶いにくいものがあり、それは自分自身で無意識にブロックしているのですが、

罪悪感や、無力感が邪魔していたということがわかりました。

第二段階の欲求というのは魂の欲求なので、エゴを超越していますね。

ですから、欲求というよりむしろ「当たり前」の感覚といいましょうか。

私はグリーフケアやカウンセリングの他にも、真理を知りたいという欲求があって、それには本当に困らないのですね。

今やそのような内容の本やブログが巷に溢れていて、

真理を書いているとは期待せずに図書館で何気なく取った本にもすごいことが書かれてあったりして。

スマホ1台あれば家にいて真理について知ることが出来るのですからすごい時代ですね。

それから、覚醒体験については私は願ったわけではないのです。

しかし、これも「覚醒体験したい」という願望が叶ったのだとしたら・・・・・。

おそらく過去生において願ったのでしょうね。

で、それがその過去生では叶わなくて今生で叶ったということではないかと思います。

元々私たちは潜在的には「仏になりたい」という欲求を持っているそうなので。

仏という例を出しましたが、仏教徒でなくても「本当の自分になりたい」「真理を知りたい」という欲求は誰にでもあり、みながそれを叶える流れに本当は乗っているのですよね。

表層の意識の上では忘れているだけで。

どの段階、どの人生でそれが発現するかは異なりますが。

 

今日もお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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